韓国演劇界の大御所・最不岩(チェ・ブルアム)の健康状態が芳しくないという報道が伝わり、ファンや関係者から心配の声が上がっています。
きっかけは2月19日に放送されたMBN(東亜日報メディアグループの放送局)のバラエティ番組『特種世界』でのエピソード。番組に出演した俳優のパク・ウンスとイム・ヒョンシク(イム・ヒョンシク)は、最不岩と共にMBCの伝説的なドラマ『田園日記』で共演した経験を持つ先輩後輩です。
番組内でイム・ヒョンシクが「MBC創立1期のテレビ開国功臣たち」と表現した際、パク・ウンスは当時を懐かしみながら「あの時代は、みんなここまで年をとってなかったのにね」と感慨深くコメント。その後、さらに深刻な発言を口にしました。
「今では何人かの先輩方があまり…長くおられなくなったり、状態が良くなくなってしまった」と切り出したパク・ウンスは、「今は最不岩先輩もお体の調子が良くないし、とにかく先輩たちの健康状態がみんな良くなくて…どう対応してよいか分からない」とコメント。この発言が各メディアを通じて広がり、最不岩の体調に関する懸念が広がってしまいました。
その後、イム・ヒョンシクが人生の終わりを整理したいと心境を明かすと、パク・ウンスは「私たちがいつも畳もうとしないで、開いて見るべきだ。まだやることがたくさんある」と励ましの言葉を送りました。
最不岩の現在の状態について
1940年生まれの最不岩は、現在85歳。1967年にKBS(韓国放送公社)のドラマ『守養大君』で俳優としてデビューして以来、『刑事班長』や『田園日記』など数々の名作に出演し、韓国を代表する演技派俳優として活躍してきました。
昨年、最不岩が2011年から進行してきたKBS1(KBSの教養向けチャンネル)の番組『韓国人の食卓』(『한국인의 밥상』)の進行を務めることをやめることを発表しています。当時の制作陣は降板の理由について「信頼できる後輩へバトンを託したいという意思を伝えた」と説明していました。
この発表も、制作陣による配慮とみられていますが、実際の健康状態については詳しい情報が公開されていません。ただし、84歳を超える高齢での長年の活動を理由とした、自然な引退判断だったと考えられます。
韓国演劇界における最不岩の位置づけ
最不岩は、韓国テレビドラマ黎明期から活躍し、幾多の時代作品や現代劇で主要な役を演じてきた大物俳優です。特に『田園日記』は韓国ドラマ史に残る大長編ドラマとして知られており、その作品への出演経験は、同世代の俳優たちにとって極めて貴重なものとなっています。
パク・ウンスの発言は、単に最不岩の健康問題だけでなく、自分たちと同じ時代を生き、韓国の演劇史を一緒に作ってきた先輩世代の高齢化と、それに伴う世代交代という、韓国エンタメ界全体が直面する課題を映し出しています。
ファンにとっても、最不岩をはじめとする1期世代の俳優たちの活躍の場が減っていく現実は、一つの時代の終わりを象徴するものとして受け止められているようです。今後の最不岩の公式な健康情報公開が待たれています。
出典:http://mbn.mk.co.kr/pages/news/newsView.php?category=mbn00007&news_seq_no=5176833
コメント