冷血な財閥3世を演じ、最高視聴率10%を突破したSBSドラマ『素晴らしい新世界』で話題のホ・ナムジュン(허남준)。2024年の新人賞受賞から最新のIU(아이유)のミュージックビデオ出演まで、彼の魅力を紐解きます。
■ 冷血な財閥3世が恋に落ちるまで『素晴らしい新世界』での存在感
現在放送中のSBSドラマ『素晴らしい新世界』(2026年設定)で、俳優ホ・ナムジュン(허남준)が演じるチャ・セゲ役が視聴者の心を掴んでいます。物語の序盤、彼は企業買収の交渉の場で「バラバラに解体して売却すれば済む私が、なぜ伝統を守らなければならないのか」と言い放つ、冷徹な財閥3世として登場しました。
自身のイメージが悪化するようなディープフェイク動画(AI技術で本人の顔を合成した偽動画)が流布されても、イメージ管理よりその技術を持つ会社を抱え込もうとするほどビジネスに徹する人物です。しかし、無名女優のシン・セリ(イ・イムジヨン(임지연))と出会ったことで、彼の氷のような心が揺れ始めます。
感情の通わせ方がわからず秘書に相談しながらも、最終的には「恋い慕っている」とストレートに告白。オールブラックやバーガンディのスーツを完璧に着こなす隙のない姿から、愛の前で無防備になっていくギャップが、視聴者に「冷血なのにときめく」というこれまでにない魅力を提示しています。
■ 2024年新人賞受賞からトップ歌手のMV出演まで
ホ・ナムジュンの快進撃は今に始まったことではありません。2024年にはMBCドラマ『今、電話に出られて(지금 거신 전화는)』で、昼は精神健康医学科の専門医、夜はミステリーコンテンツのクリエイターという二つの顔を持つチ・サンウ役を熱演しました。ヒロインを長年見守る「安定型の男友達」という切ないサブキャラを演じきり、同年のMBC演技大賞で男子新人賞を受賞。実力派としての地位を固めました。
また、2024年のENAドラマ『ユア・アナー』では、暴力的な組織ボスの息子キム・サンヒョク役を演じ、強烈なヴィラン(悪役)としての顔も見せています。父親の愛に飢え、時限爆弾のような危うさを持つキャラクターを表現するため、独特の歩き方や仕草を研究したといいます。
さらに、2025年には国民的歌手IU(아이유)のリメイクアルバム『花しおり(꽃갈피)』シリーズの楽曲『Never Ending Story』のミュージックビデオにも出演。ここではドラマとは一変し、眼鏡をかけて赤いバイクに乗る漫画喫茶の店主を演じました。映画『8月のクリスマス』をオマージュした切ない世界観の中で、すれ違う縁に涙する繊細な演技を披露し、幅広い演技スペクトラムを証明しています。
■ 悪役からメロまで、変幻自在のフィルモグラフィー
ホ・ナムジュンという俳優の強みは、キャラクターによって全く異なる「顔」を見せる点にあります。冷酷な悪役から、包容力のある友人、そして不器用な愛を捧げる財閥御曹司まで、彼が積み上げてきたキャリアは多岐にわたります。
最新作『素晴らしい新世界』で見せている、愛によって武装解除されていく冷血漢の姿は、まさに彼のこれまでの経験が凝縮された集大成とも言えるでしょう。次世代のメロ職人(恋愛ドラマの名手)としての期待も高まっており、これからの活躍から目が離せません。
📚 Buzzちゃんの豆知識
■ 財閥3世(チェボル3セ)
韓国ドラマでよく登場する設定ですが、韓国の巨大資本を持つ企業グループの創業者を「1世」とし、その孫の世代を指します。1世はカリスマ、2世は守成、3世はエリート教育を受けた冷徹なビジネスマンや、逆に甘やかされたトラブルメーカーとして描かれるのが定番のキャラクター造形です。
■ サブ男主(サブナムジュ)
ドラマのメインヒロインをめぐって、主人公(メイン男主)と恋のライバルになる2番手の男性キャラクターのことです。主人公よりも優しくてスペックが高い「あしながおじさん」的な役回りが多く、韓国では「視聴者がサブ男主に恋をしてしまう現象(サブ病)」という言葉があるほど愛されるポジションです。
財閥系ドラマに目がない私としては、今回のホ・ナムジュンさんの「冷血な御曹司が恋に落ちる」という設定、もうたまらないんです。あの完璧なスーツ姿からの不器用な告白なんて、ギャップ萌えの王道ですよね。新人賞を獲ってから一気にスターダムに駆け上がる感じ、かつてのキム・スヒョン(김수현)さんを彷彿とさせます。皆さんは、ホ・ナムジュンさんの「冷徹な悪役」と「一途な恋をする御曹司」、どちらの姿がもっと見てみたいですか?





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