俳優のアン・ヒョソプ(안효섭)がYouTube番組で、JYPエンターテインメントでの3年間にわたる練習生時代を回想しました。カナダから単身帰国した経緯や、ダンスの実力を理由に自ら「納得した」という当時の心境を明かしています。
■ JYPスカウトのきっかけはカナダでの口コミ
俳優のアン・ヒョソプ(안효섭)が、JYPエンターテインメント(韓国の大手芸能事務所)の練習生だった時代の驚きのエピソードを明かしました。
2026年4月26日、ミュージシャンのチョン・ジェヒョン(정재형)が運営するYouTubeチャンネル『ヨジョンジェヒョン(妖精ジェヒョン)』に「一言二言聞いてみたら、君はトークショーに出なきゃダメだよ」と題された動画が公開されました。この動画にゲスト出演したアン・ヒョソプは、自身のデビュー前の秘話を赤裸々に語りました。
アン・ヒョソプによると、JYP側から最初に連絡が来たのは、彼がカナダの高校に通っていた頃だったといいます。当時、彼が通っていた高校にはアジア人が多く、現地のネットワークを通じて「誰かいい人はいないか」と探していたJYPのスタッフに、アン・ヒョソプの情報が伝わったことがきっかけでした。
彼は当時の状況を振り返り、「正直に言えば、ただの経験だと思っていました。不思議な感じもしたし。結局、スタッフたちがカナダを離れる直前の夜、ホテルのトイレでオーディション用の映像を撮影したんです」と、意外な場所でチャンスを掴んだことを明かしました。
■ 17歳で単身韓国へ、母親が予感していた「運命」
当時、高校1、2年生(10年生〜11年生)だったアン・ヒョソプは、サマースクールに通っている最中でした。JYPから「韓国に来て練習してみよう」と航空券が送られてきたとき、彼は「これは詐欺かもしれない」と疑いつつも、若さゆえの怖いもの知らずな精神で韓国行きを決意したそうです。
興味深いのは、彼の母親の反応でした。後に母親が語ったところによると、「(アン・ヒョソプが)いつかは韓国に行くだろうと予感していた」といいます。そのため、韓国行きを反対したこともありましたが、それは本心からの強い反対ではなかったと振り返っています。
韓国での生活を始めたアン・ヒョソプですが、大好きだった音楽を仕事として毎日繰り返すうちに、「これが嫌いになってしまうかもしれない」という強い不安に駆られたといいます。この経験が、後に彼が「音楽は趣味として残しておこう」と決意する大きな理由となりました。
■ ダンスの壁と「自分でも納得」した練習生解雇
アン・ヒョソプは約3年間、JYPでアイドルデビューを目指して練習に励みました。しかし、その道は決して平坦ではありませんでした。彼は自身のダンスの実力について、「自分でもクビにすると思った」と自虐的に語っています。
「歌はどうにかなる気がしていましたが、ダンスが本当にダメでした」と告白。解雇を言い渡された当時、彼はソウルの狎鴎亭(アックジョン)にあるギャラリア百貨店の裏通りをあてもなく歩き続けたといいます。
その帰り道、カナダにいる父親に国際電話(ボイスートーク)をかけ、初めて涙を流しながら「お父さん、ごめんなさい」と謝ったという切ないエピソードも明かしました。自分を信じて送り出してくれた両親への申し訳なさが、当時の彼にとって一番の痛みだったようです。
■ 挫折を乗り越え、俳優としての華麗なる転身
アイドルとしての道は途絶えたものの、彼の才能は別の形で開花しました。2015年にtvNのバラエティ番組『バッハを夢見て いつもカンターレ2』で顔を知らせ、同年のMBCドラマ『ポン당ポン당(ポンダンポンダン) LOVE』で俳優として正式にデビューを果たしました。
その後、アン・ヒョソプは数々のヒット作に出演。主な出演作には『社内お見合い』、『ホン・チョンギ』、『30だけど17です』、そして『浪漫ドクター キム・サブ』シリーズなどがあります。特にミステリーや財閥系、タイムスリップ要素のある作品でも存在感を発揮し、今や韓国を代表する若手実力派俳優としての地位を確立しました。
今回のトークを通じて、アン・ヒョソプは過去の挫折を隠すことなく語り、その経験が現在の俳優活動の糧になっていることを示しました。音楽への愛情を持ち続けながらも、自分に最適な道を見つけた彼の姿勢は、多くのファンに感動を与えています。
出典:https://www.topstarnews.net/news/articleView.html?idxno=16046157
📚 Buzzちゃんの豆知識
■ 練習生制度
韓国の芸能事務所特有のシステムで、デビュー前に歌、ダンス、演技、語学などの厳しいトレーニングを受けます。期間は人それぞれですが、3年前後が一般的で、この期間にデビューの可能性や適性が厳しく見極められます。
■ JYPエンターテインメント
パク・ジニョン(J.Y. Park)が設立した韓国の四大芸能事務所(Big4)の一つ。アーティストの「誠実さ」を重視することで知られ、2PM、TWICE、Stray Kids、ITZYなど数多くのトップアイドルを輩出しています。
アン・ヒョソプさんがJYPの練習生だったことは有名ですが、ホテルのトイレで映像を撮ったり、百貨店の裏で泣きながらお父さんに電話したりと、具体的な苦労話を聞くと胸が熱くなりますね。もしアイドルになっていたら、どんなグループにいたのか想像しちゃいます。でも、今の俳優としての活躍を見ていると、やっぱりこれが正解だったんだなって思うんです。皆さんは、アイドルとしてステージで歌い踊るアン・ヒョソプさんと、今の俳優としての姿、どちらにより惹かれますか?
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