韓国で「国民的MC」として絶大な人気を誇るユ・ジェソク(유재석)がホストを務める人気バラエティ番組『ユ・クイズ ON THE BLOCK(유 퀴즈 온 더 블럭)』(以下、『ユ・クイズ』)。毎回、旬の芸能人から時の人まで、多岐にわたるゲストを招いて深い人生の物語を引き出すこの番組に、また新たな感動の回が誕生しました。
3月11日に放送される第334回は「確率の壁を越えて」特集。過酷な競争や運命のいたずらを乗り越え、自分の道を切り拓いた4人の人物が登場します。日本でも人気の高いK-POPアーティストのウッズ(WOODZ / 조승연)や、ドラマ『恋のスケッチ〜〜応答せよ1988〜』でおなじみの俳優イ・ドンフィ(이동휘)など、韓流ファンなら見逃せないラインナップとなっています。
■ 逆走のアイコン、ウッズ(WOODZ)が明かす涙の過去
まず注目したいのは、ソロアーティストとして類まれな才能を発揮しているウッズ(チョ・スンヨン)です。彼は自作曲『Drowning』が、リリースから時間を経て再びチャートを上昇する「逆走(ヨッチュヘン)」を記録し、大きな話題となりました。
※韓国では、リリース当時は注目されなかった曲がSNSや口コミをきっかけに数ヶ月、数年後にヒットすることを「逆走(ヨッチュヘン)」と呼びます。かつてのEXID(이엑스아이디)の『Up & Down』が代表例で、アーティストにとっては実力が認められた証でもあります。
そんな華やかな成功の裏側で、ウッズは波乱万丈な過去を語ります。かつてはプロサッカー選手を目指してブラジルへ留学した経験を持ち、そこから歌手に転向。しかし、現実は甘くなく、なんと50回ものオーディションに落選したといいます。
さらに視聴者の涙を誘ったのは、亡き父への想いでした。海外活動中に突然届いた父の訃報。ウッズは、遠く離れた異国の地で亡くなった父の遺骨を自ら抱き、飛行機に乗って帰国しなければならなかったというあまりに辛いエピソードを打ち明けます。今の彼の音楽に宿る深いエモーションは、こうした困難を乗り越えた強さから来ているのかもしれません。
■ 俳優イ・ドンフィ、「無名時代」から「1千万俳優」への軌跡
続いて登場するのは、個性派俳優として不動の地位を築いたイ・ドンフィです。日本でも大ヒットした『恋のスケッチ〜応答せよ1988〜(ソウルの下町を舞台にした大人気ドラマ)』のドンリョン役で一躍スターとなった彼ですが、その裏には壮絶な下積み時代がありました。
彼はソウル芸術大学時代のエピソードや、プロフィールを200回も持ち歩いて配り歩いたという無名時代の苦労を回想します。韓国の芸能界は、トップスターになれる確率が極めて低いことで知られていますが、彼はそのわずかな可能性を信じて走り続けました。
その後、映画『エクストリーム・ジョブ(韓国歴代興行収入1位を記録したコメディ映画)』や、日本でも公開された『犯罪都市4(マ・ドンソク主演のメガヒットアクション)』など、観客動員数1000万人を超える「1千万映画(チョンマン・ヨンファ)」に相次いで出演。韓国で「1千万俳優」と呼ばれることは、国民的俳優の仲間入りを果たしたことを意味します。番組では、彼が製作にも関わった新作映画『メソッド演技(原題)』についても語られる予定で、ファン必見の内容です。
■ 脳科学者が警告する「AI時代」と、スノーボード界の精神的支柱
さらに、番組には異色のゲストも登場します。脳科学者のキム・デシク(김대식)教授は、私たちの生活に浸透しつつあるAI(人工知能)の驚くべき進化について警鐘を鳴らします。「AI同士が科学者を仲間外れにして、独自に意思疎通を始めた」という衝撃的な事例を紹介。わずか10分でプログラミングして作った『ユ・クイズ』のゲームを披露し、MCのユ・ジェソクとチョ・セホ(조세호)を驚かせる場面も。
また、23年間スノーボード国家代表選手たちを支え続けてきたホサン(호산)僧侶も出演します。チェ・ガオン(최가온)やイ・チェウン(이채운)といった若き天才メダリストたちを見守ってきた「ダルマ・キッズの父」としての歩み、そしてプロ野球チーム「LGツインズ」のヨム・ギョンヨプ(염경엽)監督に贈った「優勝の念珠」にまつわる秘話など、スポーツ界の裏側に隠された温かい物語が明かされます。
■ まとめ:一歩踏み出す勇気をくれる「人生のドラマ」
今回の『ユ・クイズ』は、単なるバラエティの枠を超え、誰しもが直面する「困難」や「確率」という壁をどう乗り越えるか、そのヒントをくれる回となりそうです。ウッズの音楽への情熱や、イ・ドンフィの諦めない心。彼らの
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