配信開始から2週目で視聴数750万回を突破し、世界24か国で首位を獲得しました。新人俳優を起用しながらも、韓国独自のオカルト要素と若者の心理を融合させた新しい恐怖体験が注目を集めています。
■ 新人俳優たちが牽引する「韓国型YAホラー」の躍進
Netflixのオリジナルシリーズ『きりご』が、韓国国内のみならずグローバル市場で爆発的なヒットを記録しています。5月6日に公開されたNetflix公式集計(TOP 10)によると、4月24日に配信が開始された本作は、公開2週目にして750万シ청数(総視聴時間を作品の総再生時間で割った値)を記録し、テレビ番組・非英語部門で世界1位に輝きました。
本作は、韓国、フィリピン、エジプト、ボリビア、エクアドルを含む計24か国で1位を独占し、合計64か国でTOP 10入りを果たしています。有名スターに頼らず、これからの活躍が期待される若手俳優たちを中心に据えた作品が、世界中の視聴者を魅了しているという点でも大きな注目を集めています。
■ アプリの呪いと高校生の葛藤を描くストーリー
『きりご』は、願いを叶えてくれるという謎のアプリケーション「きりご」の呪いによって、突然死の宣告を受けた高校生たちの物語です。彼らは自分たちに迫る死の運命を回避するために奔走しますが、その過程で10代特有の不安、歪んだ欲望、そして複雑な人間関係が浮き彫りになっていきます。
この作品は、学校を舞台にした学園ホラーの枠組みに、韓国伝統のオカルト要素を掛け合わせた「YA(ヤング・アダルト)ホラー」という新しいジャンルを確立しました。演出を担当したパク・ユンサー監督は、「単なる視覚的な恐怖よりも、子供たちが抱く感情や関係性の変化に焦点を当てた」と語っており、心理的な圧迫感を重視した演出が作品に独特の緊張感を与えています。
■ 豪華な若手キャストと好調な韓国コンテンツ
主演を務めたのは、チョン・ソヨン(전소영)、カン・ミナ(강미나)、ペク・ソンホ(백선호)、ヒョン・ウソク(현우석)、イ・ヒョジェ(이효제)といった、次世代の韓国エンタメ界を担う20代の若手俳優たちです。彼らの瑞々しくも迫真の演技が、韓国的な巫俗(ふぞく)や呪いという独特な素材を、現代の若者たちの物語として見事に融合させました。
また、同期間のNetflix非英語部門TOP 10には、他にも韓国コンテンツがランクインしています。アン・ヒョソプ(안효섭)とチェ・ウォンビン(채원빈)が主演を務めるSBSドラマ『今日も完売しました』が3位、そしてウ・ドファン(우도환)とイ・サンイ(이상이)による『ブラッドハウンド』のシーズン2が9位にランクインしており、韓国ドラマの根強い人気を証明する形となりました。
出典1:https://www.sisaweek.com/news/articleView.html?idxno=235317
出典2:https://www.newsis.com/view/NISX20260506_0003617911
📚 Buzzちゃんの豆知識
■ YA(ヤング・アダルト)作品
主に10代後半から20代前半の若者を主人公にし、彼らの成長や葛藤、恋愛などをテーマにしたジャンルのことです。韓国では最近、学園ものにゾンビや超能力、ホラー要素を組み合わせたYAコンテンツがOTT(動画配信サービス)を中心に次々と制作され、世界的なヒットを飛ばしています。
■ 巫俗(ふぞく)とオカルト
韓国には古くから、巫女(ムーダン)が神や霊と交信する「巫俗」という信仰が根付いています。韓国のホラー作品では、この伝統的な呪いや祈祷の要素が現代的な設定と組み合わされることが多く、西洋のホラーとは一味違う、湿り気のある独特の恐怖演出が特徴です。
オカルトと青春ドラマの組み合わせって、韓国ドラマの得意分野ですよね。私はドロドロの財閥ミステリーが好きですが、この作品のように人間の「欲望」が呪いになる設定もゾクゾクして気になっちゃいます。新人俳優さんたちのフレッシュな演技が、かえってリアルな恐怖を引き立てていると思うんです。皆さんは、背筋が凍るような本格ホラーを夜中に一人で観る派?それとも誰かと一緒に楽しむ派?





コメント