ドラマ「サム、マイウェイ~恋の一発逆転!~」や「模範タクシー」シリーズで、その確かな演技力と透明感あふれる美貌を披露し、日本でも高い人気を誇る女優のピョ・イェジン(표예진)。彼女が、かつて就いていた「キャビンアテンダント(CA)」という華やかな職業を、わずか1年半で辞めた本当の理由を語り、韓国で大きな注目を集めています。
3月6日に放送されたバラエティ番組『チョン・ヒョンムの計画(전현무계획)3』(MBN・チャンネルS共同制作、人気MCチョン・ヒョンムが美食を求めて旅する番組)に出演したピョ・イェジンは、済州島(チェジュド)を舞台に、自身の波乱に満ちたキャリアチェンジの裏側を告白しました。
■ 「最年少CA」の称号を捨て、未知の俳優界へ飛び込んだ勇気
済州島の名物料理に舌鼓を打ちながら、リラックスした雰囲気の中でトークは進みました。MCのチョン・ヒョンム(전현무)から「当時、最年少の客室乗務員だったんだよね?」と振られると、ピョ・イェジンは「満19歳で乗務を始めましたが、1年半で辞めました」と、当時の決断を振り返りました。
韓国において「スンムウォン(승무원:客室乗務員)」という職業は、日本以上にステータスが高く、非常に狭き門として知られています。特に彼女が在籍していた「大韓航空」などの大手航空会社のCAは、知性と美貌を兼ね備えた女性たちの憧れの的であり、いわゆる「就職浪人」をしてでも目指す人が多いほどの人気職です。
そんな誰もが羨むポストをなぜ手放したのか。彼女の答えは非常に率直なものでした。
「新しい国に行き、新しい人々に出会える仕事でしたが、10年後を想像した時に、なんだか息が詰まるような(もどかしい)感覚があったんです。このままではいけないと思い、辞めて俳優の道に入りました」
この「10年後の自分」という視点は、安定を重視する韓国の若者世代にとっても、心に刺さる言葉として話題になっています。しかし、安定した職を捨てて不安定な芸能界へ進む決断には、当然ながら周囲の反対もありました。
■ 「父は会話を拒絶し、母は泣いた」家族との葛藤と和解
ピョ・イェジンは、女優への転身を決めた当時の苦労についても明かしました。「父は(反対のあまり)完全に会話を遮断し、母は私と一緒に泣きながら悲しんでいました」と、家族との間に深い溝ができた時期を回想しました。
儒教的な価値観が今も根強く残る韓国では、子供が安定した「良い職業」に就くことは親にとって最大の誇りであり、それを自ら手放すことは、親孝行に反する行為と捉えられることもあります。特に「最年少CA」として成功していた娘が、明日をも知れぬ無名の俳優志望になることは、両親にとって受け入れがたい衝撃だったのでしょう。
しかし、現在の彼女の活躍は、皆さんもご存知の通りです。今では両親も誰よりも彼女の活動を応援しているそうで、番組内でも「(美味しいお店を見つけると)父に真っ先に教えてあげたい」と語るなど、温かい親子関係が伝わってきました。
■ 済州島の絶品グルメ!「高級魚・ダクンバリ」を巡る珍道中
番組では、こうした真面目なトークの合間に、済州島ならではの贅沢なグルメツアーも繰り広げられました。今回一行が訪れたのは、高級魚として知られる「ダクンバリ(クエの一種、和名:アラ)」の名店です。
1匹240万ウォン(約27万円)もするという超高級魚の登場に、出演者たちは大興奮。胃、肝、唇、頬肉といった希少部位から、なんと「目玉」まで提供されるという、まさに済州島の海の幸の究極形です。
ピョ・イェジンとチョン・ヒョンムが目玉の譲り合い(?)で小競り合いをする場面や、人気YouTuberのクァクチューブ(곽준빈)が繰り出す、いわゆる「アジェギャグ(おじさんギャグ)」をピョ・イェジンが冷ややかな表情でスルーする一幕もあり、彼女のサバサバとした魅力が炸裂していました。
特に、ドラマ『模範タクシー(復讐代行サービスを行う人気アクションドラマ)』で演じたクールなハッカー、アン・ゴウン役を彷彿とさせる鋭いツッコミに、視聴者からも「ギャップが可愛い」「頭の回転が速い」と絶賛の声が上がっています。
■ 夢を追うピョ・イェジンの姿に勇気をもらう
安定した未来を捨てて、自分の心が躍る場所へと舵を切ったピョ・イェジン。彼女の成功は、単なる幸運ではなく、「このままでいいのか」という自分への問いかけに従った勇気の結果だと言えるでしょう。
「次の計画は、両親を連れてまた済州島に来て、この美味しい料理を食べさせてあげること」と語る彼女の表情は、CA時代に抱いていた「もどかしさ」を一切感じさせない、輝きに満ちたものでした。
皆さんは、今の仕事や生活に「10年後のワクワク」を感じられていますか? もしピョ・イェジンのように大きなキャリアチェンジを考えている人がいたら、彼女の勇気が力になるかもしれませんね。
ピョ・イェジンが演じる役柄の中で、皆さんが一番好きなキャラクターはどれですか? また、彼女のように「安定を捨てて夢を追った」エピソードがあれば、ぜひコメントで教えてください!
出典:https://www.mk.co.kr/article/11981540
コメント