ブリジャートン家4主演のハ・イェリン、祖母である大御所女優ソン・スクとの心温まる絆を語る

世界中で社会現象を巻き起こしているNetflixの超人気シリーズ『ブリジャートン家(19世紀初頭のロンドン社交界を描いた時代劇ドラマ)』。その最新作となるシーズン4のヒロインに抜擢されたことで、今、最も熱い視線を浴びているのが韓国系オーストラリア人の女優、ハ・イェリン(하예린)です。

彼女が今回、アメリカの主要メディア『ハリウッド・レポーター(米国の有名エンタメ誌)』のインタビューに応じ、自身のルーツや、韓国演劇界の重鎮として知られる祖母ソン・スク(손숙)とのエピソードを語り、韓国国内だけでなく日本のファンの間でも大きな感動を呼んでいます。

■「片方の視力を失ってもテレビにかじりついて…」祖母ソン・スクの深い愛情

インタビューの中でハ・イェリンは、祖母であるソン・スクについて触れました。ソン・スクといえば、韓国では「国民的俳優」の一人に数えられるほどの名女優です。舞台、映画、ドラマと幅広く活躍し、かつては環境部長官(日本の環境大臣に相当)も務めたことがあるほどの社会的な影響力を持つ人物です。

そんな偉大な祖母も、孫娘の前では一人の優しい「おばあちゃん」のようです。ハ・イェリンは「おばあちゃんは、私の出演作を全部チェックして、いつも応援メッセージを送ってくれるんです」と明かしました。

さらに、胸を打つエピソードも披露されました。現在、ソン・スクは片方の目の視力を失っている状態だといいます。しかし、孫娘が画面に映ると、もう片方の目で必死に見ようと、テレビのすぐ近くまで顔を寄せて視聴しているのだそうです。

「『ブリジャートン家』への出演が決まった時も、自分のことのように喜んでくれました。おばあちゃんはいつも『あなたが私の誇りよ』と言ってくれるのですが、その言葉が私の大きな原動力になっています」と語るハ・イェリン。韓国では「親孝行」や「家族の絆」を何よりも大切にする儒教的な価値観が今も根強く残っていますが、二人のエピソードはまさにその美しい形を体現していると言えるでしょう。

■韓国演劇界のサラブレッド、ハ・イェリンの歩み

ハ・イェリンがこれほどまでに演技の世界で情熱を燃やしているのは、やはり祖母ソン・スクの存在が大きかったようです。彼女は15歳の時に韓国に渡り、数多くのトップスターを輩出してきた名門「桂園(ケウォン)芸術高校(芸術に特化した私立高校)」で演技を学びました。

その後、再びオーストラリアに戻り、国立演劇学院(NIDA)を卒業。下積み時代を経て、スティーヴン・スピルバーグが製作総指揮を務めたことでも話題のSF超大作ドラマ『HALO(ヘイロー)』で主要キャストの一人、クワン・ハ役を演じ、一躍グローバルスターの仲間入りを果たしました。

そして今回、『ブリジャートン家』シーズン4では、ベネディクト・ブリジャートン(演:ルーク・トンプソン)の運命の相手となるソフィー・ベク役を演じます。原作では「ソフィー・ベケット」という名前ですが、ドラマ版ではハ・イェリンのルーツを尊重し、韓国系の名字である「ベク」に変更されました。

これには、アジア系俳優のハリウッド進出を喜ぶ韓国のファンからも「制作陣の配慮が嬉しい」「韓国系のヒロインが見られるなんて夢のよう」と、期待の声が殺到しています。

■グローバルに羽ばたく韓国系スターへの期待

近年、ハリウッドでは韓国系俳優の活躍が目覚ましいものがあります。しかし、ハ・イェリンのように韓国の芸術高校で基礎を学び、伝統的な演技の素養を持ちながら、英語圏の作品で主演を張るというケースは非常に珍しく、まさに「日韓欧米」の文化を繋ぐ存在といえるでしょう。

ソン・スクという偉大な大先輩であり、愛する祖母に見守られながら、ハ・イェリンは今、新たな歴史を作ろうとしています。彼女が演じるソフィーが、ブリジャートン家の華やかな世界でどのような輝きを放つのか、今から配信が待ちきれません。

片方の視力を失っても孫娘の姿を追い続けるソン・スクの愛、そしてそれに応えようと努力を続けるハ・イェリン。この美しい家族の物語を知った上でドラマを観ると、また違った感動が味わえそうですね。

世界が注目するヒロインとなったハ・イェリン。皆さんは、彼女がどんな「ソフィー」を演じてくれると思いますか?ぜひコメントで期待のメッセージを聞かせてください!

出典:https://www.newsen.com/news_view.php?uid=202603021652086710

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