1000万人突破目前の大ヒット作も!2026年3月の韓国映画界は国民的女優からハリウッド進出作まで超豪華ラインナップ

厳しい寒さが和らぎ、韓国の映画界にも温かな「春の風」が吹き始めました。現在、韓国の劇場窓口を熱くさせているのは、歴史大作『王と生きる男(原題:왕과 사는 남자)』の快進撃です。本作はすでに観客動員数1000万人突破が確実視されており、まさに社会現象を巻き起こしています。

韓国において「1000万人観客」というのは、日本の「興行収入100億円」以上の重みを持つ特別な数字です。韓国の人口が約5100万人であることを考えると、国民の5人に1人が見た計算になり、まさに「国民的映画」の称号を得るための絶対条件とも言えます。そんな『王と生きる男』が独走するなか、3月の映画界にはアニメーションからコメディ、本格アクションまで、バラエティ豊かな新作たちが続々と名乗りを上げています。

今回は、日本の韓流ファンなら絶対に見逃せない、3月公開の注目作をピックアップしてご紹介します!

■「名脇役」から「唯一無二の主役」へ!ヨム・ヘランが踊る希望のステップ

まず注目したいのが、3月4日公開の『マッド・ダンス・オフィス(原題:매드 댄스 오피스)』です。主演を務めるのは、日本でも大ヒットしたドラマ『ザ・グローリー 〜輝かしき復讐〜』の復讐の助っ人役や、『マスクガール』での強烈な母親役が記憶に新しい、演技派女優のヨム・ヘラン(염혜란)です。

彼女が今回演じるのは、24時間休む間もなく完璧に生きてきた区役所の課長、クヒ。人生の崖っぷちに立たされた彼女が、情熱的な「フラメンコ」に出会い、自分自身を取り戻していく姿を描きます。

共演には、映画『ロギワン』での熱演が光った若手実力派のチェ・ソンウン(최성은)や、人気ガールズグループ・OH MY GIRL(オーマイガール)のメンバーであり、俳優としても着実にキャリアを積んでいるアリン(아린)が名を連ねています。特にアリンは、ヨム・ヘランの娘役として「遅れてきた反抗期」を演じるとのことで、二人の母娘ケミ(相性)にも期待が高まります。

韓国は、日本以上に「公務員」が安定した職業として高い人気を誇る社会です。そんな安定の象徴である公務員が、情熱のダンスに身を投じるというギャップは、日々を懸命に生きる日本のファンにも「自分らしく生きる勇気」を与えてくれるはずです。

イ・ドンフィが自分自身を演じる!?抱腹絶倒のメタ・コメディ

3月18日には、個性派俳優イ・ドンフィ(이동휘)の魅力が爆発する『メソッド演技(原題:메소드연기)』が公開されます。

ドラマ『恋のスケッチ 〜〜応答せよ1988〜』や映画『エクストリーム・ジョブ』で、唯一無二のコメディセンスを見せてきたイ・ドンフィ。今作で彼が演じるのは、なんと「コメディアン出身というイメージを捨て、正統派の演技派俳優として認められたい俳優、イ・ドンフィ」という、現実と虚構が入り混じったキャラクターです。

共演者も豪華です。ドラマ『損するのは嫌だから』などで存在感を放つユン・ギョンホ(윤경호)がイ・ドンフィの兄兼演技コーチ役を演じ、さらに、人気ボーイズグループ・SF9(エスエフナイン)のメンバーで、ドラマ『SKYキャッスル〜上流階級の妻たち〜』などで俳優としても高く評価されているカン・チャニ(강찬희)が、二面性のあるトップスター役で登場します。

韓国の芸能界では、一度ついた「コメディ担当」のイメージを払拭するのは至難の業と言われることもあります。そんな業界の裏側を逆手に取った「メタ構造(作品の中で作品自体を言及するような手法)」のコメディは、韓国エンタメ通であればあるほどニヤリとしてしまう演出が満載です。

■韓国の企画力がハリウッドを動かした!ミラ・ジョヴォヴィッチ主演の最新作

そして3月25日には、世界を驚かせるビッグプロジェクトが登場します。ミラ・ジョヴォヴィッチ主演のアクション映画『プロテクター(原題:프로텍터)』です。

驚くべきは、この作品が「韓国のシナリオ」をもとに、韓国の資本と制作会社が主導してハリウッドのスタッフと作り上げたプロジェクトだという点です。脚本は、韓国国内で多くの映画に携わってきたムン・ボンソプ(문봉섭)作家が担当。アクション制作には、映画『ジョン・ウィック』シリーズで知られるアメリカの「87ノス・プロダクション」が参加しています。

これまで韓国映画がハリウッドでリメイクされる例は多くありましたが、最初から「韓国の企画」としてハリウッドスターを起用し、グローバル市場を狙う形は新しい試みです。すでに世界80カ国で先行販売が決定しており、昨年9月の「釜山国際映画祭(アジア最大級の映画祭)」でも大きな話題となりました。韓国のストーリーテリング能力が、ついにハリウッドの制作システムを飲み込み始めた象徴的な一作と言えるでしょう。

春の訪れとともに、韓国映画界はかつてないほどの熱気に包まれています。実力派俳優たちの新しい挑戦から、世界を見据えたビッグプロジェクトまで、目が離せない作品ばかりですね。

皆さんは、今回ご紹介した中でどの作品が一番気になりますか?「この俳優さんの演技が楽しみ!」「フラメンコを踊るヨム・ヘランさんが想像できない(笑)」など、皆さんの期待の声をぜひコメントで教えてください!

出典:https://www.nc.press/news/articleView.html?idxno=609066

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