韓国エンタメニュースに登場した文化・用語を辞書スタイルで一覧。クリックすると出典記事へ飛びます。
-
スリーパー・ヒット(Sleeper hit)
公開当初はそれほど注目されていなかった作品が、観客の口コミや評価によってじわじわと人気を集め、長期間にわたってヒットすることを指します。韓国では本作のほかにも、低予算映画や独立映画がこの現象を起こし、社会現象になることがよくあります。
-
青龍(チョンリョン)映画賞・大鐘(テジョン)賞
韓国の二大映画賞と言われる権威ある賞です。青龍映画賞は特に大衆性と芸術性のバランスを重視すると言われ、大鐘賞は韓国で最も歴史の長い政府系から始まった映画賞です。この両方で新人賞を獲ることは俳優にとって最高の栄誉とされています。
-
5.18民主化運動
1980年5月に韓国の光州市で起きた、軍部の独裁に抵抗した市民による大規模な民主化運動です。当時の軍政によって多くの犠牲者が出た悲劇的な事件ですが、現在の韓国における民主主義の礎となった非常に重要な歴史的事実です。
-
ベルリン国際映画祭と韓国映画
ベルリン国際映画祭は、カンヌ、ヴェネツィアと並ぶ世界三大映画祭の一つです。韓国映画は近年、この映画祭で非常に高い評価を受けており、特にホン・サンス監督は、銀熊賞(監督賞や審査員大賞など)を何度も受賞するなど、「ベルリンの寵児」と呼ばれるほど特別な親和性を持っています。
-
独立映画(独立型映画)
韓国で「独立映画(トンニプヨンファ)」と呼ばれるジャンルは、大手配給会社や商業資本の支援を受けずに、監督の作家性や芸術性を重視して制作される映画を指します。ホン・サンス監督は、限られた予算と最小限のスタッフで即興性を活かした撮影を行うことで知られており、韓国独立映画界の象徴的な存在です。
-
公衆保健医
兵役義務の一環として、医師免許を持つ人が軍隊に行く代わりに、医療が不足している農村や離島の保健所に3年間勤務する制度です。ドラマの舞台となる島に若い医師がいるのは、この制度が背景にあることが一般的です。
-
兵役制度
韓国の成人男性には一定期間の軍服務が義務付けられています。人気絶頂の俳優も例外ではなく、約1年半から2年弱の間、芸能活動を休止して入隊します。そのため、入隊直前に公開・放送される作品は「入隊前最後の贈り物」としてファンに非常に大切にされます。
-
独立映画(インディペンデント映画)
大手資本や配給網に頼らず、監督の作家性や芸術性を重視して制作される映画のことです。韓国では若手俳優の登竜門とも言われており、ここで実力を認められてから大作映画や地上波ドラマへと羽ばたくケースが多く見られます。
-
GV(Guest Visit)
映画の上映後に、監督や出演俳優が登壇して観客と直接対話するイベントのことです。韓国の独立映画や映画祭では定番の文化で、作品の解釈や撮影秘話を直接聞ける貴重な交流の場としてファンに非常に人気があります。
-
モテファンド(母体ファンド)
政府が特定の産業を育成するために、民間投資組合などに出資する「ファンドのためのファンド」のことです。韓国のコンテンツ産業においては、この政府資金が呼び水となって多くの映画が制作されています。
-
映画振興委員会(KOFIC)
韓国の映画産業を支援するために設立された公共機関です。映画の制作支援や海外進出のサポート、映画館の入場料から徴収される「映画発展基金」の運用などを行っています。
-
善良な影響力(ソナン・ヨンヒャンリョク)
有名人が寄付やボランティア活動を積極的に行い、ファンや社会に良い刺激を与えることを指す言葉です。韓国ではスターの寄付活動が非常に活発で、キム・ウビンさんとシン・ミナさんのようにカップルや夫婦で多額の寄付を行うことは、大衆から非常に高く評価されるポイントになります。
-
扮装バス(プンジャンボス)
韓国のドラマや映画の撮影現場で使われる、移動式のメイク・着替え用バスのことです。ロケ地が屋外や地方の場合、俳優がこのバスの中でメイクを整えたり、衣装を着替えたりします。トップスターが自分のバスを所有したり、制作会社が用意した豪華なバスが話題になったりすることもあります。
-
大学祭(テハッチュッチェ)
韓国の大学祭は、単なる学内行事を超えた大規模なエンターテインメントイベントとして知られています。各大学が豪華なK-POPアーティストや人気ラッパーを招待し、ハイレベルなステージが繰り広げられるのが特徴です。学生だけでなく地域住民も参加し、夜遅くまで「酒幕(チュマク)」と呼ばれる模擬店でお酒を楽しむなど、韓国の若者文化を象徴する行事の一つです。
-
アスダル年代記(아스달 연대기)
韓国では珍しい古代ファンタジーというジャンルに挑んだ超大作ドラマです。架空の地「アス」を舞台に、部族間の争いや政治的駆け引きが描かれます。キム・オクビンさんが演じたテアルハは、権力欲が強く知略に長けたキャラクターで、物語の核心を握る非常に重要な役どころでした。
