伝説のタンジョン俳優チョン・テウが後輩を激励!30年の時を超えた時代劇愛にファン感動

韓国時代劇ファンなら、その顔を見れば「あ、あの時の王様だ!」とピンとくる俳優がいます。その一人が、子役出身の実力派俳優として知られるチョン・テウ(정태우)です。

今回、チョン・テウが自身のSNSを通じて公開した「ある投稿」が、韓国のネットユーザーや時代劇ファンの間で「胸が熱くなる」「世界観の統合だ」と大きな話題を呼んでいます。一体どのような出来事だったのか、その背景にある韓国ならではの「時代劇文化」とともに紐解いていきましょう。

■「元祖タンジョン」がやってきた!30年の時を結ぶ対面

事の発端は、チョン・テウが現在上演中のミュージカル『王世子失踪事件(ワンセジャ・シルチョンサゴン)』(通称:ワンサナム)を観劇したことでした。

彼は自身のInstagramに、出演俳優たちと一緒に撮った記念写真を投稿。「元祖タンジョン(端宗)も『ワンサナム』を楽しく観てきました」というウィットに富んだコメントを添えたのです。

この「元祖タンジョン」という言葉には、日本のファンにもぜひ知ってほしい深い意味が込められています。

タンジョン(端宗)とは、朝鮮王朝第6代国王のこと。わずか11歳で即位しながらも、叔父であるセジョ(世祖/首陽大君)によって王位を追われ、非業の死を遂げた悲劇の幼君として、韓国では誰もが知る歴史上の人物です。

チョン・テウは、1990年代の伝説的時代劇『韓明澮(ハン・ミョンフェ)』や、最高視聴率40%を超えた名作『王と妃(ワン・グァ・ビ)』などで、このタンジョン役を熱演しました。当時、まだ幼かった彼が見せた、運命に翻弄される儚くも気品ある演技は、韓国国民の涙を誘い、「タンジョン役といえばチョン・テウ」という確固たるイメージを定着させたのです。

■韓国時代劇の醍醐味「キャラクターの継承」

今回のニュースがなぜ「世界観の統合」と呼ばれ、これほどまでに歓迎されているのでしょうか。そこには、韓国特有の「サグク(時代劇)」への深い愛着があります。

韓国では同じ歴史上の人物が何度もドラマや映画、舞台の題材になります。そのため、視聴者は「あの時のタンジョンを演じた子役が、今は立派な大人になって、新しい世代のタンジョン(あるいは王世子)を見守っている」という構図に、一種のロマンを感じるのです。

チョン・テウは今回、作品を鑑賞しただけでなく、後輩俳優たちの演技を心から称賛しました。「30年という時間を超えて、同じ痛みを共有する役を演じる後輩たちと出会う」というシチュエーションは、俳優本人にとっても、そして長年彼を見守ってきたファンにとっても、非常に感慨深い瞬間となりました。

ちなみに、韓国には「子役出身の俳優は成功しにくい」というジンクスがかつてありましたが、チョン・テウはその実力で見事にそれを打ち破った代表格でもあります。今回の訪問は、ベテラン俳優が若手の挑戦を後押しするという、韓国芸能界の美しい「先輩・後輩(ソンベ・フベ)文化」の象徴とも言えるでしょう。

■ミュージカル『王世子失踪事件』の魅力とは?

今回チョン・テウが足を運んだ『王世子失踪事件』についても少し触れておきましょう。

この作品は、宮廷内で忽然と姿を消した王世子(ワンセジャ/王の跡継ぎ)を巡るミステリーでありながら、その裏に隠された愛と欲望、そしてやるせない人間ドラマを描いた人気作です。韓国では映画やドラマだけでなく、こうした舞台作品でも歴史をモチーフにした「ファクション(事実に基づく創作)」が非常に盛んです。

チョン・テウが投稿した写真には、舞台衣装に身を包んだ若手俳優たちの緊張感と、それを見守る彼の温かい眼差しが映し出されていました。彼が演じたタンジョンの物語を知るファンからは、「タンジョンが元気に生き残って、後輩の舞台を観に来てくれたみたいで泣ける」「これこそ本当のマルチバースだ」といったコメントが相次いでいます。

かつて「悲劇の王」として国民を泣かせた少年は、今や後輩たちに道を指し示す頼もしい「レジェンド俳優」となりました。30年という歳月を経て、舞台裏で交わされた握手と笑顔は、韓国エンタメの歴史の積み重ねを感じさせる素敵なエピソードでした。

かつてチョン・テウが演じたタンジョンの姿を覚えている方も、最近彼を知った方も、この「新旧の出会い」には心温まるものがあったのではないでしょうか。

時代劇の名子役から名俳優へと成長したチョン・テウ。皆さんが心に残っている「時代劇の名シーン」や、彼にまた演じてほしい歴史上の人物は誰ですか?ぜひコメントで教えてくださいね!

出典:https://news.jtbc.co.kr/article/NB12287514?influxDiv=NAVER

  • X

コメント

PAGE TOP