世界中で空前の大ヒットを記録しているNetflixオリジナルシリーズ『ブリジャートン家』。19世紀のロンドンを舞台に、貴族たちの恋と社交界の騒動を描いたこのドラマは、日本でもシーズンが配信されるたびにランキング上位を独占する人気作です。その最新作となるシーズン4で、ヒロインのソフィー役に抜擢されたのが、韓国系オーストラリア人俳優のハ・イェリン(하예린)です。
2026年3月18日に放送された、韓国の人気バラエティ番組『ユ・クイズ ON THE BLOCK(유 퀴즈 온 더 블럭)』(人気MCのユ・ジェソクが街頭やスタジオでゲストの人生を深掘りするトーク番組)に彼女が登場し、世界を驚かせたオーディションの裏側から、韓国の「国民的俳優」である祖母との心温まるエピソードまでを語り尽くしました。
日本のファンにとっても見逃せない、グローバルスターへと駆け上がる彼女の素顔をご紹介します。
■ 東アジア系初のヒロイン!「ベク・ソフィー」誕生の秘密
『ブリジャートン家』シーズン4では、次男ベネディクトの恋の相手として登場するソフィー。原作では「ソフィー・ベケット」という名前ですが、ハ・イェリンがキャスティングされたことで、ドラマ版では韓国の姓である「ソフィー・ベク(白)」に変更されました。これは制作陣が彼女のルーツを尊重し、作品に反映させた結果だといいます。
番組内でハ・イェリンは、この大役を掴むまでの熾烈なオーディション過程を振り返りました。2400坪(約8000平方メートル、東京ドームのグラウンド半分以上の広さ)という圧倒的なスケールのセット、そして何千人もの候補者の中から選ばれた喜び。合格の知らせを聞いたとき、家族全員がどれほど驚き、喜んだかというリアルなエピソードは、視聴者の笑いと共感を誘いました。
特に注目を集めたのは、ドラマの中に盛り込まれた「韓国的な演出」です。ハ・イェリンは、撮影現場で提案したアイデアや、劇中で見せた「薬水場(ヤクスド)の拍手(약수터 박수)」について明かしました。
ここで少し解説を加えると、「薬水場の拍手」とは、韓国の公園や登山道にある水汲み場(薬水場)などで、中高年の方々が健康維持のために手のひらを強く打ち合わせながら歩く独特の健康法のことです。日本ではあまり見かけない光景ですが、韓国では「健康に良い」とされる定番の習慣。これを19世紀の英国貴族社会を舞台にしたドラマで再現したというのですから、そのギャップには驚きです。ハ・イェリンは「東洋人俳優としてのアイデンティティを作品に込めたかった」と語り、その責任感の強さを覗かせました。
■ 「おばあちゃんは私のヒーロー」国民的俳優ソン・スクとの絆
今回の『ユ・クイズ ON THE BLOCK』出演がさらに特別なものとなったのは、ハ・イェリンの祖母であり、韓国演劇界のレジェンドとして知られるベテラン俳優ソン・スク(손숙)が共に登場したことです。
ソン・スクといえば、芸歴60年を超え、ドラマ『マイ・ディア・ミスター~私のおじさん~(나의 아저씨)』でイ・ジウン(IU)演じるヒロインの祖母役を務めるなど、韓国では知らない人がいないほどの「国民のおばあちゃん」的存在です。そんな大女優が、孫娘の晴れ舞台を祝うために駆けつけたのです。
ソン・スクは現在、視力が低下する「黄斑変性症」という持病を抱えていますが、「孫が出ている作品はすべて欠かさずチェックしている」と、深い愛情を語りました。そんな中、少し恥ずかしそうに「(ブリジャートン家には)ちょっとセクシーなシーンがあるじゃない?」と突っ込む場面も。これにはハ・イェリンもタジタジになり、スタジオは大きな笑いに包まれました。
ハ・イェリンは、幼い頃から祖母が舞台で輝く姿を見て俳優を志したと言います。韓国で演技の基礎を学び、その後オーストラリア、そしてアメリカ・ハリウッドへと活動の場を広げていった彼女にとって、祖母は常に最大の憧れであり、心の支えでした。二人の間に流れる温かく、そして互いを尊敬し合う空気感は、多くの視聴者の涙を誘いました。
■ アジア人俳優としての挑戦、そして日本へのメッセージ
番組の後半、ハ・イェリンは「東洋人俳優としてグローバルな舞台に立つことへの責任感」について、真摯な思いを語りました。ハリウッドという大きな舞台で、アジア系の俳優がメインストリームの恋愛ドラマの主役を演じることは、今なお多くの壁が存在します。
「私が道を切り開くことで、後に続く後輩たちがもっと自由に夢を見られるようになってほしい」という彼女の言葉には、27年間の俳優人生を歩んできた祖母ソン・スクの意志がしっかりと受け継がれているように感じられました。
ハ・イェリンは幼少期、韓国のバラエティ番組を見て育ったそうで、この日もMCのユ・ジェソク(유재석)に対して「本当にファンだったんです!」とはしゃぐ可愛らしい一面も見せてくれました。グローバルスターという華やかな肩書きの裏にある、努力家で家族思いな等身大の姿に、放送後、SNSでは「一気にファンになった」「早くシーズン4が見たい!」といった声が溢れています。
『ブリジャートン家』シーズン4で見せる彼女の新しいソフィー像は、間違いなく世界の、そして日本のファンをも魅了することでしょう。韓国のアイデンティティを大切にしながら、英国の古典的なロマンスをどう演じきるのか、今から期待が膨らみます。
ハ・イェリンが演じる新しいヒロイン、そして彼女とベネディクトの恋模様。皆さんはどんなところに注目していますか?ぜひ、あなたの期待や応援メッセージをコメントで教えてください!
出典:https://www.spotvnews.co.kr/news/articleView.html?idxno=804182
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