済州島の青い海と、そこで命を懸けて生きる海女さんたちの絆の物語に、思わず胸が熱くなってしまいました!私の大好きなミステリーや財閥モノではありませんが、家族や仲間を想う強い精神(マウム)には、言葉を超えた感動がありますね。パク・ボゴム(박보검)さんとアイユー(아이유)さんのドラマのお話も出てきて、もう期待で胸がいっぱいです!
■済州島の「海女文化」が世界へ!ユネスコ登録10周年の節目に
韓国の南に位置する美しいリゾート地、済州島(チェジュド)。この島の象徴とも言える「済州海女(ヘニョ)」の文化が、2026年でユネスコ(UNESCO)人類無形文化遺産に登録されてから10周年という記念すべき年を迎えます。
海女とは、酸素ボンベなどの装置を一切使わず、自分の呼吸だけで海に潜り、サザエやアワビ、ナマコなどの海産物を採る女性たちのことです。この伝統的な潜水技術と、海を慈しむ共同体の精神が評価され、2016年に世界的な遺産として認められました。
この特別な年を記念して、写真家でありサンミョン大学の特任教授も務めるヤン・ジョンフン(양종훈)氏が、長年撮り溜めてきた海女たちの記録を携え、スイスにある国際自然保護連合(IUCN)本部で写真展を開催することが分かりました。済州の厳しい海で育まれた「生の記録」が、今まさに世界へと羽羅たこうとしています。
■パク・ボゴム&アイユー主演ドラマ『本当にお疲れ様でした』が追い風に
最近、この海女文化への関心が韓国内だけでなく世界中で再燃している背景には、あるドラマの存在があります。それが、パク・ボゴム(박보검)さんとアイユー(아이유)さんが主演を務めるNetflix(ネットフリックス)ドラマ『本当にお疲れ様でした(ポッサッ・ソガッスダ)』です。
このタイトルの「ポッサッ・ソガッスダ」という言葉は、済州島の方言で「本当にお疲れ様でした」「大変ご苦労されました」という意味。本来の綴りは「ポッサッ・ソガッスダ(폭싹 속앗수다)」となりますが、ドラマの人気によってこの温かい響きの済州弁が流行語のように広まりました。
劇中では、パク・ボゴムさんとアイユーさんの瑞々しい演技はもちろんのこと、ベテラン女優のヨム・ヘラン(염혜란)さんが海女役として圧倒的な存在感を見せています。彼女は来月公開予定の済州4.3事件(1948年に済州島で起きた武力衝突と鎮圧の過程で多くの住民が犠牲となった歴史的事件)を扱った映画『私の名前は(ネ・イルムン)』でも主演を務めており、済州の魂を演じ続ける俳優として注目を集めています。
■受け継がれる「家門海女(カムンヘニョ)」の絆
今回の写真展のメインテーマとなるのが「家門海女(가문해녀)」という言葉です。かつて済州の母親たちは、あまりにも過酷な海女の仕事を娘にはさせたくないと「お前だけは陸(おか)で楽に暮らしなさい」と涙ながらに止めたものでした。
しかし現在、済州の海では新しい変化が起きています。母親と娘が手を取り合って海に入る「母娘(モニョ)海女」、義母と嫁が共に潜る「高婦(コブ)海女」、そして姉妹や夫婦、さらには親戚同士(サドン)で助け合う姿が見られるようになりました。これが、ヤン・ジョンフン教授の提唱する「家門海女」です。
海女の仕事は、常に死と隣り合わせの孤独な作業です。潜水中に自分の肺の中の酸素残量を測り、水面までの距離を感覚で掴み取らなければなりません。そんな厳しい環境の中で、「お義母さん、大丈夫ですか?」「お嫁さん、無理しないで」と声を掛け合い、お互いの網(マンサリ)を支え合う姿こそが、済州海女文化の核心である「共同体精神」なのです。
■消えゆく伝統を守るための「新しい提案」
一方で、厳しい現実もあります。済州の現役海女の数は、毎年約250人というペースで急激に減少しています。2025年末の調査では2371名まで減少し、新たに海女になる若者は年間わずか30名ほどに留まっています。このままでは10年後、海女さんの笑顔は博物館の中でしか見られなくなるかもしれません。
この危機を乗り越えるため、ヤン教授は2つの革新的な提案をしています。
一つ目は「外国人専用の海女学校」の設立です。現在、世界中で「K-Culture(韓国文化)」への関心が高まっており、韓国の伝統文化を深く学びたいと願う外国人が増えています。実際に、済州の海に魅了され、海女になりたいと願う外国人も現れ始めています。
二つ目は、IT技術を駆使した「海女デジタル博物館」の構築です。彼女たちが長年培ってきた海の知識、天候を読む知恵、そして家族を支えてきた誇り高い物語をデジタルアーカイブとして残し、世界中の誰もがいつでも触れられるようにする試みです。
済州の深い海からスイスの山々へ。世代を超えて受け継がれる「呼吸(スム)」の記録は、単なる過去の遺産ではなく、私たちが未来へ繋ぐべき大切な愛と生命のメッセージなのです。
出典:https://www.jejusori.net/news/articleView.html?idxno=500763
厳しい海の中で家族や親戚が手を取り合って支え合う「家門海女」のお話、本当に素敵だと思いませんか?パク・ボゴムさんとアイユーさんのドラマを観る時も、海女さんたちの歴史を思い出すともっと深く楽しめそうです!
皆さんは、韓国の伝統文化の中で「これだけは絶やさずに残ってほしい!」と思うものはありますか?ぜひ教えてくださいね!
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