俳優人生40年、ペ・ジョンオクが語る夢は老いない苦労と挑戦の軌跡

Buzzちゃんの見どころ

デビュー40周年を迎えたペ・ジョンオク(배종옥)が特別講演に登壇。視聴率30%超えの国民的ドラマに出演しながらも、脚本家から「メロ演技は70点」と評され涙した過去や、最新のAI技術への関心を明かしました。

■ 40年のキャリアを振り返る「私はまだ夢を見ている」

俳優のペ・ジョンオクが2026年6月13日、忠清北道・清州市にあるキム・スヒョン・ドラマアートホール(著名な脚本家の功績を称える展示・教育施設)のステージに立ちました。「私はまだ夢を見ている」というテーマで行われた特別講演には、往年のファンから最近の配信作品で彼女を知った若者まで、幅広い世代の市民が集まりました。

1985年にKBSの特例採用タレントとしてデビューしたペ・ジョンオクですが、意外にも最初の3年間は俳優を続けるべきか悩んでいたといいます。転機となったのはドラマ『王龍一家(왕룽일가)』。この作品で初めて演技の楽しさを知り、俳優として生きていく決意を固めたと当時の心境を語りました。

■ 脚本家キム・スヒョンとの縁と「70点」の衝撃

講演の中で大きな注目を集めたのは、韓国ドラマ界の巨匠キム・スヒョン(김수현)(『愛が何だ』などで知られる伝説的脚本家)とのエピソードです。ペ・ジョンオクにとって、最高視聴率を記録した国民的ドラマ『お風呂屋さんの息子たち』や、不倫を題材に社会現象を巻き起こした『私の男の女』は人生の代表作となりました。

しかし、華やかな成功の裏には厳しい評価もありました。『お風呂屋さんの息子たち』の出演当時、キム・スヒョンから「メロ(恋愛)演技は70点」という言葉を投げかけられたのです。この評価に大きなショックを受けた彼女は、苦手意識を克服するためにノ・ヒギョン(노희경)(『私たちのブルース』などの脚本家)の作品『嘘』に挑戦。役作りのため、当時5歳だった実の娘を意識的に抱きしめないようにするなど、凄絶なまでの没頭を見せた過程を明かしました。

■ AI時代の俳優とグローバルな韓流の広がり

還暦を過ぎても現役で活動し続けるペ・ジョンオクは、自身の加齢についても率直に語りました。「鏡を見ればシワが増えたことに気づくが、今はそれよりも自分の人生がどう演技に溶け込むかを考えている」と述べ、メリル・ストリープ(Meryl Streep)やアンソニー・ホプキンス(Anthony Hopkins)のように、年齢を重ねることで広がる役の可能性を強調しました。

また、最新技術であるAI(人工知能)にも強い関心を持っており、ソウル大学の課程で「AI時代の俳優の肖像権」について研究を行ったことも明かしました。さらに、2024年にフランスのパリを訪れた際、現地の百貨店でファンに声をかけられた経験を振り返り、韓国コンテンツが世界的に愛されている現状を肌で感じたと語りました。

講演の締めくくりに彼女は「俳優を辞めたい瞬間もあったが、作品が私を呼び続けた。今も俳優であることが幸せで、これからも夢を見続けたい」と語り、会場は温かい拍手に包まれました。

出典:https://www.bzeronews.com/news/articleView.html?idxno=818753

📚 Buzzちゃんの豆知識

■ キム・スヒョン(脚本家)

1970年代から2010年代にかけて韓国ドラマ界を牽引した「言語の魔術師」と呼ばれる大御所脚本家です。家族の群像劇や、鋭い台詞回しが特徴で、彼女の作品に出ることは俳優にとって最高のステータスの一つとされてきました。

■ ノ・ヒギョン(脚本家)

人間の内面を深く掘り下げる繊細な描写で知られる人気脚本家です。ペ・ジョンオクさんの代表作『嘘』のほか、『彼らが生きる世界』や『私たちのブルース』など、多くの名作を世に送り出しており、マニアックなファンが多いことでも有名です。

Buzzちゃんの感想

私は恋愛メインのドラマよりミステリー系が好きなので、ペ・ジョンオクさんといえば『サバイバル・オーディション』や『哲仁王后』での圧倒的な存在感が大好きなんです!でも、あんなにベテランの彼女が「メロ演技が70点」と言われて、娘さんを抱きしめるのを我慢するほど努力したなんて驚いちゃいました。やっぱり、長く活躍する方は情熱が違いますよね。皆さんは、一つの道を40年も続ける自信はありますか?それとも、いろんなことに挑戦してみたい派ですか?

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