日本の韓流ファンの皆さん、韓国のバラエティ番組でお馴染みの「頼れる姉貴分」といえば誰を思い浮かべますか?多くの人が真っ先に名前を挙げるのが、芸人でありながら数多くのコンテンツを生み出しているソン・ウニ(송은이)ではないでしょうか。
今、韓国では彼女の「実業家」としての手腕に大きな注目が集まっています。単なるタレントの枠を超え、自身が代表を務めるマネジメント会社「メディアラボ・シーソー(미디어랩시소)」が、映画、ドラマ、ミュージカル、さらには専門職のマネジメントまで、エンタメ業界のあらゆる分野で「大金星」を挙げているからです。
「100億ウォン(約11億円)超えのCEO」とも称される彼女が、いかにして最強の才能を見出し、成功へと導いているのか。その驚きの審美眼と、所属する豪華な顔ぶれをご紹介します。
■ 1200万人を動員!「映画界のヒットメーカー」を支える絆
最近のソン・ウニの「目利き」を象徴する出来事が、映画『王と生きる男(왕과 사는 남자)』の歴史的大ヒットです。この作品は、観客動員数1200万人を突破する快挙を成し遂げました。
韓国では観客動員数が1000万人を超えることを「チョンマン(千万)」と呼び、その作品や監督は国民的ヒットの証として最高の栄誉を与えられます。このメガヒット作を世に送り出したチャン・ハンジュン(장항준)監督は、実はソン・ウニの事務所の所属。さらに、劇中で圧倒的な存在感を放った女優チョン・ミド(전미도)もまた、彼女が惚れ込んだ才能の一人です。
ソン・ウニは単に契約を結ぶだけでなく、自ら映画の宣伝イベントに足を運び、監督を盛り立てるなど、現場主義のサポートを徹底しています。チャン・ハンジュン監督が「チョンマン監督」の仲間入りを果たした際、彼女は自身のSNSで「ジャジャン麺をよく奢ってくれたお兄ちゃんが、1000万人監督になるなんて……おめでとう!」と親愛の情を込めて祝福しました。
このエピソードからも分かる通り、彼女のマネジメントの根底にあるのは、長年の信頼関係。実は、チャン・ハンジュン監督の妻であり、大ヒットドラマ『シグナル』や『キングダム(Netflixで配信されたゾンビ時代劇)』の脚本家として知られる「韓国ドラマ界の至宝」キム・ウニ(김은희)も同じ事務所に所属しています。韓国エンタメ界を牽引するトップクリエイター夫婦が全幅の信頼を寄せる場所、それがソン・ウニ率いる「メディアラボ・シーソー」なのです。
■ ミュージカル界の至宝から「プロファイラー」まで!?広すぎる守備範囲
ソン・ウニの先見の明は、映画やドラマの世界に留まりません。昨年、演劇界の最高権威であるアメリカの「トニー賞」で6冠に輝き、世界中を驚かせた韓国発のミュージカル『アブサン・ハッピーエンディング(어쩌면 해피엔딩)』をご存知でしょうか。
人間を助けるために作られたロボットたちの恋を描いたこの作品の生みの親、脚本家のパク・チョニュ(박천휴)も、ソン・ウニがその才能を見込んで契約を結んだ人物です。韓国人として初めてトニー賞の脚本賞や作詞・作曲賞を同時受賞するという歴史的快挙を支えたのも、彼女のバックアップがあったからこそと言えるでしょう。
さらに驚くべきは、韓国初のプロファイラー(犯罪心理分析官)として知られるクォン・イルヨン(권일용)の加入です。日本ではあまり馴染みがないかもしれませんが、現在の韓国バラエティ界では、犯罪心理や社会問題を専門家が分かりやすく解説するコンテンツが非常に人気です。
ソン・ウニはクォン・イルヨンを「うちの事務所の大黒柱」と呼び、彼の専門知識を放送や講演活動へと見事に繋げました。クォン・イルヨン自身も「未来を見通していた代表(ソン・ウニ(송은이))のおかげ。自分でもこんなに活躍の場が広がるとは思わなかった」と感謝を口にしています。
■ 「157億ウォンの社屋」は成功の証。それでも失わない「謙虚さ」
こうした相次ぐ成功により、彼女がソウル市内に構えた7階建ての自社ビルは、現在157億ウォン(約17億円)もの価値があると言われています。かつてテレビ番組の仕事が減り、自ら「仕事がないなら自分で作る」とポッドキャストから再出発した彼女が、今や100億超えの資産を持つCEOになった物語は、多くの韓国国民に勇気を与えています。
しかし、ソン・ウニは「100億CEO」という仰々しい肩書きに対しても、「正確には100億ぴったりではないけれど、気分が良いからそのままにしておいた(笑)」と、持ち前のユーモアで返す余裕を忘れません。
彼女が成功した最大の理由は、スターを「商品」として見るのではなく、その「才能」と「人間性」を尊重し、最適な舞台を用意するプロデュース力にあるのではないでしょうか。
バラエティ界のベテランから、コンテンツ産業の女帝へと華麗なる転身を遂げたソン・ウニ。彼女の次なる狙いは、一体どの分野のどんな才能なのか?韓国エンタメの「次の一手」を知りたければ、彼女の動向を追うのが一番の近道かもしれません。
これほど多才なクリエイターや俳優たちが一堂に会する事務所、皆さんはどう感じましたか?ソン・ウニ代表のもとで、次にどんな驚きの作品が生まれるか楽しみですね。皆さんが注目している所属アーティストや、彼女のプロデュース作品があれば、ぜひコメントで教えてください!
出典:https://www.xportsnews.com/article/2122540





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