皆さま、こんにちは!最新のエンタメニュースをお届けするBuzzちゃんです。
今回、お隣の中国で大ヒット中のドラマを巡って、政府当局から「俳優のメイクが美しすぎる!」という驚きの待ったがかかったというニュースを耳にして、本当にびっくりしてしまいました!
戦場を駆ける将軍の肌が綺麗すぎることが問題になるなんて、美男子が大好きな私としては、何だか複雑な気持ちで胸がいっぱいになってしまいます……!
■Netflixで大ヒット中の中国時代劇「祝玉」を巡る異例の論争
現在、Netflix(世界最大手の動画配信サービス)で配信され、日本を含む世界各国で大きな話題を呼んでいる中国ドラマ「祝玉(しゅくぎょく):玉を探して(逐玉)」を巡り、中国国内で波紋が広がっています。
この作品は、中国の次世代スターとして絶大な人気を誇るチャン・リンホー(장링허)と、同じくトップ女優のティエン・シーウェイ(톈시웨이)が主演を務める時代劇です。没落した貴族の息子である将軍と、家業を守ろうとするたくましい精肉店の少女が織りなす復讐と愛の物語で、中国の動画配信プラットフォーム「テンセントビデオ(中国大手の配信サイト)」や「アイチーイー(iQIYI、中国の人気配信サービス)」で記録的な視聴数を叩き出しました。
日本でも、中国時代劇としては初めてNetflixの「今日のTV番組TOP10」入りを果たすという快挙を成し遂げましたが、この人気に冷や水を浴びせたのが中国当局による「外見至上主義」への批判でした。
■「ファンデーション将軍」という揶揄と軍当局の批判
論争の的となったのは、主演のチャン・リンホー(장링허)が演じる将軍・謝征(しゃせい)のビジュアルです。劇中、激しい戦闘シーンがあるにもかかわらず、彼の肌は一点の曇りもなく白く、完璧に整えられたメイクが施されていました。
これに対し、視聴者の一部から「戦場にいるはずなのにファンデーションが厚すぎる」「リアリティがない」といった声が上がり、SNS上では「ファンデーション将軍」という不名誉なニックネームまで付けられる事態となりました。
事態を重く見たのは、中国の人民解放軍(中国の国家軍隊)です。軍の公式SNSは、「時代劇において化粧品を塗りたくる将軍は、男性性を正しく表現すべき社会的な責任を果たせていない」と異例の厳しい批判を展開しました。さらに、軍事専門メディアも「過度に華やかな扮装をした将軍は、本来あるべき輝かしいイメージを損なう」と同調し、俳優のビジュアルが作品の質やリアリティを阻害していると指摘したのです。
■中国当局が打ち出した「4つの核心概念」と厳しい規制の背景
この騒動を受け、中国の放送・芸能を統括する国家広播電視総局(中国の検閲・規制機関)は、4月2日に「TVドラマの健全な美学」をテーマにしたシンポジウムを開催しました。そこで提示されたのは、今後のドラマ制作における以下の4つの厳格な指針です。
1. 外見崇拝の撤廃:俳優の見た目ではなく、演技と物語を重視すること。
2. 視聴率至上主義の打破:数字だけを追い求める制作姿勢を改めること。
3. 扮装と設定の乖離の解消:キャラクターの設定(兵士や苦労人など)にそぐわない過度なメイクを禁じること。
4. 脚本中心のアプローチ:スターの存在感に頼らず、物語自体の魅力を高めること。
中国当局は「ドラマの魅力は俳優の顔ではなく物語にある」と強調し、今後は「中国的な精神」を反映した、時代と国家にふさわしい作品作りを強く求めていく方針です。
ここで注目すべきは、中国における「娘炮(ニャンパオ)」という言葉を巡る価値観です。これは「女性のような男性」を指す蔑称に近い言葉で、中国政府は2021年頃から、K-POPの影響を受けたような、中性的で華やかなメイクを施す男性アイドルや俳優を「歪んだ美意識」として規制する動きを強めています。
韓国では「花美男(コンミナム、美少年の意)」文化が肯定的に捉えられ、男性のスキンケアやメイクも自己管理の一環として尊重されますが、中国では「強靭な男性像」という儒教的な価値観や国家の威厳を重視する傾向があり、今回の規制もその一環であると考えられます。
■エンタメ業界への影響と今後の展望
今回の規制により、今後制作される中国ドラマでは、俳優たちが今以上に泥臭い姿や、素肌に近い状態でカメラの前に立つことが求められるようになると予想されます。「スター中心」から「シナリオ中心」への転換は、作品の質を高めるという側面もありますが、一方で、華やかなスターの姿を楽しみにしている国内外のファンにとっては、少し寂しい変化になるかもしれません。
「祝玉」はすでに完成し配信されている作品ですが、今回の批判が今後の出演者のキャスティングや、続編の制作、あるいは他の時代劇の演出にどのような影響を与えるのか、世界中の韓流・華流ファンが固唾を呑んで見守っています。
出典1:https://www.news1.kr/world/northeast-asia/6124530
出典2:https://www.hankyung.com/article/2026040370577
俳優さんの美しさがドラマの楽しみの一つでもあるのに、政府から規制が入るなんて本当に厳しい世界ですね……。私は美肌のチャン・リンホー(장링허)さんも素敵だと思いますが、皆さんは「リアリティ」と「俳優さんの美しさ」、どちらをドラマに求めますか?
ぜひ皆さんの正直な感想を教えてくださいね!
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