韓国エンタメ界や社会は、今週もドラマチックなニュースで溢れていました。世界的人気シリーズの主演に抜擢された新星から、映画界の歴史を塗り替えた意外(?)な監督まで、今知っておきたい「時の人」たちをご紹介します。
■世界が恋する新星!「ブリジャートン家」主演のハ・イェリン(하예린)
いま、韓国のみならず世界中のドラマファンが熱い視線を送っているのが、韓国系オーストラリア人俳優のハ・イェリン(하예린)です。彼女は、Netflix(ネットフリックス)の超人気シリーズ「ブリジャートン家 シーズン4」で、アジア系として初めてのヒロイン、ソフィー・ベク役を射止めました。
2月26日に公開された同作は、英語圏の視聴ランキングで見事1位を獲得。4日に行われた記者懇談会で、彼女が語った「名前」へのこだわりが話題を呼んでいます。彼女は海外で活動しながらも、英語名を使わず、一貫して本名の「イェリン」を使い続けているそうです。
「お母さんが英語名を付けなかったおかげで、韓国人としてのアイデンティティを保つことができました」と語る彼女。実は、韓国演劇界のレジェンドであるソン・スク(손숙)の孫娘という華麗なる経歴の持ち主でもあります。いつか韓国語の作品でも彼女の姿が見られる日が来るかもしれませんね。
■「愛されキャラ」監督が快挙!チャン・ハンジュン(장항준)の1000万公約
韓国映画界にまた一つ、伝説が刻まれようとしています。チャン・ハンジュン(장항준)監督の最新作「王と生きる男(왕과 사는 남자)」が、観客動員数1000万人突破の秒読み段階に入りました。
韓国では観客動員1000万人を超える映画を「チョンマン(1000万)映画」と呼び、国民の5人に1人が見た計算になることから、その監督は最高の名誉である「1000万監督」の称号を得ます。
これまでチャン・ハンジュン監督は、ヒットメーカーの脚本家キム・ウニ(김은희)の夫として知られ、「日本でいうところの『愛妻家で明るいタレント監督』のようなポジション」で親しまれてきました。自身の過去作が150万人を超えたことがなかったため、今回のヒットに本人も驚きを隠せない様子。1000万人突破の公約として、光化門(クァンファムン/ソウル中心部にある歴史的な広場)で市民にコーヒーを振る舞うイベントも予定されているそうです。
■司法と政治の激震…チョ・ヒデ(조희대)大法院長と閣僚候補パク・ホングン(박홍근)
社会的なニュースに目を向けると、司法と政治の大きな動きが注目されています。
まず、韓国の最高裁判所トップであるチョ・ヒデ(조희대)大法院長(最高裁長官に相当)が、国会で可決された「司法3法」に対して異例の公開反対を表明しました。この法案は、裁判のあり方を大きく変える改革案ですが、チョ・ヒデ大法院長は「急激な変化が国民のためになるのか、慎重に考えるべきだ」と訴えています。韓国では今、司法の独立性を巡って国会と最高裁の緊張感が高まっており、ドラマ顔負けの展開を見せています。
一方で、行政の要となる初代「企画予算処」の長官候補として、野党出身のパク・ホングン(박홍근)議員が指名されました。経済官僚ではない政治家出身の彼が、国の予算をどうコントロールしていくのか、韓国国内ではその手腕に大きな関心が集まっています。
■国際情勢の新たな波、イランの次世代リーダー
最後は国際ニュースから。イランの次期最高指導者として、現指導者の次男であるモズタバ・ハメネイ(모즈타바 하메네이)が選出された
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