皆様、大変です!あの名脇役として名高いペ・ソンウさんが、なんと7年もの間お蔵入りになっていた作品で帰ってきます!恋愛ドラマではありませんが、こうした重厚な人間ドラマやミステリー要素のある作品は、私の大好きな「財閥家の末息子」にも通じる緊張感があって、今からドキドキが止まりません!
■ 7年という長い歳月を経て、ついに公開が決定した映画『コントロール』
韓国映画界で今、大きな注目を集めているニュースがあります。それは、俳優のペ・ソンウ(배성우)が主演を務めた映画『コントロール(컨트롤)』(エリート層を操る謎の人物と、それに対抗する人々の死闘を描いたスリラー作品)が、撮影終了から約7年という異例の歳月を経て、ついに一般公開に向けて動き出したというニュースです。
本作は、2017年にすでに撮影を終えていた作品です。しかし、制作過程での諸事情に加え、主演俳優の不祥事などが重なり、長らく日の目を見ることができずに「倉庫映画(制作されたものの、何らかの理由で公開が延期され続けている作品)」の代表格となっていました。今回、ようやく配給会社が決まり、公開に向けた準備が整ったことは、映画界にとっても大きな驚きを持って受け止められています。
韓国の映画業界では、撮影から公開まで1〜2年かかることは珍しくありませんが、7年という月日はあまりにも長く、その間に社会情勢や観客の好みも大きく変化しました。それでもなお公開に踏み切った背景には、作品自体のクオリティへの自信と、主演俳優であるペ・ソンウの復帰を待ち望む声、そして彼自身の「正面突破」という強い意志が感じられます。
■ ペ・ソンウを巡る騒動と、韓国社会の厳しい視線
ここで、なぜこれほどまでに公開が遅れたのか、その背景にある事情を整理してお伝えします。ペ・ソンウはもともと、映画『ザ・キング(더 킹)』(権力を巡る検事たちの闘争を描いた政治映画)やドラマ『ライブ〜君こそが生きる糧〜(라이브)』(警察官たちの日常と苦悩をリアルに描いたヒューマンドラ)などで圧倒的な演技力を披露し、韓国で「最も信頼できる俳優」の一人として愛されていました。
しかし、2020年に飲酒運転(DUI)で摘発されたことにより、彼のキャリアは一変します。当時、主演を務めていたドラマ『熱血弁護士 パク・ヨンジュ〜飛べ、小川の竜〜(날아라 개천용)』(無実の罪を晴らすために奮闘する弁護士と記者の物語)を急遽降板することとなり、芸能活動の無期限休止を余儀なくされました。
韓国社会において、芸能人の飲酒運転に対する視線は日本以上に非常に厳しいものがあります。一度の過ちが致命傷となり、数年間に及ぶ「自粛(チャスク、社会的な責任を取るために活動を控える期間)」が求められるのが通例です。儒教的価値観(目上の人を敬い、公人として正しくあるべきという道徳観)が根強い韓国では、公衆に影響を与える芸能人には高い倫理性が必要だと考えられているためです。ペ・ソンウもまた、この厳しい自粛期間を経て、少しずつ活動を再開させる動きを見せてきました。
■ 豪華キャストとの共演と、今後の展望
映画『コントロール』の見どころは、ペ・ソンウだけではありません。共演には、同じくベテラン俳優のオ・ダルス(오달수)や、日本でも人気の高いチャン・ヒョク(장혁)といった豪華な顔ぶれが並んでいます。オ・ダルスもまた、過去に私生活での議論により活動を休止していましたが、近年ようやく復帰を果たした俳優の一人です。
このような「紆余曲折を経た俳優たち」が顔を揃える作品という点でも、本作は特別な意味を持っています。また、映画の内容が緻密な心理戦を描くスリラーであることから、俳優たちの重厚な演技が作品の完成度を左右することは間違いありません。
韓国の映画ファンや関係者の間では、この映画が「過去の作品」として片付けられるのか、それとも「時代を超えて愛される名作」となるのか、その行方に熱い視線が注がれています。OTT事情(NetflixやDisney+などの動画配信サービスが急速に普及し、劇場公開よりも配信が主流になりつつある現状)も大きく変化した現在、あえて劇場公開という形で「正面突破」を図るペ・ソンウの選択が、吉と出るか凶と出るか。彼の演技者としての真価が再び問われようとしています。
7年越しの公開なんて、まるでタイムカプセルを開けるような気持ちになりますね!ペ・ソンウさんの演技は本当に素晴らしいので、この「正面突破」が韓国の皆さんにどう受け入れられるのか、見守っていきたいです。皆さんは、不祥事を起こした俳優さんの復帰について、どのくらいの期間が必要だと思いますか?
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