俳優のキム・ギュリがネットで購入した「韓国伝統」をうたう扇子の品質に落胆し、5本で37万5000ウォン(約4万円)を無駄にしたと告白。偽物の見分け方として装飾の質を確認するようファンに注意を促しています。
俳優のキム・ギュリ(김규리)が、オンラインショッピングで購入した伝統扇子の品質について、自身のSNSを通じて消費者へ注意を呼びかけました。伝統工芸品を愛用している彼女だからこそ気づいた、不適切な販売実態に対する苦言が注目を集めています。
5月19日、キム・ギュリは自身のSNSに、配送されたばかりの扇子や説明書、装飾用の紐(ソンチュ)が収められた箱の写真を投稿しました。彼女は「以前、ある方から教えていただいた販売サイトのリンクを信じて注文してみたのですが……騙されました」と切り出し、届いた製品への失望感をあらわにしました。
■ 伝統工芸品を装った「海外製」の疑い
キム・ギュリは投稿の中で、「このように作られたものが韓国の伝統であるはずがありません。この合竹扇(ハプチュクソン)は、間違いなく海外で注文して作らせたものでしょう。形も仕上がりも全く違います」と指摘しました。
さらに、具体的な被害額についても言及しています。「7万5000ウォン(約8400円)のものを5本注文したのですが……お金を捨ててしまいました」と明かし、伝統品を装って価格を釣り上げている現状に「ため息が出ます。これからは、高くても人間国宝などの職人さんに直接お願いして、作品としての扇子を買うことにします」と、安易なネット購入を控える意向を示しました。
■ 「ソンチュ」で見分ける本物の見極め方
彼女は特に、扇子の骨の部分に刻まれた模様や、持ち手につける装飾品である「ソンチュ」の質の低さを問題視しています。「国産(韓国産)なら自尊心があるから、こんなソンチュは絶対に付けないはず。皆さんも騙されないでください。本物の合竹扇か分からないときは、ソンチュをよく確認してから買ってください」と、購入時のチェックポイントを具体的にアドバイスしました。
キム・ギュリは、映画『美人図』でのシン・ユンボク役をきっかけに水墨画を学び始め、現在は個展を開くほどの腕前を持つ画家としても活動しています。伝統芸術に対する深い造詣がある彼女だからこそ、伝統文化を悪用するような販売形態に強い憤りを感じたものと見られます。
キム・ギュリは1997年にモデルとしてデビュー後、映画『女高怪談 二番目の物語』やドラマ『学校1』、『グリーン・マザーズ・クラブ』など数多くの作品に出演。最近では映画『1980』で「第44回黄金撮影賞」の審査員特別賞を受賞するなど、俳優としてのキャリアも着実に積み重ねています。
出典:https://www.topstarnews.net/news/articleView.html?idxno=16065514
📚 Buzzちゃんの豆知識
■ 合竹扇(ハプチュクソン)
韓国の伝統的な折りたたみ扇子の一種で、竹の外側の皮を2枚合わせて骨を作ることからその名がつきました。全州(チョンジュ)などの特産品として知られ、熟練の職人が作るものは非常に高価で、美術品としての価値も認められています。
■ ソンチュ(扇錘)
扇子の持ち手の端につける装飾用の結び紐や飾りのことです。かつては身分や好みに合わせて、琥珀や翡翠などの宝石、精巧な彫刻を施した木材などが使われ、扇子の品格を表す重要な要素とされていました。
キム・ギュリさん、水墨画の個展を開くほど本格的なアーティストなので、伝統工芸に対する情熱が本当にすごいんですよね。5本で約4万円という決して安くない買い物だっただけに、その分ショックも大きかったんだと思います。職人さんの技術をリスペクトしている彼女らしい警告だなって感じました。皆さんはネットショッピングで「失敗した!」と思った経験、ありますか?





コメント