日本でも映画『新聞記者』で日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を受賞するなど、圧倒的な演技力で知られる実力派、シム・ウンギョン(심은경)さんが、デビュー23年目にしてついに「初の悪役」に挑みます。
3月9日、ソウル市内で行われたtvNの新土日ドラマ『大韓民国でビルオーナーになる方法(대한민국에서 건물주 되는 법)』(脚本:オ・ハンギ、演出:イム・ピルソン(임필성))の制作発表会。会場には主演のハ・ジョンウ(하정우)さんをはじめ、イム・スジョン(임수정)さん、キム・ジュンハン(김준한)さん、チョン・スジョン(정수정)(정수정/クリスタル(크리스탈))さんら豪華キャストが顔を揃えました。
その中でも特に注目を浴びたのが、6年ぶりに韓国ドラマへの本格復帰を果たすシム・ウンギョンさんです。
■ 誰もが憧れる「ビルオーナー」というキーワードが描く格差社会
本作のタイトルにもなっている「ビルオーナー(コンムルジュ)」という言葉。実は韓国では、単なる不動産所有者以上の意味を持っています。韓国には「神の上にビルオーナー(建物主)あり」という言葉があるほど、ビルから得られる賃料収入で生活する人は「人生の勝者」として羨望の対象になります。若者の将来の夢に「ビルオーナー」がランクインするほど、格差社会を象徴する、ある種「切実な憧れ」が詰まった言葉なのです。
このドラマは、借金に苦しむ「生計型ビルオーナー」のギ・スジョン(ハ・ジョンウ(하정우))が、自分のビルと家族を守るために偽装誘拐事件に加担してしまうというサスペンス。コミカルさと緊張感が同居する、韓国らしい社会派エンターテインメントになりそうです。
■ 「今までで最も質が悪い役」シム・ウンギョンの新たな境地
シム・ウンギョンさんが演じるのは、借金まみれの主人公を追い詰める「リアルキャピタル」の実務担当者、ヨナ。彼女は、デビューから23年間培ってきた「清純」「個性的」「誠実」といったこれまでのイメージを自ら塗り替えるような、冷酷なキャラクターだといいます。
シム・ウンギョンさんは会見で、「今まで演じてきたキャラクターの中で、最も質が悪くて悪い人物です」と笑顔で紹介。役作りについては、「監督から『君らしく演じてほしい。実際のシム・ウンギョンの姿を少し溶け込ませてみては』とアドバイスをいただき、それが一番心に響きました」と明かしました。
また、意外にも「個人的に悪役への渇望があった」と告白。「撮影が進むにつれて演じる楽しさを感じ、現場に行くのが本当に幸せだった」と語る彼女の表情からは、新境地を切り開いた自信が伺えました。数ヶ月にわたって準備したというアクションシーンも見どころの一つです。
■ 日本での活動を経て、さらに深みを増した演技に注目
日本のファンにとって、シム・ウンギョンさんといえば『サニー 永遠の仲間たち』や『怪しい彼女』で見せたエネルギッシュな姿、あるいは日本映画で見せた静かで芯の強い演技が印象的ですよね。彼女が韓国のドラマ界に戻り、しかもハ・ジョンウさんという「千の顔を持つ男」と真っ向から対峙する役を演じるというのは、これ以上ないほど贅沢なキャスティングです。
彼女は「視聴者の皆さんに『あのキャラクター、本当にひどい』『なんて人なの?』と思ってもらえたら、それ以上の褒め言葉はありません」と語り、今作が自身のキャリアにおいて予測不能なスパイスになることを期待しているようです。
「これまでは正義感の強い役が多かったけれど、今回は『あの人は一体何者なんだろう?』という反応を聞きたい」と語る彼女の、見たことのない冷たい瞳に期待が高まります。
豪華キャストが集結し、韓国社会のリアルとスリルを描き出す『大韓民国でビルオーナーになる方法』は、3月14日午後9時10分から韓国のtvNで放送開始予定です。
日本でも多くのファンを持つシム・ウンギョンさんが、ついに見せる「本格的な悪役」の姿。あなたは、彼女がどんな冷酷な顔を見せてくれると思いますか?「こんなシム・ウンギョンが見てみたい!」という期待や、彼女への応援メッセージをぜひコメントで教えてくださいね!
出典:https://www.tenasia.co.kr/article/2026030986914





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