ブリジャートン4のシンデレラから国民的俳優まで!You Quizオン・ザ・ブロックが描いた母と娘の感動秘話

韓国で絶大な人気を誇るトーク番組「You Quiz 온 더 블럭(ユ・クイズ ON THE BLOCK、以下『ユ・クイズ』)」。国民的MCであるユ・ジェ석(유재석)とチョ・セホ(조세호)が、豪華ゲストの本音を引き出すこの番組は、日本でも動画配信サービスなどを通じて多くのファンに愛されています。

2026年3月18日に放送された第335回は「母」という特別なテーマ。世界を舞台に活躍する新星から、誰もが知る名バイプレーヤー、そして氷上の女王まで、それぞれの道を切り拓いてきたスターたちが、その背中を支え続けてくれた「お母さん」への想いを語り、韓国中を涙と感動で包みました。

今回の記事では、放送で明かされた驚きのエピソードや、韓国ならではの家族の絆について深掘りしてお伝えします。

■ 苦労を共にした母へ贈る感謝…若手女優チェ・ジスの「アルバイト人生」

まず視聴者の心を打ったのは、ドラマ「アンダーカバー・ミス・ホン(언더커버 미쓰홍)」で鮮烈な印象を残した若手俳優、チェ・ジス(최지수)の告白でした。

デビュー11年目にしてようやく掴んだ大きな役に、並々ならぬ覚悟で挑んだ彼女。しかし、その華やかな舞台の裏側には、あまりにも現実的な「生計」の悩みがありました。彼女は番組で「学資ローンを返済しなければならなかった」と明かし、着ぐるみ、物流センター、キッズカフェなど、数えきれないほどのアルバイトを経験してきたことを告白しました。

驚くべきことに、ドラマ出演後も週6日でアルバイトとオーディションを掛け持ちする日々を送っていたそうです。特にK-POPファンにとって身近な「フォトカード」の工場でも長時間働いていたというエピソードは、華やかに見える芸能界の厳しさを物語っています。そんな過酷な日々を支えたのは、やはり母親への愛でした。苦労を見せずに自分を育ててくれた母を想い涙する彼女の姿に、多くの視聴者が「これからは花道だけを歩いてほしい」とエールを送りました。

※韓国豆知識:韓国では俳優やアイドルの卵が、デビュー後も生計を立てるために働くことを「センギェヒョン・アルバ(生計型アルバイト)」と呼びます。特に学歴社会の韓国では「学資ローン」の負担が大きく、スターを夢見ながらも現実と戦う若者が少なくありません。

■ 伝説の女優・孫淑の孫娘!『ブリジャートン4』ハ・イェリンのシンデレラストーリー

続いて登場したのは、世界的な人気シリーズ『ブリジャートン4(Netflix製作のロマンス時代劇)』のヒロインに抜擢され、一躍グローバルスターとなったハ・イェリン(하예린)です。

彼女は、韓国演劇界の至宝であり「国民の母」とも称される大御所俳優、ソン・スク(손숙)の孫娘としても知られています。番組では祖母のソン・スクと共に登場し、東アジア系として初めてヒロインの座を射止めた過酷なオーディション過程や、2,400坪という圧巻のスケールを誇るセットでの撮影秘話を披露しました。

特に感動を呼んだのは、視力が低下する難病「黄斑変性症」を患っているソン・スクが、不自由な目でも孫娘の作品を欠かさずチェックし、深い愛情を注いでいるというエピソードでした。偉大な祖母の背中を見て育ち、ついに世界へと羽ばたいたハ・イェリン。彼女の成功は、家族の夢が形になった瞬間でもありました。

■ 「お母さんの人生の金メダル」ショートトラック最速女王、チェ・ミンジョンの涙

スポーツ界からは、ショートトラックの金メダリスト、チェ・ミンジョン(최민정)が母親と一緒に登場しました。22年間にわたる現役生活を振り返り、引退を控えた現在の心境を明かした彼女。

その強さの裏には、文字通り「身を削るような」母親の献身がありました。娘のトレーニング費用を捻出するために、自宅を売り払い、何度も引越しを繰り返しながら支え続けてきたというのです。

番組内で母親がチェ・ミンジョンに贈った手紙の一節、「あなたはすでに、お母さんの人生の金メダルよ」という言葉は、出演者だけでなく視聴者の涙を誘いました。韓国におけるアスリートの家族、特に母親のサポートは「チマパラム(スカートの風:教育や支援に熱心な親を指す言葉)」という言葉があるほど熱烈ですが、それは単なる教育熱心さではなく、深い自己犠牲を伴う愛情の裏返しでもあるのです。

■ 巨匠たちが愛する名女優、ヨム・ヘランが語る「母という存在」

最後を飾ったのは、ドラマ『ザ・グローリー 〜輝かしき復讐〜(더 글로리)』や『椿の花咲く頃』などで圧倒的な演技力を見せた女優、ヨム・ヘラン(염혜란)です。

27年のキャリアを持つ彼女は、今やキム・ウンスク脚本家やポン・ジュノ監督といった巨匠たちが指名する「信頼して見られる俳優」の一人。しかし、彼女もまた、無名時代は生活のためにアルバイトを掛け持ちしていた苦労人です。

米屋を営みながら女手一つで自分を育ててくれた母親との思い出。そして、自分自身も一人の娘の親となり、「母」になって初めて理解できた自分の母親の心の痛み。ヨム・ヘランは、自身の最新作の裏話と共に、飾らない「一人の娘」としての姿を見せました。

※韓国豆知識:儒教の価値観が根強く残る韓国では、「孝(ヒョ)」、すなわち親孝行が人生で最も重要な徳目の一つとされます。芸能人が成功した際に真っ先に「親に家をプレゼントした」というエピソードを披露するのも、この文化的な背景が強く影響しています。

■ 最後に:あなたにとっての「お母さん」はどんな存在ですか?

今回の『ユ・クイズ』は、華やかなスポットライトの下にいるスターたちも、私たちと同じように母の愛に救われ、時には母のために涙する一人の子供であることを思い出させてくれました。

苦しいアルバイト生活を支えた絆、世界へ挑戦する勇気をくれた言葉、そして人生のすべてを捧げてくれた献身。皆さんの心に一番響いたのは、どのエピソードでしたか?

「お母さんの人生の金メダル」という言葉のように、大切な人に感謝を伝えたくなる、そんな温かい放送でした。ぜひ、皆さんの「推し」の家族エピソードや、番組の感想をコメントで教えてくださいね!

出典:https://www.mhns.co.kr/news/articleView.html?idxno=741894

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