パチンコイ・ミンホが挑む脱・白馬の王子様中年の重厚感を演じるための増量と変化

Buzzちゃんの見どころ

韓流スターとして15年間トップを走ってきたイ・ミンホ(이민호)が、Apple TV+オリジナルシリーズ『パチンコ』で見せた俳優としての新境地に注目が集まっています。中年のハンスを演じるため5〜6kg増量し、これまでの王子様イメージを覆す複雑な内面を表現しています。

2022年に公開され、世界的に高い評価を受けたApple TV+オリジナルシリーズ『パチンコ』。現在、韓国の地上波放送局tvNでも再放送が始まり、改めて大きな関心を集めています。本作において、最も注目すべき変化を遂げたと評されているのが俳優のイ・ミンホ(이민호)です。

イ・ミンホはこれまで、『花より男子〜Boys Over Flowers』、『相続者たち』、『青い海の伝説』、『ザ・キング: 永遠の君主』といった数々のヒット作で、完璧なビジュアルを持つ理想的な男性主人公を演じてきました。しかし、今回の『パチンコ』で彼が演じる「コ・ハンス」というキャラクターは、これまでのイメージとは対極に位置する人物です。

■ 「スター」から「俳優」への脱皮
ハンスは、愛する女性に消えない傷を与え、成功のためには手段を選ばない道徳的に曖昧なキャラクターです。既存のロマンチックなヒーロー像とは正反対であり、一見すると好感を得にくい役どころと言えます。韓流スターとしての地位を確立しているイ・ミンホにとって、このような役柄に挑戦することは、自身のキャリアにおいて最もリスクのある選択でした。しかし、この選択こそが「スターとしてのイ・ミンホ」ではなく、「俳優としてのイ・ミンホ」の真価を証明する結果となりました。

■ 時間の経過を表現するための肉体改造
物語のシーズン2において、ハンスはより立体的で複雑な人物として描かれます。シーズン1でのハンスが欲望に忠実な野心家であったならば、シーズン2以降は権力と生存のために多くのものを犠牲にした、重みのある人物へと変化します。

イ・ミンホはこの内面の変化を外見からも表現するため、体重を5〜6kg増量して撮影に挑みました。20代の青春スターとしてのスマートな顔立ちではなく、人生の苦労や歳月、そして内面に抱える傷を体現するための肉体的な変化は、彼が俳優として新たなステージに到達したことを示しています。

■ 世界の制作陣と作り上げたグローバルな視点
『パチンコ』は韓国、日本、アメリカを舞台に、在日韓国人4世代の生き様を描いたグローバルプロジェクトです。異なる国籍の監督やスタッフが参加する過酷な現場で、イ・ミンホは絶えずコミュニケーションを図り、質問を繰り返しながらハンスという人物を構築していきました。

単なる国内のトップスターという枠を超え、世界各国の制作陣と肩を並べてキャラクターを作り上げる姿勢は、彼がグローバル俳優としての確固たる地位を築いた背景を物語っています。これまでは「どれほど格好良く登場するか」が期待されていた彼ですが、今では「どのような人間を見せてくれるのか」という、演技の深みに対する期待へと世間の視線が変化しています。

出典:https://www.stardailynews.co.kr/news/articleView.html?idxno=539119

📚 Buzzちゃんの豆知識

■ 在日韓国人(チェイルハングギン)

日本に定住している韓国・朝鮮籍の方々や、その子孫を指します。『パチンコ』の物語の核となるテーマで、激動の歴史の中で日本へ渡り、異国でアイデンティティを守りながら生き抜いた人々の苦難と力強さが描かれています。

■ 地上波放送局(tvNなどの事例)

元記事に登場するtvNは正確には「有料ケーブルチャンネル」ですが、韓国では地上波に匹敵する、あるいはそれ以上のクオリティと視聴率を誇る放送局として定着しています。今回の『パチンコ』のように、OTT(配信サービス)専用作品が後にテレビで放送されるケースは、それだけ作品性が高く評価されている証拠でもあります。

Buzzちゃんの感想

イ・ミンホさんといえば、やっぱり『相続者たち』のような完璧なエリートのイメージが強いですよね。でも今回の『パチンコ』では、これまでのキラキラした部分を封印して、泥臭くて複雑な役柄に全力でぶつかっているのが本当に伝わってきます。財閥系のミステリー作品が大好きな私としても、彼のようなトップ俳優が守りに入らず、難しい役に挑戦し続ける姿はすごく見応えがあるなと思うんです。皆さんは、イ・ミンホさんの「完璧な王子様」役と、今回の「重厚な悪役」のような役、どちらがより魅力的だと感じますか?

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