故キム・スミさんの出演料1億6千万ウォン未払い問題、イ・ヒョチュンも被害…制作会社に永久追放予告

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ミュージカル『実家のお母さん』の制作会社が、故キム・スミ(김수미)さんへの出演料約1億6千万ウォンを2年間未払い。共演したイ・ヒョチュン(이효춘)さんも全額を受け取れず、業界団体が永久追放を示唆しました。

■ 1億6千万ウォンの未払いとベテラン俳優たちの被害

韓国の芸能界を代表する団体である(社)韓国マネジメント連合(以下、連マネ協)の特別機関である賞罰調整倫理委員会と、韓国放送演技者労働組合(以下、韓演労)は、2026年4月27日、ミュージカル『実家のお母さん(親境ママ)』の制作会社による出演料未払い問題について、極めて強硬な立場を表明しました。

両団体は今月13日にも共同声明を通じて問題の解決を求めていましたが、制作会社側から誠実な回答や具体的な措置が一切取られていないことを受け、今回の再声明に至りました。連マネ協の調査によると、2024年に惜しまれつつこの世を去ったベテラン女優のキム・スミ(김수미)さんに対し、未払いの出演料が約1億6千万ウォン(約1,800万円)に上ることが判明しました。

さらに、同作品に共同出演していたイ・ヒョチュン(이효춘)さんも、出演料を一切受け取っていないことが明らかになりました。イ・ヒョチュン(이효춘)さんは制作会社の代表を信頼して出演を継続したものの、結果として一銭も支払われず、自ら協会に被害を申告したといいます。団体側は「故人や元老俳優に対する長期間の未払いは、個人の尊厳を踏みにじるパライ(破廉恥)な行為である」と強く非難しています。

■ 制作現場のスタッフにも波及した深刻な賃金未払い

この問題は俳優陣の出演料だけにとどまらず、舞台を支えるスタッフたちの賃金未払いにまで拡大しています。舞台、音響、照明、小道具などを担当した制作陣の給与も支払われていないという疑惑が浮上しており、その被害規模はさらに膨らむ見通しです。

一部の報道や関係者の主張によれば、スタッフたちの未払い賃金は約4億ウォン(約4,500万円)規模に達するとされており、2024年8月にはスタッフらによる記者会見も行われていました。これに対し、制作会社の元代表は「自分自身も12億ウォンの被害を被っている」と反論しており、主張が真っ向から対立しています。

直近の動きとしては、制作会社の資産に対する強制執行手続きが行われ、競売にかけられた一部の資産から約500万ウォンが回収されました。しかし、この配当対象には大手企業のカカオエンターテインメントや車両リース会社、芸能事務所などが含まれており、俳優やスタッフ個人の元に十分な金額が渡るには程遠い状況です。

■ 業界団体による「永久追放」を含む無寛容な強硬姿勢

連マネ協と韓演労は、今回の事態を単なる金銭トラブルではなく、業界の信頼を損なう「悪質なパワハラ」および「不法行為」と規定しています。声明の中で両団体は、制作会社に対して以下の3点を強く要求しました。

第一に、大衆文化芸術人の労働に対する正当な対価を支払うこと。特に、故人や元老俳優に対して「もう亡くなったから適当に流してもいい」「事務所に所属していない力のない高齢俳優だ」といった卑劣な思考で対応することは許されないと強調しています。
第二に、現場で汗を流したスタッフたちの賃金未払いを即刻解決すること。
第三に、要求が受け入れられない場合、該当の制作会社を「不良制作会社」に指定し、業界全体で情報を共有。所属会員社に対してキャスティング業務への協力中断を指示し、業界から永久に追放するよう主導することを予告しました。

団体側は「出演料未払いという旧態依然とした悪習を根絶するための重大な分岐点」とし、無寛容の原則を適用して最後まで責任を追及する方針です。K-カルチャーが世界的に注目される中で、こうした内部の秩序崩壊が韓流の自負心を傷つけることへの深刻な懸念も示されました。

出典1:https://www.sportschosun.com/entertainment/2026-04-27/202604270100179770011778
出典2:https://www.topstarnews.net/news/articleView.html?idxno=16045523
出典3:https://www.newsen.com/news_view.php?uid=202604271010422410

📚 Buzzちゃんの豆知識

■ 韓国芸能マネジメント協会(連マネ協/CEMA)

韓国の芸能事務所やマネージャーが所属する公式団体です。俳優の専属契約トラブルの調整や、健全な業界秩序を維持するための「賞罰委員会」を運営しています。ここで「不良業者」と認定されると、韓国国内でのキャスティングや制作活動が事実上不可能になるほどの影響力を持ちます。

■ 元老(ウォンロ)俳優への敬意

韓国は儒教文化の影響もあり、年齢の高いベテラン俳優を「元老(ウォンロ)俳優」と呼び、非常に高い敬意を払います。今回、業界団体がここまで激しい怒りを見せているのは、単なる未払いというだけでなく、長年業界に貢献してきた大先輩の尊厳を傷つけたという側面が大きいためです。

Buzzちゃんの感想

「国民の母」として愛されたキム・スミ(김수미)さんは、私が好きな財閥系ドラマでも圧倒的な存在感でした。そんな大先輩やイ・ヒョチュン(이효춘)さんがこんな被害に遭うなんて、本当にやるせないです。皆さんは、制作側の責任をどこまで追及すべきだと思いますか?法的処置だけで十分?それとも業界追放のような厳しい制裁も必要でしょうか?

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