俳優チャ・インピョが作家として最新長編小説『わが町の図書館』を出版しました。高句麗時代の絵師と現代の作家が交錯するメタフィクションで、2026年7月からは舞台『いまを生きる』への出演も決定しています。
■ 俳優から作家へ、チャ・インピョが描く「現実と虚構」の物語
ドラマ『愛をあなたの胸に』や『月桂樹洋服店の紳士たち〜恋はオーダーメイド!〜』などで知られる俳優のチャ・インピョ(차인표)が、新しい長編小説『わが町の図書館』(サユと共感 出版)を発表しました。
今回の新作『わが町の図書館』は、現代を生きる作家である「私」と、古代・高句麗(紀元前から7世紀まで朝鮮半島北部に存在した国家)時代の絵師の物語が交錯するメタフィクション形式の作品です。物語は、毎日近所の図書館に通って小説を書いている作家の「私」が、高句麗時代の絵師「ボンガク」についての物語を準備するところから始まります。
劇中のボンガクは、貴族から「龍」の絵を描くよう命じられますが、その執筆を進める作家の前に本物の龍が現れるという展開を見せます。現実と虚構がメビウスの輪のように入り混じる独特な世界観が特徴です。チャ・インピョは先月末にソウル市内で行われた出版記念記者懇談会にて、「龍についての物語を書いてみたかった。小説を書けるのは、固有の解釈をしてくれる読者がいるからだ」と創作の動機を語りました。
■ 輝かしい作家キャリアと国際的な評価
チャ・インピョの作家としての活動は、単なる俳優の副業にとどまらない本格的なものです。2021年に再刊された『いつか私たちが同じ星を見つめるなら』は、日本軍慰安婦被害者の苦しみを描いた作品として高く評価されました。この作品は2024年にイギリスのオックスフォード大学で開催された「第1回オックスフォード韓国文学フェスティバル」に招待され、同大学韓国学科の必須図書にも指定されるという快挙を成し遂げています。
また、2022年に発表した『人魚狩り』では、第23回黄順元(ハンスヌォン)文学賞の新進賞を受賞しました。この作品は1902年の江原道(カンウォンド)の島を舞台に、不老長寿をもたらすという「人魚の油」を巡る人間の欲望を描いた物語です。
■ 舞台『いまを生きる』で新たな演技への挑戦も
作家として精力的に活動する一方で、俳優としての挑戦も止まりません。チャ・インピョは、キャリア初となる舞台作品『いまを生きる』(原題:死ぬべき詩人の社会)への出演を控えています。
この舞台はロビン・ウィリアムズ主演の名作映画を原作としており、チャ・インピョは型破りな教育で生徒たちに希望を与える英語教師ジョン・キーティング役を演じます。公演は2026年7月から9月まで、ソウル・大学路(テハンノ)にあるNOLシアターにて行われる予定です。
出典:https://www.cnbnews.com/news/articleView.html?idxno=1003994
📚 Buzzちゃんの豆知識
チャ・インピョさんといえばダンディな俳優さんのイメージが強いですが、オックスフォード大の必須図書に選ばれるほどの作家さんなんて本当に多才ですよね!今回の新作も「龍」がテーマのファンタジー要素があって、ミステリー好きな私としてはすごく気になります。重厚な歴史ものと現代が繋がる設定、皆さんは「歴史派」ですか?それとも「現代ファンタジー派」ですか?





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