プリースト六龍が飛ぶのベテラン俳優イ・ナムヒさんが死去、41年の演技人生に幕

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映画『プリースト 悪魔を葬る者』やドラマ『六龍が飛ぶ』で強烈な存在感を放った俳優イ・ナムヒさんが、2026年4月22日に64歳で逝去されました。1983年のデビューから40年以上にわたり、演劇・映画・ドラマを股にかけ活躍した名脇役の歩みを振り返ります。

■ ベテラン俳優イ・ナムヒ(이남희)さんが持病のため逝去

韓国の演劇界および映像作品で欠かせない存在感を示してきた俳優イ・ナムヒさんが、2026年4月22日の午後5時頃、持病による闘病の末に亡くなりました。享年64歳でした。

遺族によると、イ・ナムヒさんは最近まで演劇の舞台に立つ準備を進めるなど、最後まで演技に対する情熱を失っていなかったといいます。1962年に生まれ、1983年に演劇『アンティゴネ』でデビューして以来、約41年もの間、俳優という一筋の道を歩み続けてきました。

■ 演劇界の象徴として数々の賞を受賞した功績

イ・ナムヒさんのキャリアの核となるのは、何といっても演劇舞台です。彼は『男子衝動』、『オセロ』、『ウーア・ファウスト』、『セールスマンの死』など、数百編に及ぶ演劇作品に出演し、韓国演劇界の象徴的な俳優としての地位を確立しました。

特にその実力は高く評価されており、1998年に韓国演劇協会演技賞を受賞したのを皮切りに、2011年には第4回大韓民国演劇大賞で「男優演技賞」を、2012年には第48回東亜演劇賞で「演技賞」を受賞するなど、演劇界の主要な賞を総なめにしてきました。

2024年にはソウル市劇団の演劇『ヨン(John)』において、主人公のヨン・ガブリエル・ボルクマン役を演じました。かつての富と名誉を失い、8年間も引きこもり生活を送る男の欲望と孤独を圧倒的なエネルギーで描き出し、観客と批評家の双方から絶賛を浴びたのは記憶に新しいところです。

■ 映画・ドラマでも「名脇役」として活躍

舞台で培った確かな演技力は、映画やドラマの世界でも遺憾なく発揮されました。日本の韓国映画ファンにも馴染み深い作品に数多く出演しており、特に2015年の映画『プリースト 悪魔を葬る者』では、済天法師(チェチョンポプサ)役を演じて強い印象を残しました。

また、大ヒットドラマ『六龍が飛ぶ』や『ドクター・プリズナー』、『武神』、『ミスティ〜愛の真実〜』など、ジャンルを問わず深みのある助演として作品を支えました。最近では『コンデインターン』や、ネットフリックス(OTTサービス)で配信された『誰もいない森の奥で』などにも出演し、幅広い世代にその顔を知られていました。

■ ジャンルを越えて活躍する俳優たちの系譜

イ・ナムヒさんのように演劇出身で映像の世界でも成功を収める俳優は、韓国エンターテインメントの層の厚さを象徴しています。同じように舞台と映像を自由に行き来する活動は、後輩俳優たちにも大きな影響を与えています。

例えば、アイドルグループ4Minute(포미닛)出身の女優クォン・ソヒョン(권소현)も、最近では演劇『ジョンヒ(정희)』に挑戦し、映画『夜明けのタンゴ』に出演するなど、ジャンルを問わない「全方位型」の活動で注目を集めています。このように、舞台という生身の演技の場で実力を磨き、それを映像作品に還元していくという韓国俳優の伝統は、イ・ナムヒさんのような先駆者がいたからこそ受け継がれているといえるでしょう。

■ 葬儀および告別の詳細

イ・ナムヒさんの葬儀は、ソウル市西大門区にある新村(シンチョン)セブランス病院の葬儀場15号室に用意されました。出棺は2024年4月24日の午前10時20分に執り行われ、埋葬地はソウル市立昇華院(スンファウォン)となります。

長年、韓国のエンターテインメントシーンを支え、最後まで舞台への復帰を夢見ていた名優の早すぎる別れに、多くの演劇関係者やファンから哀悼の意が寄せられています。

出典1:https://www.sedaily.com/article/20036012
出典2:https://www.sportschosun.com/entertainment/2026-04-23/202604230100155630010107
出典3:https://www.newsis.com/view/NISX20260423_0003602807
出典4:http://www.stoo.com/article.php?aid=106321120997
出典5:https://www.wikitree.co.kr/articles/1132994
出典6:http://www.osen.co.kr/article/G1112787146
出典7:https://www.tenasia.co.kr/article/2026042302864
出典8:https://www.topstarnews.net/news/articleView.html?idxno=16042272
出典9:https://www.xportsnews.com/article/2140381
出典10:https://www.starnewskorea.com/star/2026/04/23/2026042307423889647
出典11:http://enews.imbc.com/News/RetrieveNewsInfo/502560
出典12:https://www.gpkorea.com/news/articleView.html?idxno=142127
出典13:https://www.sidae.com/article/2026042307204651577
出典14:https://www.starnewskorea.com/star/2026/04/23/2026042307150742724

📚 Buzzちゃんの豆知識

■ 葬儀用語「ビンソ(빈소)」と「パリン(발인)」

韓国の訃報記事でよく目にする「ビンソ」とは、遺影を安置し弔問客を迎える場所のこと。通常、病院に併設された専用の葬儀場で行われます。一方の「パリン」は漢字で「発靷」と書き、出棺を意味します。韓国では亡くなってから3日目にパリンを行う「三日葬」が一般的です。

■ 大学路(テハンノ)

ソウルの鍾路(チョンノ)区にあるエリアで、韓国演劇のメッカとして知られています。大小100以上の劇場が集まっており、今回イ・ナムヒさんの訃報に際して紹介されたような多くのベテラン俳優たちがここでキャリアをスタートさせます。アイドルが演技に挑戦する際の登竜門としても有名な場所です。

Buzzちゃんの感想

イ・ナムヒさんといえば、私は『六龍が飛ぶ』での重厚な演技がすごく心に残っているんです。恋愛ものよりミステリーや歴史ドラマが好きなので、彼のようなベテランの方が画面に映ると一気に作品が引き締まる感じがして安心感がありました。64歳という若さで、まだ準備していた舞台があったと思うと本当にもどかしい気持ちになりますね。皆さんはイ・ナムヒさんが出演した作品で、一番印象に残っている役柄はありますか?それとも、これから観てみたい作品はありますか?

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