パク・ジ훈(박지훈)やキム・ソンホ(김선호)など、人気俳優たちがアジアツアーを続々と開催しています。作品の熱狂をファンとの直接的な交流へ繋げ、自身のスター性を確立する新たな戦略に迫ります。
■ ドラマのキャラクターから「俳優個人」のファンへ
韓国の俳優たちが活躍する舞台に大きな変化が起きています。かつて俳優の仕事といえば、作品が終わればインタビューに応じ、次の作品を待つのが一般的な流れでした。ドラマの中で演じたキャラクターが俳優のイメージを決定づけ、作品の成否がそのまま俳優の評価に直結していたのです。ファンと直接対面するイベントは、ごく一部のトップ韓流スターに限られた特別な行事という認識が主流でした。
しかし現在は状況が異なります。俳優たちはドラマの外でも精力的に活動を展開しています。ファンミーティングを開催し、アジア各国を巡るツアーを行い、歌やダンス、トーク、ゲームなど趣向を凝らしたステージを準備します。ドラマを通じて得た人気を会場へと引き継ぎ、キャラクターへの好感を俳優個人への強固なファン心理へと拡張させているのです。
■ アジアを席巻する俳優たちのファンミーティングツアー
2026年に入り、この傾向はさらに顕著になっています。パク・ジフン(박지훈)は、アジアファンコンツアー『RE:FLECT』を開催します。5月23日の東京を皮切りに、ソウル、クアラルンプール、ホーチミン、ハノイ、バンコク、シンガポールを巡る予定です。アイドルグループWanna One出身という経歴を武器に、俳優とアーティスト両方の魅力を同時に見せる「ファンコン(ファンミーティングとコンサートを掛け合わせた形式)」という形態を選択しています。
キム・ソンホ(김선호)もアジアファンミーティングツアー『LOVE FACTORY』を通じて各国のファンと交流しています。ソウルのブルースクエア(ソウル市龍山区にある複合文化空間)での公演を皮切りに、ジャカルタ、神奈川、マニラ、台北、バンコクと日程が続きました。
また、イ・ジョンソク(이종석)は2026年1月、東京のNHKホールで『With : Just Like This』のファイナルアンコール公演を行い、ソウルから始まった長いアジアツアーを締めくくりました。作品放送後の熱気を一過性のもので終わらせず、数ヶ月にわたるツアーによって持続的な人気へと昇華させた事例と言えます。
■ スター性を測る新たな指標とマネジメント戦略
ファンミーティングは俳優にとって、歌を歌い、作品のビハインドストーリーを語り、ファンの質問に直接答える「もう一つの舞台」です。画面越しでは分からなかった人間的な魅力や、一生懸命に準備したパフォーマンスを見せることで、ファンとの心理的な距離を縮めます。
この背景には、NetflixなどのグローバルOTT(インターネットを通じて配信される動画サービス)の影響も無視できません。韓国ドラマが世界中で同時に消費される現代では、作品の公開直後から海外ファンが急増します。その関心はSNSのフォロワー数やファンコミュニティへの加入、そしてファンミーティングのチケット購入へと直結します。
芸能事務所の戦略も変化しています。ある関係者は「俳優は作品ごとに異なる役を演じるため、キャラクターのファンが次の作品までついてきてくれるとは限らない。ファンミーティングはそのギャップを埋める役割を果たす」と説明します。キャラクターのファンを「俳優自身のファン」として定着させることで、キャリアの安定性を高めているのです。今やファンミーティングは作品の付録ではなく、俳優のキャリアにおける「本編」の一つとして位置づけられています。
📚 Buzzちゃんの豆知識
■ 팬카페(ファンカフェ)文化
ポータルサイト(DaumやNAVERなど)内に作られる、芸能人公認のファンコミュニティのことです。公式スケジュールの確認やファン同士の交流、俳優本人からのメッセージ投稿などが行われる、韓国独自の応援文化の拠点です。
■ ファンコン(FAN-CON)
「ファンミーティング」と「コンサート」を組み合わせた造語です。俳優としてのトークやゲームコーナーに加え、歌手並みの本格的なステージパフォーマンスを披露する形式のことで、最近のマルチな才能を持つスターたちの間で主流になっています。
私も大好きなソン・ジュンギ(송중기)さんやキム・スヒョン(김수현)さんのファンミ映像をよく見ますが、ドラマのクールな姿とギャップのある、ちょっと照れたような素顔が見られるのが最高なんですよね。最近は作品がヒットするとすぐにアジアツアーが決まるので、推しに会えるチャンスが増えて嬉しいです!皆さんは俳優さんのファンミに行くなら、じっくりトークを聞きたい派?それとも歌やダンスのパフォーマンスも見たい派ですか?





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