デビュー作『神様、お願い』で共演したイ・テゴンとイ・スギョンが21年ぶりに再会しました。当時の厳しい演技指導や、現在抱いている結婚・出産、そして将来の子供との年齢差に対するリアルな悩みを明かしています。
俳優のイ・テゴン(이태곤)とイ・スギョン(이수경)が、バラエティ番組で当時の衝撃的なデビュー秘話と人生観について率直に語りました。
2024年6月29日に放送されたtvN STORYのバラエティ番組『残してどうする(남겨서 뭐하게)』に、MCのイ・ヨンジャ(이영자)、パク・セリ(박세리)と共に、ゲストとしてイ・テゴンとイ・スギョンが出演しました。二人は2005年の大ヒットドラマ『神様、お願い(하늘이시여)』でデビューと同時に主演に抜擢された間柄です。
■ 伝説の脚本家イム・ソンハンによる過酷な演技指導
番組内で二人は、当時の撮影現場がいかに厳しかったかを振り返りました。脚本を担当したのは、中毒性の高いストーリー展開で知られるスター脚本家のイム・ソンハン(임성한)です。イ・テゴンによると、彼女の台本は「てにをは」一つ間違えることも許されないほど緻密だったといいます。
さらに、感情表現についても細かく指定があり、台本に「ここで涙を一滴流す」といったタイミングまで書き込まれていたそうです。イ・テゴンは「まるで水道の蛇口のようだった」と例え、当時はキャラクターに没頭するというよりも、役柄であるク・ワンモと戦っているような感覚だったと吐露しました。特に、実生活で女性のために泣いたことがなかった彼は、泣くシーンの納得がいかず、監督から3時間にわたる説得を受けたというエピソードも披露しました。
■ 「コネ入社」の噂を跳ね返した執念
当時、広告モデル出身でいきなり50部作の長編ドラマの主演に選ばれたイ・テゴンには、周囲から厳しい視線が注がれていました。「社長の親戚ではないか」「コネ(落とし穴)採用だ」といった根拠のない噂や、「モデル出身に主演が務まるはずがない、ドラマは失敗するだろう」という批判記事も出たといいます。イ・テゴンはそれに対し「絶対に成功させてやる」と歯を食いしばって演技に打ち込んだ当時の心境を明かしました。
■ 結婚と2世、そして将来へのリアルな悩み
一方のイ・スギョンは、もともと20代で結婚して賢母良妻になるのが夢だったと告白しました。しかし、仕事の楽しさに目覚めたことで時期を逃し、現在は卵子凍結や養子縁組についても真剣に考えたことがあると明かしました。韓国の現在の制度では、未婚女性がこれらを選択することにはハードルがあるという現実にも触れています。
現在独身のイ・テゴンも、将来授かるかもしれない子供との年齢差について「自分が高齢になってから子供ができると、年齢差が開きすぎてしまうのが心配だ」と正直な不安を口にしました。これに対し、イ・スギョンが「キム・ヨンゴン(김용건)先生という例もいるじゃない」と、70代で子供を授かった大先輩の名前を挙げて慰める場面もあり、スタジオの笑いを誘いました。
イ・テゴンは最終的に、2世については「いればいいし、いなくても構わない。二人(夫婦)が好きで結婚するのであって、子供を産むためだけに結婚するわけではないから」と、自身のクールな結婚観を語りました。
出典1 tvreport.co.kr
出典2 sportschosun.com
📚 Buzzちゃんの豆知識
■ ナカサン(낙하산)
記事内でイ・テゴンさんが疑われた「コネ」を指す韓国の俗語です。空からパラシュート(ナカサン)で降りてくるように、実力ではなく有力者の縁故で高いポジションに就くことを意味します。韓国社会では公平性が非常に重視されるため、芸能界でも新人がいきなり大役に抜擢されると、この「ナカサン疑惑」の目が向けられることがよくあります。
■ 卵子凍結(난자 냉동)
韓国でもキャリアを優先する女性の間で関心が高まっている分野です。ただし、記事内でイ・スギョンさんが触れている通り、韓国では保存した卵子を実際に使用(体外受精など)する場合、法的な婚姻関係にあることが条件とされるなど、未婚女性にとっては制度的な壁が存在することが社会的な議論の対象になっています。
『神様、お願い』といえば、実の娘を嫁に迎えるっていう設定が当時本当に衝撃的でしたよね。私はドロドロした愛憎劇よりもミステリー派ですが、あの作品の没入感はすごかったです。イ・テゴンさんの「子供は必須じゃない」という考え方も、今の時代のリアルを反映している気がします。皆さんは、結婚するなら絶対に子供が欲しい派ですか?それとも夫婦二人の時間を大切にしたい派ですか?




