1994年の大ヒットドラマ以降、長年トップ俳優として活動してきたチャ・インピョが、50代後半にして演劇界への第一歩を踏み出します。2026年7月から2か月間、不朽の名作の韓国初演舞台で主演を務めることが決定しました。
俳優であり作家としても活動するチャ・インピョ(차인표)が、デビュー34年目にして初めて演劇に挑戦することを発表しました。
2026年5月27日、ソウル市内で行われた自身の長編小説『私たちの町の図書館』の出版記念懇談会にて、チャ・インピョは現在演劇の練習に励んでいることを明かしました。彼が挑戦する作品は、世界的な名作映画を原作とした舞台『いまを生きる(原題:死ぬ前の詩人の社会)』の韓国初演です。
チャ・インピョは本作で、型破りな教育で生徒たちに人生の真理を教える教師、ジョン・キーティング役を演じます。公演は2026年7月から2か月間にわたって行われる予定です。
会見の中で彼は、「俳優としてこれほど長く生きてきましたが、この演劇をするために今まで待っていたのだと思います」とユーモアを交えながら、初舞台への並々ならぬ思いを語りました。チャ・インピョは大学時代、家族と一緒に映画版を鑑賞した際、劇中の「君は人生でどんな詩を書くのか」という問いかけに深い感銘を受けたといいます。長い歳月を経て改めて台本と向き合った際、そのメッセージが今の自分に強く響き、現代を生きる若者たちにその意味を伝えたいという願いから出演を決意したと説明しました。
また、自身のキャリアについても言及しました。「今の私の代表作といえば、デビュー当時のドラマ『愛をあなたの胸に』ですが、今回の舞台を通じて代表作を『いまを生きる』に塗り替えられるよう努力します」と、力強い抱負を述べました。
なお、同日に発表された小説『私たちの町の図書館』は、現代の作家や高句麗時代の絵師などが一つの物語の中で交錯するメタフィクション(フィクションであることを意識させる技法の物語)ジャンルの作品で、彼の作家としての活動も注目を集めています。
出典1:https://www.hankookilbo.com/news/article/A2026052715490002602?did=NA
出典2:https://www.mk.co.kr/article/12058861
📚 Buzzちゃんの豆知識
■ メタフィクション
物語の中で「これは物語である」と言及したり、作者自身が登場したりする手法のことです。韓国では近年、小説だけでなくドラマや映画でも、現実と虚構の境界を曖昧にする独創的な構成の作品が増えており、知的な楽しみを求める視聴者に支持されています。
■ 『愛をあなたの胸に』
1994年に放送され、韓国中で社会現象を巻き起こしたドラマです。チャ・インピョはこの作品でサックスを吹く財閥御曹司を演じ、一躍トップスターとなりました。現在の奥様であるシン・エラさんと共演し、結婚に至ったきっかけの作品としても非常に有名です。
デビュー30年を超えて新しい分野に挑戦する姿、本当にかっこいいですよね。私はチャ・インピョさんといえば、完璧なビジュアルの財閥二世役のイメージが強いのですが、今回のような深みのある教師役は今の彼にぴったりだと思います。皆さんは、ベテラン俳優が長年のイメージを覆すような役に挑戦するのは楽しみな派ですか?それとも、慣れ親しんだ定番のキャラをずっと見守りたい派ですか?





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