日本の韓流ファンの皆さん、あの「中毒性たっぷり」なドラマの世界が再び幕を開けようとしています。
韓国ドラマ界で最も物議を醸し、同時に圧倒的な視聴率を叩き出すことで知られる“伝説の脚本家”イム・ソンハン(임성한)作家が、新作を引っ提げて帰ってくることが明らかになりました。
韓国メディアの報道によると、イム・ソンハン作家は現在、新たなプロジェクトの準備に入っており、放送業界では「今度はどんな破格のストーリーが飛び出すのか」と、早くも大きな関心が集まっています。
■「マクチャンドラマ」の代母、イム・ソンハンの凄さとは?
韓流ファンの方なら一度は「マクチャンドラマ(展開が行き詰まり、現実離れした設定やドロドロの人間関係が描かれるドラマ)」という言葉を聞いたことがあるのではないでしょうか。韓国語で「マクチャン」とは「どん詰まり」という意味。イム・ソンハン作家は、まさにそのジャンルを確立させた「代母」と称される人物です。
彼女の名を世界的に広めたのは、Netflix(ネットフリックス)でも配信され、日本でも大きな話題となった『結婚作詞 離婚作曲(不倫と離婚に直面した3人の女性の葛藤を描いた愛憎劇)』シリーズでしょう。この作品でも、幽霊が登場したり、予想もしないキャラクターが突然命を落としたりと、視聴者の想像の斜め上を行く展開で中毒者を続出させました。
韓国では彼女の作品が放送されるたびに、「いくらなんでもありえない!」という批判が巻き起こる一方で、あまりの面白さにテレビから目が離せなくなる人が続出します。これを韓国では「悪口を言いながら見るドラマ」と呼び、一種の社会現象として親しまれています。日本でいうところの「昼ドラ」のドロドロ感を、さらに過激に、そしてミステリアスに進化させた感覚に近いかもしれません。
■今回の復帰作は「ファンタジー」要素も?
これまでの作品でも、『新妓生伝(シンギセンデン/現代に生きる「妓生」たちの数奇な運命を描いた作品)』で、登場人物が急に「目からレーザーを出す」といった超常現象を描き、お茶の間を騒然とさせたイム・ソンハン作家。
今回の新作についても、彼女らしい「破格」の要素が盛り込まれると予想されています。彼女のペンネームである「フィービー(Phoebe)」という名義でも活動していますが、その独特な世界観はもはや一つのブランド。
韓国の放送業界では「イム・ソンハンが書けば、無名の俳優でもスターになる」というジンクスがあるほど、キャスティングにも注目が集まります。彼女はあえてスター俳優を使わず、新人やブランクのある俳優を起用し、その演技力を極限まで引き出すことでも有名です。次は誰が「イム・ソンハンのシンデレラ」になるのか、俳優ファンにとっても目が離せません。
■日本のファンが注目すべき「イム・ソンハン流」の見どころ
イム・ソンハン作家のドラマには、実は日本人が共感したり驚いたりする「韓国の文化的背景」が色濃く反映されています。
例えば、作品の中で非常に丁寧に描かれる「食」のシーン。韓国では「ご飯食べた?」が挨拶になるほど食が重要視されますが、彼女の作品では料理の盛り付けや作法に、儒教的な価値観(目上の人を敬う、伝統を重んじるなど)が非常に細かく描写されます。その一方で、そうした礼儀正しい家族が、裏ではドロドロの不倫劇を繰り広げているというギャップが、作品の大きな魅力になっているのです。
また、最新作がどのOTT(動画配信サービス)で公開されるかも重要なポイントです。最近の韓国ドラマは、地上波よりも自由な表現が可能なNetflixやDisney+(ディズニープラス)といったプラットフォームでの制作が増えています。もしグローバル配信が決まれば、日本の私たちもリアルタイムでその衝撃を味わえるかもしれません。
「次は誰が消えるのか?」「まさかのあの人が幽霊に?」といった予測不可能な楽しみは、イム・ソンハン作品でしか味わえない贅沢な時間です。
一度ハマったら抜け出せない“イム・ソンハン・ワールド”。新作の続報が入るのを、首を長くして待ちたいですね。
皆さんはイム・ソンハン作家の作品で、一番衝撃を受けたシーンは何ですか?今回の復帰作で、どんな「とんでもない展開」を期待しているか、ぜひコメントで教えてください!
出典:https://www.hankookilbo.com/news/article/A2026022717110005172?did=NA
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