『グレイ・アナトミー』のエリック・デイン俳優が逝去 ALS(筋萎縮性側索硬化症)との闘病の末、54歳

米国のみならず、日本を含むアジア地域でも大きな人気を誇る医療ドラマ『グレイ・アナトミー』(ABC)で整形外科医マーク・スローン役を演じた俳優エリック・デインが、現地時間19日に逝去した。54歳だった。

米CNNなどの報道によると、デインはALS(筋萎縮性側索硬化症、ルゲーリック病)との闘病の末に亡くなったという。本人の広報担当者は「極めて悲しい気持ちで、エリック・デインが近位軸索硬化症との闘いの末、19日午後に旅立ったことをお知らせします。彼は親しい友人たち、そして妻と2人の娘ビリーとジョージアに囲まれて最期の日々を過ごしました」とのコメントを発表した。

1972年シカゴ生まれのデインは、2005年の放映開始から22シーズンまで続いた『グレイ・アナトミー』にシーズン2からシーズン9まで出演。作中では一見すると浮気癖のある医師として描かれていたが、主人公メレディスの妹レクシーとの関係を通じて成長していく人物像が視聴者に深い印象を残した。同作は最も愛された医療ドラマの一つとして高く評価されている。

デインの活躍はドラマにとどまらない。映画『X-MEN: ファイナル ディシジョン』(2006年)ではマルチプルマン役で出演。『マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと』(2008年)では主人公ジョンの優秀なジャーナリスト友人セバスチャン役を担当した。2019年にはHBO(エイチビーオー)の人気ドラマシリーズ『ユーフォリア』で厳格な父親役として好評を得るなど、多才な俳優として知られていた。

デインは昨年4月にALSとの闘病を公表。その後、神経変性疾患の研究発展に向けて積極的に声を上げ続けていた。同年秋には、NBC(アメリカ国営放送)の医療ドラマ『Brilliant Minds』にALSを患う消防士役でゲスト出演し、自身の経験を作品に活かす姿勢を示していた。

ALSは世界中で多くの患者を苦しめる神経変性疾患であり、デインはその認識向上に貢献する最後まで努力していたとされている。『グレイ・アナトミー』ファンのみならず、多くの映画・ドラマファンから惜しむ声が上がっている。

出典:https://www.hani.co.kr/arti/culture/culture_general/1245779.html

  • X

コメント

PAGE TOP