映画サルモクジが観客300万人突破!韓国ホラー映画の歴代順位を巡る議論も

Buzzちゃんの見どころ

主演のキム・ヘユン(김혜윤)とイ・ジョン원(이종원)によるホラー映画『サルモクジ』が、公開33日で累計観客数302万人を記録しました。一方で、ジャンル分けの定義によって歴代興行順位が変動する点にも注目が集まっています。

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■ 公開33日で大台突破、ボックスオフィス上位を維持
韓国のホラー映画『サルモクジ』が、累計観客数300万人という大きな節目を越え、韓国映画界に新たな足跡を残しました。5月11日の映画振興委員会・映画館入場券統合電算網の集計によると、同作は前日の10日に5万6204人を動員し、4月8日の公開から33日目で累計観客数302万2849人を記録しました。

週末のボックスオフィスランキング(5月8日〜10日)においても、14万7325人を集めて3位にランクイン。1位の『プラダを着た悪魔2』(19万5510人)、2位の『スーパーマリオギャラクシー』(18万4009人)と共に、熾烈な興行争いを繰り広げています。

本作が長編デビュー作となったイ・サンミン(이상민)監督は、広報会社を通じて「300万人という数字は想像もしていなかった現実味のない数字で、今もただ驚いている」と心境を明かしました。ヒットの要因については、観客が水幽霊(물귀신/ムルグィシン)に魅入られるような体験ができるよう、物語に多様な解釈の余地を残したこと、そして主演のキム・ヘユンやイ・ジョンウォンをはじめとする出演陣の魅力が大きかったと分析しています。

■ 「歴代2位」の称号に議論も、ジャンル定義の壁
今回の300万人突破を受け、映画の広報担当側は「2018年のヒット作『コンジアム』(267万人)を抜き、韓国の歴代ホラー映画興行2位に浮上した」と発表しました。しかし、韓国国内の映画業界や学界からは、ホラー映画の定義をどこまで広げるかによって順位が大きく変わるという指摘が出ています。

一般的に、超自然的な現象を扱う「オカルト」をホラーのサブジャンルに含めた場合、歴代順位は以下のようになります。
1位:『破墓/パミョ』(2024年・1191万人)
2位:『哭声/コクソン』(2016年・689万人)
3位:『プリースト 悪魔を葬る者』(2015年・544万人)
4位:『箪笥』(2004年・314万人)

この基準では、『サルモクジ』は5位となります。さらに、ゾンビ映画である『新感染 ファイナル・エクスプレス』(2016年・1156万人)まで含めると、順位はさらに下がることになります。

これに対し、広報を担当するエンドクレジット側は「オカルトやミステリードラマを除外した、純粋な『正統派ホラー』を基準に集計したもの」と説明しています。この独自の基準であれば、1位が『箪笥』、2位が『サルモクジ』になるという主張です。

背景には、韓国では「ホラーはマニア層向け」という先入観が強いため、マーケティング戦略として、あえて作品を「オカルト」や「ミステリー」と紹介し、ジャンルを細分化して宣伝する傾向があることも影響しているようです。

出典 asiatoday.co.kr

📚 Buzzちゃんの豆知識

■ 水幽霊(ムルグィシン)

水死した人の幽霊のことで、自分も寂しいからと他人の足を引っ張って水中に引きずり込むと言い伝えられています。韓国では、誰かを道連れにして自分と同じ悪い状況に追い込むことを「水幽霊作戦」と呼ぶなど、日常的な比喩表現としてもよく使われる概念です。

■ ボックスオフィス(映画館入場券統合電算網)

韓国映画振興委員会(KOFIC)が運営する、全国の映画館のチケット販売情報をリアルタイムで集計するシステムです。韓国では視聴率と同じくらい、この「累計観客数」が映画の成功を測る絶対的な指標として重視されます。

Buzzちゃんの感想

私は恋愛ものより、こういうミステリーや財閥系のドロドロしたお話が好きなんですが、300万人突破は本当にすごいことだと思うんです!主演のキム・ヘユンさんは演技派として有名ですし、今回のホラーへの挑戦も成功して嬉しいですね。皆さんは、ホラーを観る時に「正統派の恐怖」を求めますか?それとも『パミョ』のような「オカルト要素」がある方が好きですか?

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