文上民が2026年の主役級俳優へ。ドラマ初主演&映画デビューで急速台頭する2000年代生まれ男優の素顔に迫る

2026年がスタートして、まだ2ヶ月が経たないのに、ひときわ存在感を放つ男優がいる。それが文上民(ムン・サンミン)だ。ドラマ『은애하는 도적님아』(仮訳:愛らしき泥棒様へ)で地上波初主演を務め、先月20日に配信されたNetflixの新作映画『파반느』(仮訳:ファバン)でスクリーン進出まで果たしたこの俳優が、今年最も目が離せない存在となっている。

イ・チェミン、キム・ジェウォン、ホン・ミンギなど、2000年代生まれの男優たちが次々と主役級への道を切り開く中、文上民もその波に乗る形で注目を集めている。しかも作品の内外を問わず、高い評価を受けているのが興味深いところだ。今回、彼の素顔に迫るTMI(Too Much Information=ちょっと詳しすぎる情報)を通じて、演技の力だけでは説明できない彼の魅力に迫ってみよう。

■身長191cm、K-ドラマ史に残る「長身コンビ」を実現

文上民を語る上で欠かせないのが、その並外れた身長だ。191cmというスケールは、K-ドラマのキャスティングにも影響を及ぼすほど。『愛らしき泥棒様へ』では、共演する男性サブ主人公役を見つけるのに苦労したという逸話が残っている。結果として187cmのホン・ミンギ(홍민기)が抜擢され、二人の身長差を活かした独特のケミストリーが生まれることになった。

ちなみに、同作品で共演する女優ナム・ジヒョン(남지현)は、文上民について「カーニバルの観覧車より背が高い」とコメント。学生時代の愛称は「꺽다리(曲がった足)」だったというから、かなりのあだなを付けられたようだ。高校時代にボクシングとデトックスジュースで必死にダイエットしていたというエピソードも、その身長に到達するまでの苦労を物語っている。

■バブルでの「犬系男子」キャラが大人気

韓国アイドル・俳優たちが大手ファンコミュニティアプリ「バブル」を利用する中、文上民も活動を始めている。そこでの彼のニックネームが「문댕민」(文・ダングミン=「ダング」は韓国語で犬の愛称)というところから、彼のキャラが見え隠れしている。

実は本人も「귀여운 척(かわいい振りをしてます)」とコメントしており、実際そのニックネーム通りの"犬系男子"ぶりをバブルで披露しているのだという。「君たちに頑張れって力をあげるよ」「サウナ好き?僕の方がもっと好きだけど」「今、坡州のセット地にいるんだ。遊びに来ませんか?」といった、親友のような距離感でのメッセージが、多くのファンを虜にしている。

また、彼のファンダム名は「문짝이들」(ムンチャギドゥル)。音楽番組『ミュージックバンク』の最終放送イベントで、ファンたちが準備したカフェを訪問した際、本人が直々に命名したというから、ファンとの関係性をとても大切にしている証拠だ。

■共演俳優と監督に絶賛される実力派

映画『ファバン』で共演したペ・ヨハン(배요한)は、YouTubeの番組で文上民について次のようにコメントしている。「彼の演技すべてが美しく、真実味がある。だから信じられる。時代が進んでも古典的に演じようとしている。映画『フランケンシュタイン』のジェイコブ・エローディみたいになるだろう」。俳優としてのこうした評価は、演技の深さと成長性の両方を認めているものといえる。

さらに『ファバン』のイ・ジョンピル(이종필)監督も、文上民の良い点は枚挙に暇がないと言及。キャスティングの際、『봄날을 간다』(仮訳:春の日に行く)でのユ・ジテの雰囲気を求めていたとのことだが、文上民が実際にその映画を鑑賞してから、「背の高い男性の後ろ姿が、なんだか寂しく見えた」というコメントを寄せたことが決め手となったという。こうした感受性の豊かさと、役への向き合い方が、監督の心を掴んだのだろう。

■性格は社交的、友人関係も多彩

MBTIで「E(外向型)」という文上民の人間関係も、彼の人となりを表している。ドラマ『슈룹』で共演したキム・ミンギ(김민기)とは、わずか二人だけのバドミントンサークルを立ち上げ、その後メンバーを拡充。セブンティーン(K-POPボーイズグループ)のプ・スンクァン(부승관)も加わり、やがてコン・ウソン(최우성)、チェ・ホンギュ(최홍규)、キム・ガンミン(김강민)といった俳優たちも参加。現在は6人のバドミントン愛好会として活動しているという。

それだけでなく、ドラマ『방과 후 전쟁활동』(仮訳:放課後の戦争活動)で共演した女優ホン・サビン(홍사빈)とは「本当の友人」として、互いの作品活動を応援し合っているそうだ。彼の周囲に集まる人間関係の質の高さは、本人の人格を物語っている。

■意外な素顔。21歳で得た初稿料の使い道は

華やかなキャリアの裏側には、大切にしている価値観がある。初めて正式な稿料を受け取ったのは21歳の時。ウェブドラマ『크리스마스가 싫은 네 가지 이유』(クリスマスが嫌いな四つの理由)での出演料だったそうだが、その全額を母親へのプレゼント、具体的には「シャネルのクラシック・キャビアクラッチ」の購入に充てたという。仕事で得た喜びを、真っ先に親への感謝に変える姿勢は、彼の人格の根底にある思いやりを示している。

その他のユニークな情報としては、運転免許は持っているものの、実際の運転には自信がないという一面も。アイスランドでの『ファバン』撮影時は、共演のコ・アソン(고아성)に運転を任せていたそうだ。また、手のサイズが20cmというビッグハンド、『웨딩 임파서블』(仮訳:ウェディング・インポッシブル)の宣伝で行ったInstagramの質問コーナーで、実際に定規で測定した写真を公開するなど、ファンとの交流も大切にしている。

音楽的な好みも個性的で、もしボーイズグループに加入したら「NCT WISH(K-POPボーイズグループ)になりたい」と語るほど。自分と正反対のイメージだからこそ、より大きな魅力を感じるのだという、バランス感覚の優れた思考性も垣間見える。

■次のステージへ向けて

文上民は現在、Netflix原作シリーズ『뷰티 인 더 비스트』(仮訳:ビューティ・イン・ザ・ビースト)での新プロジェクトを進行中。キム・ミンジュ(김민주)、ロモン(로몬)との共演による、ファンタジーロマンスとのことだ。あらゆる役柄を自分のカラーで難なくこなしながら、着実に存在感を高めていく彼の次のステップに、期待が高まるばかりである。

191cmの長身、犬系のあたたかいキャラクター、そして高い演技力。これらすべてが揃った文上民というパッケージは、K-ドラマの新世代を代表する俳優として、今後ますます目が離せなくなるだろう。

出典:https://www.esquirekorea.co.kr/article/1897647

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