-
カンヌ国際映画祭での韓国映画
韓国映画は世界的に高く評価されており、特にパク・チャヌク監督やポン・ジュノ監督の作品はカンヌの常連です。キム・オクビンさんが出演した『渇き』が審査員賞を受賞したことは、韓国映画界にとって大きな誇りとなり、彼女自身の国際的なキャリアを築くきっかけとなりました。
-
ペスコ・ベジタリアン
肉類は食べないけれど、魚介類や卵、乳製品は食べる菜食主義の一種です。スヒョンさんは自身のライフスタイルの一環としてこの食習慣を取り入れており、健康管理や環境への配慮を大切にしていることでも知られています。
-
利川(イチョン)
ソウルから車で1時間半ほどの場所にある都市で、古くから「お米」の産地として非常に有名です。また、陶磁器の街としても知られており、週末には美味しい農産物や工芸品を求めて多くの観光客が訪れる人気のスポットです。
-
ショートドラマ(ショートフォーム)
1話あたり1〜2分程度で構成される超短尺のドラマ形式です。スマホでの縦型視聴に特化しており、通勤・通学などの隙間時間に楽しめるコンテンツとして、現在韓国や中国を中心に爆発的な人気を博しています。
-
虹の橋を渡る
ペットが亡くなることを指す比喩的な表現です。韓国でも日本と同様に、亡くなった動物たちが天国へ行く手前にある「虹の橋」で飼い主を待っているという物語が広く知られており、SNSやメディアで頻繁に使われる言葉です。
-
三抛世代(サムポセデ)
恋愛、結婚、出産の3つを諦めざるを得ない世代を指す韓国の造語です。本作が放送された時期は、厳しい就職難や非正規雇用の問題が深刻化しており、劇中の新人たちの苦悩は当時の若者たちの現実をそのまま反映していると言われました。
-
ミセン(未生)
囲碁の用語で、石がまだ完全には生きていない状態を指します。ドラマの中では、組織の中でまだ一人前になれていない不完全な存在であるサラリーマンや、非正規雇用で立場の不安定な若者たちの姿を象徴する言葉として使われ、大きな共感を呼びました。
-
兵役復帰後の活動
韓国の男性俳優にとって、約1年半の兵役はキャリアの大きな転換点となります。かつては空白期間を懸念する声もありましたが、最近では除隊後すぐに話題作で復帰し、より成熟した姿を見せることがファンにとっても大きな楽しみの一つになっています。
👥 登場人物
ソ・ガンジュン

-
5urprise(サプライズ)
韓国の芸能事務所「ファンタジオ」によって結成された、俳優のみで構成された5人組グループです。従来のアイドルグループとは異なり、演技活動をメインとしながら歌手活動やバラエティ、モデルなど多角的な活動を展開する「俳優グループ」の先駆けとなりました。
👥 登場人物
ソ・ガンジュン

-
キャスティング議論(ミスキャスティング)
韓国では新作のキャスティングが発表されると、ネット上で俳優のイメージや歌唱力が役に合っているか非常に熱心に議論されます。時には厳しい意見が出ることもありますが、それを演技力で納得させていくのがトップ俳優たちの実力の証明ともなっています。
-
創作ミュージカル(チャンジャク・ミュージカル)
海外のライセンス作品(『レ・ミゼラブル』や『キャッツ』など)ではなく、韓国国内で脚本や音楽が制作されたオリジナルのミュージカル作品を指します。『明成皇后』はその代表格で、韓国の歴史を題材にしながら世界でも上演され、韓国ミュージカルの地位を高めた記念碑的な作品です。
-
ソシオパス(Sociopath)
社会的なルールや道徳観を軽視し、自分の目的のために他人を利用する反社会的な性格の一面を指します。劇中のチョ・イサーは「ソシオパス」という設定ですが、それが彼女のカリスマ性やセロイを支える強さとして描かれているのがユニークな点です。
-
ウェブトゥーン(Webtoon)
韓国発のデジタルコミックのことで、スマホで読みやすいように縦スクロール形式で構成されているのが特徴です。『イテウォン・クラス』のように、ウェブトゥーンが原作となってドラマ化や映画化されるケースが非常に多く、ヒットの登竜門となっています。
-
世紀末(セギマル)
1999年から2000年にかけての時期を指します。韓国では当時、新しい千年紀(ミレニアム)への期待と同時に、ノストラダムスの予言やコンピュータの2000年問題(Y2K)による不安が入り混じった独特の社会情緒がありました。ドラマの舞台設定としてよく使われます。
-
ナカサン(落下傘)
「天下り」や「縁故採用」を指す言葉です。パラシュート(落下傘)で上から降りてくるように、実力ではなく人脈で高い役職に就くことを比喩的に表現しており、韓国社会ではしばしば批判や皮肉を込めて使われる概念です。