名優ユ・ヘジンが明かした伝説の映画 王の男 秘話に驚き!アドリブが生んだ名シーンの裏側とは

韓国映画界に欠かせない「名バイプレーヤー」であり、現在は主演俳優としても絶大な信頼を得ているユ・ヘジン(유해진)。彼の飾らない人柄と圧倒的な演技力は、日本の韓流ファンの間でもバラエティ番組『三食ごはん(韓国の農村や漁村で自給自足生活を送る人気バラエティ)』などを通じて広く愛されています。

そんなユ・ヘジンが、自身の出世作の一つである伝説的な映画『王の男(왕의 남자 / 2005年公開、イ・ジュンギ主演で1200万人以上の観客を動員した大ヒット作)』の撮影秘話を明かし、大きな注目を集めています。当時、誰もが驚いたあの名シーンが、実は彼の徹底した準備とアドリブから生まれていたというのです。

■ 伝説の映画「王の男」を支えたユ・ヘジンの徹底した役作り

今回、話題となったのは、人気お笑い芸人のソン・ウニ(송은이)が運営するYouTubeチャンネル「VIVO TV(多くの芸能人がゲスト出演する人気トークバラエティ)」にユ・ヘジンが登場した際のエピソードです。

トークの中で、ユ・ヘジンは2005年に公開された映画『王の男』を振り返りました。この作品で彼は、旅芸人一座のメンバーであるユッカプ役を演じ、コミカルかつ哀愁漂う演技で観客を魅了しました。

韓国では当時、この映画が「千万映画(チョンマン・ヨンファ / 観客動員数が1000万人を超える、国民的大ヒット映画の称号)」となったことが社会現象になりました。特にユ・ヘジンが演じたユッカプたちの「マダンノリ(韓国の伝統的な屋外演劇)」のシーンは、権力を風刺する滑稽さと迫力が共存する、映画の白眉とも言える場面です。

ユ・ヘジンはこのシーンを演じるにあたり、脚本に書かれた以上の準備を自ら行っていたと明かしました。なんと、自費で伝統芸能の専門家を訪ね、芸人の細かな所作や口上を完璧に叩き込んだというのです。「ただ台本通りにやるのではなく、当時の芸人たちが実際にどのように観客を沸かせていたのかを知りたかった」という彼の熱意が、あのリアルな演技の背景にありました。

■ 監督チャン・ハンジュンも驚愕した「アドリブの真実」

このエピソードに、番組に同席していた映画監督のチャン・ハンジュン(장항준 / 映画監督でありながら、ユーモア溢れるトークでバラエティでも活躍する人気者)も驚きを隠せませんでした。

チャン・ハンジュン監督は、韓国映画界でも博識で知られる人物ですが、ユ・ヘジンが明かした「劇中の人形劇のシーンでのアドリブ」について聞いた際、「あれが計算されたものではなく、現場の空気から生まれたものだったのか」と感嘆の声を漏らしました。

特に、ユッカプたちが王の前で披露する風刺劇の中で、ユ・ヘジンが見せた独特の「間」や、観客(映画の中の王や廷臣たち)を挑発するような仕草は、彼自身が研究した伝統芸の技術がベースになっていたそうです。これには、現場のスタッフや、共演していたカム・ウソン(감우성)、イ・ジュンギ(이준기)らも圧倒されたといいます。

韓国には「クァンデ(광대 / 伝統的な大道芸人や役者)」という言葉がありますが、ユ・ヘジンはこの役を通じて、まさに現代のクァンデとしての真骨頂を見せつけたのです。彼のこうした妥協のない姿勢が、単なるコメディキャラクターに深い人間味を与え、作品全体の質を底上げしたことは間違いありません。

■ 日本のファンを惹きつける「ユ・ヘジン流」の魅力

ユ・ヘジンといえば、ヒョンビン(현빈)と共演した映画『コンフィデンシャル/共助(北朝鮮と韓国の刑事が協力するアクション映画)』シリーズでの人間味あふれる刑事役や、主演作『LUCK-KEY ラッキー(殺し屋と無名俳優が入れ替わるコメディ)』でのギャップのある演技など、変幻自在な魅力で知られています。

日本のファンの間では、彼の演技はもちろんのこと、バラエティ番組で見せる「素顔」も人気の秘密です。年下の俳優たちを優しく見守り、冗談を飛ばしながらも黙々と料理や作業をこなす姿には、儒教的価値観が根付く韓国社会における「素敵で頼りになる先輩(ヒョン)」の理想像が投影されています。

今回の秘話を通じて、彼がただ面白いだけでなく、一つの役にどれほどの魂を注ぎ込んでいるかが改めて証明されました。デビューから長い年月が経ってもなお、韓国でトップ俳優として君臨し続けているのは、こうした「見えない努力」があるからこそ。チャン・ハンジュン監督が驚いたように、私たち視聴者も彼の演技の深淵に改めて触れたような気持ちにさせられます。

名作『王の男』をもう一度見返すと、ユ・ヘジンが込めたこだわりや、伝統芸への敬意がより鮮明に伝わってくるはずです。ベテランとなった今も進化を続ける彼の次なる作品では、どんな驚きを届けてくれるのでしょうか。

ユ・ヘジンのアドリブや役作りのこだわり、皆さんはどの作品が一番印象に残っていますか?「あのシーンが好き!」という皆さんの推しポイントを、ぜひコメントで教えてくださいね!

出典:https://www.ohmynews.com/NWS_Web/View/at_pg.aspx?CNTN_CD=A0003216181&CMPT_CD=P0010&utm_source=naver&utm_medium=newsearch&utm_campaign=naver_news

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