身分差を超えた世紀のロマンスへ!韓国系女優ハ・イェリンが世界的大ヒット作ブリジャートン家のヒロインに抜擢

世界中のファンが熱狂しているNetflixの超人気オリジナルシリーズ『ブリジャートン家(19世紀初頭のロンドン社交界を舞台にしたロマンス時代劇)』。その最新作となるシーズン4のヒロインに、韓国系の新星女優が抜擢されたというニュースが、今、韓国国内で大きな話題を呼んでいます。

注目の主役は、ハ・イェリン(하예린)。彼女が演じるのは、次シーズンの主人公ベネディクト・ブリジャートン(ルーク・トンプソン(루크 톰슨))の運命の相手となる「ソフィー」役です。

今回のキャスティングがなぜこれほどまでに熱い視線を浴びているのか、そして韓国のファンがどこに「胸アツ」を感じているのか、その背景を詳しく紐解いていきましょう。

■「ソフィー・ベケット」から「ソフィー・ベク」へ。制作陣が込めた敬意

原作小説でのヒロインの名前は「ソフィー・ベケット」でしたが、ドラマ版ではハ・イェリンのルーツを尊重し、「ソフィー・ベク(Sophie Baek)」へと変更されました。

韓国では「ソン(姓)」、つまり名字をアイデンティティとして非常に大切にする文化があります。単にアジア系の俳優を起用するだけでなく、その俳優の背景に合わせてキャラクターの設定を調整したことは、グローバルな多様性を重視するNetflixらしい配慮であり、韓国のファンにとっても「私たちの文化が尊重された」と感じさせる誇らしいニュースとなりました。

物語の核心となるのは、まさにタイトルにある「身分差の克服」です。ソフィーは伯爵の私生児として生まれ、メイドとして働きながら不遇な生活を送る、いわば「現代版シンデレラ」。

ここでいう「身分差」とは、韓国でいうところの「カースト(階級)」のような厳格なもの。韓国ドラマでもよく見られる「御曹司と苦労人のヒロイン」という構図に近いですが、舞台は19世紀の英国貴族社会。より閉鎖的で厳しい伝統のなかで、韓国系のヒロインがどのようにブリジャートン家という名門に「韓国人の嫁(ハニン・ミョヌリ)」として迎え入れられるのか、その過程が最大の見どころとなります。

■サラブレッドの血筋?祖母は韓国の国民的俳優ソン・スク

ハ・イェリンという女優について語る際、韓国で必ずと言っていいほど言及されるのが、彼女の華麗なる家族構成です。実は彼女、韓国演劇界の重鎮であり、数々のドラマや映画で「国民のおばあちゃん」的存在として愛されているベテラン女優ソン・スク(손숙)の孫娘なのです。

ソン・スクといえば、かつて韓国の環境部(省庁)の長官を務めたこともあるほどの著名人で、その演技力と気品は折り紙付き。ハ・イェリン自身、オーストラリアで育ち、ドラマ『HALO(ヘイロー)』などの海外作品でキャリアを積んできましたが、その根底には韓国を代表する名優の血が流れているといえます。

韓国のネット上では「あのソン・スクさんの孫なら、演技力は間違いない」「気品あふれる雰囲気がソフィーにぴったり」といった、期待を込めたコメントが溢れています。

■「K-シンデレラ」が世界を席巻する日

韓国では、格差のある恋愛や結婚を描く際によく「嫁入り(シジプ・カギ)」という言葉が使われます。今回のニュースが「ハニン・ミョヌリ(韓国人の嫁)として次シーズンを予約」と報じられたのは、世界的に愛される『ブリジャートン家』という物語のファミリーの一員になることへの親近感と期待が込められているからです。

また、本作は「コルセットを脱ぎ捨てた時代劇」とも言われ、華やかな衣装や官能的なロマンスが見どころですが、ハ・イェリンが東洋的な美しさをどのようにドレス姿に調和させるのかも、ファッション好きのファンにとっては見逃せません。

「身分差」という、韓国ドラマでもお馴染みの普遍的なテーマ。それを、今最も勢いのある韓国系の俳優が、ロンドン社交界という舞台でどう演じ切るのか。ベネディクトとの「世紀の恋」の結末を、世界中が、そして誰より韓国のファンが固唾をのんで見守っています。

グローバルスターへの階段を駆け上がるハ・イェリン。彼女が描く新しいソフィー・ベクの姿、皆さんはどんな期待を持っていますか?韓国系ヒロインが王道のロマンス

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