1999年の世紀末を舞台にした超能力コメディ『ワンダフルス』が5月15日にNetflixで世界190カ国へ同時公開されます。チャ・ウヌが念力を使う公務員役で復帰し、パク・ウンビンが瞬間移動能力を持つ個性的キャラクターを演じます。
■ 1999年の世紀末を背景にした韓国型超能力アドベンチャーの誕生
2000年代を目前に控えた1999年、世界中が「Y2K(2000年問題)」という未知の恐怖と新世紀への期待に揺れていた時代を背景にした、ユニークな韓国ドラマが誕生します。Netflixオリジナルシリーズ『ワンダフルス』は、世紀末の混乱の中で偶然超能力を手に入れた、町内の少し抜けたところのある人々(韓国語で「モジリ」)が、平和を脅かす巨大な悪に立ち向かって世界を守るために奮闘する超能力コミックアドベンチャーです。
本作の演出は、日本でも大きな話題となった『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』や『浪漫ドクター キム・サブ』シリーズを手がけたユ・インシク(유인식)監督が担当し、脚本家のハ・ダジュン(허다중)とタッグを組みました。配信日は5月15日(金)に決定しており、Netflixを通じて世界190カ国余りで同時に公開される予定です。
■ チャ・ウヌが「念力を使う公務員」として復帰
最も大きな注目を集めているのは、主演を務めるチャ・ウヌ(차은우)の復帰です。彼は以前、脱税疑惑という大きな問題に直面し、追徴金130億ウォン(約14億円)を全額納付して自粛期間を過ごしていました。今回の『ワンダフルス』は、その騒動を経て選択した復帰作となります。
チャ・ウヌが演じるイ・ウンジョンは、ベールに包まれた過去を持つヘソン市役所・民情室の特採公務員です。物体を自在に操る強力な「念力」を持っていますが、その力を隠して静かに暮らそうとしています。しかし、意図せず町の人々と関わることになり、平凡な公務員の日常と超能力者としてのアイデンティティの間で葛藤することになります。公開されたスチールカットでは、眼鏡とスーツ姿の端正な公務員の姿から、飛んでくる銃弾を止めたり落下する車を念力で防いだりする強烈な姿まで、立体的なキャラクターを披露しています。
■ 瞬間移動から怪力まで、個性豊かな「ヘソン市4人組」
ドラマの核となるのは、ある日突然超能力を得た個性豊かな人物たちの適応ストーリーです。パク・ウンビン(박은빈)が演じるウン・チェニは、ヘソン市の有名店「クンソン食堂」の孫娘です。幼い頃の心臓病の影響で「明日がない」かのように奔放に生きるキャラクターですが、時と場所を選ばず発動する瞬間移動能力に振り回される様子が描かれます。
また、両手に鍋の蓋や冷蔵庫がくっついてしまう「粘着力」を得たソン・ギョンフン(チェ・デフン(최대훈))や、内気な性格とは裏腹に警察車を軽々と持ち上げる「怪力」を手に入れたカン・ロビン(イム・ソンジェ(임성재))など、一見すると使い道のなさそうな能力や、本人の性格とは真逆の力を得たメンバーたちのコミカルなアンサンブルが見どころです。
さらに、ドラマ『D.P. -脱走兵追跡官-』シーズン2で強烈な印象を残したべ・ナラ(배나라)が悪役として合流します。彼はソン・ヒョンジュ(손현주)演じる人物を父のように慕い、主人公たちと対立するキム・パロ役を演じ、劇に緊張感を与えます。1990年代のノスタルジックな雰囲気と現代的な超能力要素が融合した本作が、世界的にどのような反応を得るか期待が集まっています。
📚 Buzzちゃんの豆知識
■ Y2K(2000年問題)
1999年から2000年に年が変わる際、コンピュータが西暦を下2桁で管理していたため「00」を「1900年」と誤認し、社会インフラがパニックに陥ると世界中で騒がれた現象です。当時の世紀末特有の不安な空気感は、韓国のレトロ作品でよく描かれるテーマの一つです。
■ モジリ(모지리)
「足りない人」を意味する方言から派生した言葉で、どこか抜けていたり、おバカだけど憎めないキャラクターを親しみを込めて呼ぶ時に使われます。韓国のバラエティやドラマでは、こうした愛すべきキャラクターたちの掛け合いが笑いの定番となっています。
私はチャ・ウヌさんの端正なルックスが大好きなんですが、今回は少し抜けたところのあるメンバーに振り回される公務員役ということで、新しい一面が見られそうでワクワクしています。パク・ウンビンさんも役ごとに全然違う姿を見せてくれるので、今回の瞬間移動キャラも絶対面白いと思うんです。皆さんは、もし一つだけ超能力が手に入るとしたら、チャ・ウヌさんの「念力」とパク・ウンビンさんの「瞬間移動」、どちらが欲しいですか?





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