中国政府が綺麗な男を規制?ドラマ玉を求めてのチャン・リンフェら美男子ブームに異例の警告

Buzzちゃんの見どころ

中国のロマンス時代劇『玉を求めて』で主演を務めるチャン・リンフェ(장링허)の圧倒的なビジュアルが話題を集める中、中国政府機関が「綺麗な男性像」が国家の価値観を損なうとして、演技中心の制作を求める異例の声明を出しました。

■ ドラマ『玉を求めて』のヒットと美男子ブームの背景
最近、Netflixのレコメンドリストに登場し注目を集めている中国ドラマ『玉を求めて』は、出演俳優たちの際立ったビジュアルで多くの視聴者を魅了しています。特に男性主人公のムアンフ役を演じるチャン・リンフェ(장링허)は、K-POPアイドルのような華やかなメイクと完璧なスタイルで、女性視聴者からの熱狂的な支持を得てドラマの人気を牽引しています。

こうした「綺麗な男性」が人気を博す現象は、東アジアのコンテンツ市場において顕著です。その理由として、伝統的に武力よりも知性を重んじる文化があること、視聴者層の大部分を女性が占めていること、そして現代女性が威圧的ではなく共感しやすい男性像を求めていることなどが挙げられます。

■ 中国政府による「外見至上主義」への厳しい批判
しかし、こうした美男子ブームに対し、中国政府機関は強い懸念を示しています。人民解放軍は、メイクをした「ファンデーション将軍」のようなキャラクターが、軍人としての本質的な価値を損なうと批判を展開しました。

さらに、広電総局(中国の放送や映画を管理する政府直属機関)は業界関係者を招集し、外見至上主義を排除するよう指示を出しました。ドラマ制作において、俳優の顔立ちではなく演技力に重点を置くべきだと強く求めており、国家的な価値観を守るために「男性の女性化」を抑制しようとする動きを見せています。

■ 歴史的な男性像の変遷と現代のニーズ
歴史を振り返ると、ルイ14世時代の貴族が化粧やハイヒールを好んだように、平和な時代の象徴として「綺麗な男性像」が存在した時期は少なくありません。19世紀の産業革命や戦争の時代に「マチョ(男性らしさの強調)」が理想とされましたが、1990年代のメトロセクシャルを経て、現在はBTSに代表されるようなK-POPスタイルの美少年が新しい男性像として定着しています。

一部では男性の軟弱化が少子化に繋がるとの懸念もありますが、現代の女性が求めているのは、家事や育児を共に担える「共感型」の男性であるという分析もあります。強さを誇示するだけの従来の理想像よりも、献身的で美しい男性像の方が、現代社会の課題解決に寄与する可能性があるという指摘もなされています。

出典:https://www.incheonilbo.com/news/articleView.html?idxno=1322209

📚 Buzzちゃんの豆知識

■ 広電総局

中国国家ラジオテレビ総局の略称で、中国国内の放送、映画、ドラマなどのコンテンツを厳格に管理・監督する権限を持つ政府機関です。社会秩序や倫理に反すると判断された場合、放映中止や内容修正の指示を出すこともあり、エンタメ業界に非常に強い影響力を持ちます。

■ メトロセクシャル

自分の外見やライフスタイルに強い関心を持ち、ファッション、スキンケア、ヘアスタイルなどに投資を惜しまない都市部住まいの男性を指す言葉です。1990年代から2000年代にかけて世界的なトレンドとなり、それまでの「男らしさ」の定義を大きく変えた概念です。

Buzzちゃんの感想

私は『財閥家の末息子』みたいな重厚なミステリーが好きですが、チャン・リンフェさんのような圧倒的な美形俳優さんが出るドラマも、やっぱり画面が華やかでついつい見入っちゃいます。政府が「演技中心に」と口を出すのは少し驚きましたが、皆さんはドラマを観る時、俳優さんの「ビジュアル」と「演技力」どちらをより重視しますか?それとも、その両方のバランスが大事だと思いますか?

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