日本のドラマや映画でその姿を見ない日はないほど、確かな演技力で親しまれている俳優のヒョンリ(현리)さん。彼女がいま、自身のルーツである韓国のエンターテインメント界で大きな注目を集めています。
最近公開されたNetflixオリジナルシリーズ『この恋、通訳できますか?(キム・ソンホ(김선호)、コ・ユンジョン出演のロマンス劇)』でナナミ役を演じ、韓国ドラマ界への第一歩を華々しく踏み出したヒョンリさん。さらに、大ヒット作の続編への出演も決定し、日韓を股に掛ける「グローバル俳優」としての快進撃が止まりません。
今回は、最新のインタビューを通して、彼女がなぜ今、韓国での活動に魂を注いでいるのか、その熱い想いと背景に迫ります。
■「キラーたちの店」シーズン2参戦!本格アクションへの挑戦
韓国での活動を本格化させているヒョンリさんですが、ファンを驚かせたのは次なる出演作のニュースです。なんと、Disney+(ディズニープラス)のオリジナルシリーズ『キラーたちの店(殺し屋だった叔父が遺した危ない遺産を巡るアクション劇)』シーズン2への出演が確定しました。
2024年に公開され、主演のイ・ドンウク(이동욱)さんとキム・ヘジュン(김혜준)さんのケミストリー(俳優同士の相性)が話題を呼んだ同作。ヒョンリさんは、劇中に登場する傭兵会社「バビロン」の東アジア支部に所属するキラー「キュ」役を演じます。
「この作品で初めて本格的なアクションに挑戦しましたが、まさに魂を削ったと言えるほど、最善を尽くして準備しました」
そう語る彼女の言葉からは、並々ならぬ覚悟が伝わってきます。日本の作品で見せてきた繊細な演技とはまた一味違う、強烈なカリスマ性を放つキラー役。韓国のトップ俳優たちと渡り合う彼女の姿は、日本のファンにとっても新しい驚きとなるはずです。
■「青学」法学部卒の才女が独学で掴んだ韓国語と夢
ヒョンリさんの経歴を紐解くと、その並外れた努力家としての一面が見えてきます。東京で生まれ育った在日韓国人である彼女ですが、韓国語はなんと独学で習得したといいます。
さらに、俳優になることに反対していた両親を説得するため、日本の名門私立大学である青山学院大学の法学部を卒業。学業を疎かにせず、自らの実力で道を切り拓いてきた背景には、在日コリアンとしてのアイデンティティと、表現者としての強い意志がありました。
ここで少し解説すると、韓国の芸能界において「高学歴」や「語学堪能」という要素は非常に高く評価されます。特にヒョンリさんのように、日本語、韓国語、そしてイギリス留学で磨いた英語を操るトリリンガルな才能は、Apple TV+の『パチンコ(在日コリアン一家の4世代にわたる苦難と希望を描いた大作ドラマ)』のようなグローバルプロジェクトにおいて、欠かせない武器となっています。
彼女はインタビューで、日韓を往来する同僚俳優たちについても言及しています。「日本でシリーズものを共にした仲間たちとは今も連絡を取り合っています。まだ両国を行き来して活動する友人は多くないですが、これからそうした事例が増えれば、お互いの経験を深く分かち合いたいです」と、架け橋としての役割にも意欲を見せました。
■5歳までの記憶と「韓国的な家族の情」への憧れ
2006年に日本でデビューしてから20年。ベテラン俳優としてのキャリアを築きながらも、なぜ今、韓国での活動にこだわるのでしょうか。その理由は、幼少期の温かな記憶にありました。
「5歳くらいまで両国を行き来して過ごしていたので、おばあちゃんと過ごした時間や、韓国に対する温かい思い出がたくさんあります」
ヒョンリさんは、国によって感情の表現の仕方が少しずつ異なることを指摘した上で、「機会があれば、韓国特有の情緒が込められた『家族の物語』を扱った作品で、深みのある演技を見せたい」と語っています。
韓国ドラマにおいて「家族」は、切っても切り離せない重要なテーマです。儒教的な価値観に基づいた目上への敬意や、時に過干渉なまでの深い愛情を指す「情(ジョン)」の文化。ヒョンリさんは、アクションやロマンスといった華やかなジャンルだけでなく、そうした韓国の心の奥底にある「温かさ」を表現したいと考えているのです。
日本で培った確かな演技力と、自身のルーツである韓国への深い愛。その二つが融合したとき、彼女にしか演じられない唯一無二のキャラクターが生まれるに違いありません。
『パチンコ』で世界を驚かせ、『この恋、通訳できますか?』で韓国の視聴者の心を掴み、そして『キラーたちの店』で新たな伝説を作ろうとしているヒョンリさん。彼女が次に私たちに見せてくれる景色が、今から楽しみでなりません。
日本でもお馴染みのヒョンリさんが、韓国の豪華俳優陣の中でどんな存在感を見せてくれるか、ワクワクしますね!皆さんは、彼女にどんな役柄を演じてほしいですか?ぜひコメントで教えてください!
出典:http://www.osen.co.kr/article/G1112751880





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