ソウル江南区の建設会館CGアートホールを舞台に、撮影監督たちが選ぶ歴史ある映画賞が開催されます。昨年は作品賞の『勝負』をはじめ、主演のチョジョンソクやチョンヨビンらが輝いた本大会の魅力を詳しくお伝えします。
■ 韓国映画の技術と伝統を称える「黄金撮影賞」が今年も開催
韓国映画界において、撮影技術の向上と新しい才能の発掘を目的とした歴史ある授賞式「第46回黄金撮影賞」が、2026年6月8日に開催されることが決定しました。会場はソウル市江南区にある建設会館(大韓建設振興会が運営する複合施設)内のCGアートホールです。
この授賞式は、韓国映画撮影監督協会が主催し、ファンカカンパニーが主管を務めます。そのルーツは1945年の解放以降、韓国映画界の先駆者であるユン・チュンボン、アン・ジョンファ、イ・ギュファンらが中心となって結成した「大韓映画協議会」の活動にまで遡ります。半世紀近い歴史の中で、韓国映画の視覚的な質を維持し、スクリーンを彩る新たな顔(新人俳優)を見出す場として重要な役割を果たしてきました。
■ 撮影監督自らが評価する独自の審査方式
黄金撮影賞の最大の特徴は、審査員を韓国映画撮影監督協会の会員たちが務める点にあります。過去1年間に会員たちが実際に撮影した作品を対象に出品を募り、プロの視点から作品を比較・評価します。同じ現場を知る撮影のプロたちが選ぶ賞であるため、業界内でもその専門性と公平性が高く評価されています。
■ 昨年の受賞結果を振り返る
昨年の「第45回黄金撮影賞」では、多くの話題作と実力派俳優たちが名を連ねました。
主な受賞結果は以下の通りです。
・作品賞:『勝負』
・監督賞:チュ・チャンミン(추창민)
・最優秀男優主演賞:チョ・ジョンソク(조정석)
・最優秀女優主演賞:チョン・ヨビン(전여빈)
・助演男優賞:コ・チャンソク(고창석)
・助演女優賞:クァク・ソニョン(곽선영)
また、近年のコンテンツ市場の変化に合わせ、OTT(インターネットを通じて配信される動画サービス)部門やドラマ部門の賞も設けられています。昨年はパク・ボヨン(박보영)とパク・ソンフン(박성훈)がOTT部門特別演技賞を、キム・ジフン(김지훈)がドラマ部門最高演技賞を受賞しました。さらにカン・スンホ(강승호)やムン・イェウォン(문예원)が新人演技賞に選ばれるなど、幅広いジャンルで活躍した映画人たちがその功績を認められました。
今年の第46回大会でも、過去1年間の韓国映画界を盛り上げた多くのスター俳優や制作関係者が一堂に会する予定であり、誰が栄冠を手にするのか早くも注目が集まっています。
出典1:https://www.stardailynews.co.kr/news/articleView.html?idxno=534540
出典2:https://www.bntnews.co.kr/article/view/bnt202605070116
📚 Buzzちゃんの豆知識
■ 地上波/ケーブル/OTTの違い
韓国のコンテンツ視聴環境は、KBSやSBSなどの「地上波」、tvNやJTBCといった「ケーブル局」、そしてNetflixやDisney+などの「OTT」に分かれています。以前は地上波が主流でしたが、最近は予算や表現の自由度が高いOTT作品が黄金撮影賞のような伝統ある授賞式でも高く評価されるようになっています。
去年の受賞者を見るとチョ・ジョンソクさんにパク・ボヨンさんと、演技派の皆さんが並んでいてワクワクしちゃいますね。撮影監督さんが選ぶ賞だからこそ、映像美が素晴らしい作品や、カメラ越しに熱量が伝わる俳優さんが選ばれる傾向があると思うんです。皆さんは今年の作品の中で、カメラワークや映像が特に綺麗だと思った映画やドラマはありますか。





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