デビューから50年を迎えるベテラン女優のチャン・ミヒ(장미희)が、2026年5月27日に延世大学で特別講義を行いました。自身の代表作『深い青い夜』などを例に、独自の演技哲学や役作りの秘訣を学生たちに伝授しました。
韓国を代表するベテラン女優であるチャン・ミヒ(장미희)が、ソウルにある延世大学(韓国を代表する名門私立大学の一つ)で特別講義を行い、大きな注目を集めました。
延世大学文科大学の人文芸術振興事業団と大韓民国芸術院が共同で主催した今回のイベントは、「チャン・ミヒ俳優 銘士招待特別講演」と題して5月27日に開催されました。会場となった延世大学の威堂館大講堂には、韓国映画に深い関心を寄せる市民や学生約100名が集まり、熱気に包まれました。
■ 演技芸術の美学を語る
講義は『演技芸術の美学』というテーマで行われ、延世大学国語国文学科のペク・ムニム教授が司会を務めました。ペク教授はチャン・ミヒについて「解放後の韓国映画史において最も重要な映画人の一人」と高く評価し、彼女が歩んできた50年のキャリアに敬意を表しました。
1976年にデビューしたチャン・ミヒは、これまでに映画『赤道の花』、『深い青い夜』、『ファン・ジニ』、『死の賛美』など、数多くの名作で主演を務めてきました。現在は富川国際ファンタスティック映画祭の組織委員長や、名知専門大学校の演劇映像学科名誉教授としても活動しています。
■ 5つの核心要素による役作り
今回の講演で彼女は、俳優とは「映画の原作やシナリオというテキストを解釈し、人物に命を吹き込む存在」であると定義しました。また、自分自身を空っぽにして、他人の人生をありのままに生き抜くことの重要性について熱弁を振るいました。
特に注目を集めたのは、彼女が自身の演技方法論を構成する「5つの核心要素」を紹介した場面です。代表作である『深い青い夜』などのキャラクターをどのように構築していったのか、具体的なプロセスを説明し、聴講していた学生たちに深い感銘を与えました。
■ 市民や学生との積極的な対話
講演の後半では、参加した市民や韓国映画を専攻する大学院生たちとの自由な質疑応答が行われました。参加したある市民は「これほどまでに緻密で精巧な演技哲学を持っていることに驚いた。彼女の演技がなぜあんなにも生き生きとしていたのか、その理由が分かった」と感想を述べています。
今回の特別講義を企画した人文芸術振興事業団は、韓国の文化芸術に寄与した著名人を招くことで、市民や学生に人文科学と芸術への深い洞察を提供することを目指しています。今後も様々なテーマで有益なプログラムを開催し、芸術の価値を広めていく計画です。
📚 Buzzちゃんの豆知識
■ 富川国際ファンタスティック映画祭
京畿道富川市で毎年開催される、アジアを代表するジャンル映画祭の一つです。ホラー、スリラー、SF、ファンタジーなど、独特で斬新な作品に焦点を当てているのが特徴です。
■ 名門大学の特別講義
韓国では、著名な俳優や監督が大学で特別講義を行うことがよくあります。特に演劇映画科がある大学では、現役のトップスターから直接演技論を学べる機会が貴重な経験として重視されています。
チャン・ミヒさんといえば、気品あふれる立ち振る舞いが本当に素敵ですよね。恋愛ドラマよりも、重厚な人間ドラマやミステリー要素のある作品での存在感が圧倒的だと思うんです。50年も第一線で活躍し続けられるのは、こうした確固たる哲学があるからこそ。皆さんは、ベテラン俳優の深みのある演技と、若手俳優のフレッシュな演技、どちらに惹かれますか?





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