元シグニチャー&今月の少女メンバーがバンド結成!LATENCYが語る本興行への覚悟とバンドブーム便乗への本音

韓国エンタメ界に今、新しい風が吹いています。これまでの「歌って踊る」アイドルの枠を超え、自ら楽器を手に取りステージに立つ「ガールズバンド」が熱い注目を集めているのをご存知でしょうか。

2026年3月18日、ソウル・麻浦区(マポグ)にある「ショッキングK-POPセンター」にて、期待の新星ガールズバンド・レイテンシー(LATENCY)のデビューアルバム『LATE O’CLOCK』発売記念ショーケースが開催されました。

彼女たちのデビューがこれほどまでに注目されている理由は、その豪華なメンバー構成にあります。人気ガールズグループ出身のメンバーが顔を揃え、「実力派アイドルによるバンドへの転身」という、ファンならずとも気になる物語が詰まっているからです。

■「元アイドル」たちが挑む、楽器という新たな武器

レイテンシーのメンバーは全5名。その顔ぶれを見ると、K-POPファンなら思わず声を上げてしまうかもしれません。

まず、ギターを担当するジウォン(지원)、キーボードのハウン(하은)、ベースのセミ(세미)の3人は、キュートな魅力と確かなパフォーマンスで愛されたグループ・シグニチャー(cignature / 2020年にデビューした実力派ガールズグループ)の出身です。

さらにドラムを担当するのは、世界中に熱狂的なファンを持つ今月の少女(LOONA / 独自のファンタジーな世界観で知られる12人組グループ)のメンバーとして活動したヒョンジン(현진)。そこに、「天才ギタリスト」として名高い新鋭のヒヨン(희연)が加わり、最強の布陣が完成しました。

韓国では近年、DAY6(デイシックス / JYPエンターテインメント所属のボーイズバンド)やLUCY(ルーシー)といったバンドがチャートを席巻し、空前の「バンドブーム」が巻き起こっています。そんな中、華やかなアイドルとしてのキャリアを持つ彼女たちが、あえて練習の積み重ねが必要な「楽器演奏」という道を選んだことは、現地でも大きな話題となりました。

■「流行に乗っただけ?」厳しい視線に対する彼女たちの答え

ショーケースの現場では、MCを務めた人気放送作家キム・テジン(김태진)の進行のもと、メンバーたちが率直な思いを語りました。

特に、会場の記者から投げかけられた「最近のバンドブームという時流に便乗したのではないか?」という鋭い質問に対し、キーボードのハウンは非常に誠実で、かつ芯の強い回答を見せました。

「私たちを心配してくださる視線も、一つの関心だと思って感謝して受け止めています」

ハウンは、自分たちがもともとK-POPアイドルとして活動していた「楽器の初心者」であることを認めつつ、こう続けました。

「アイドル出身ということで、実力を心配される気持ちは十分に理解しています。だからこそ、私たちは練習でその不安を証明に変えていきたいと思っています。常に学び続ける姿勢で、一生懸命取り組むつもりです。必ず音楽で証明してみせます」

韓国の芸能界では、一度ついた「アイドルのイメージ」を脱却するのは容易ではありません。特に楽器演奏は、一朝一夕で身につくものではないため、厳しい目が向けられることもあります。しかし、ハウンの言葉からは、単なるブームへの便乗ではなく、音楽に対して真摯に向き合おうとする並々ならぬ覚悟が感じられました。

ちなみに、韓国では「サジェギ(買い占めによる音源操作)」や「実力不足」に対して、ファンや一般層が非常にシビアな評価を下す文化があります。だからこそ、「音楽で証明する」という言葉は、韓国のアーティストにとって最も重く、かつ最も誠実な約束の言葉でもあるのです。

■「少し遅れても、一番輝く時間に」アルバムに込められた想い

今回のデビューアルバムのタイトルは『LATE O’CLOCK』。

「LATENCY(遅延・待ち時間)」というチーム名ともリンクするこのタイトルには、「それぞれの場所で長い時間をかけて回り道をしてきたけれど、ついに巡り合った最初の手向けの時間(正刻)」という意味が込められています。

一度グループを離れたり、新しい環境に身を置いたりした彼女たちにとって、このバンド結成は決して「遅すぎたスタート」ではなく、最高のタイミングで訪れた「約束の時間」だというポジティブなメッセージが伝わってきます。

アルバムには、チーム名と同じタイトル曲「LATENCY」をはじめ、先に公開されて話題となったシングル「愛だったのに(사랑이었는데)」など、全5曲が収録。アイドル時代のキャッチーなメロディラインを活かしつつ、バンドならではの躍動感あふれるサウンドが詰め込まれています。

■日本のファンへの見どころ:アイドルの華やかさとバンドの熱量

日本の韓流ファンにとって、彼女たちの活動は非常に興味深いものになるでしょう。日本には古くから「ガールズバンド文化」が根付いていますが、韓国のガールズバンドは、アイドルのような完璧なビジュアル・プロモーションと、ロックの精神が融合した、また新しいスタイルを確立しようとしています。

シグニチャーで見せていたジウォンたちの愛らしさが、重厚なベースやギターの音色とどう化学反応を起こすのか。そして、今月の少女でカリスマ性を見せていたヒョンジンが、ドラムスティックを握って力強くリズムを刻む姿……。これまでの活動を知っているファンなら、そのギャップに胸が熱くなるはずです。

今回のショーケースを通じて、レイテンシーは「アイドルからバンドへ」という大きな橋を渡り始めました。厳しい声をも関心として受け止める彼女たちの強さは、これから多くの人々の心を打つことでしょう。

かつてのステージとは違う、自分の指先から奏でられる音で勝負を挑む5人。彼女たちが「LATENCY」という名の通り、待っていたファンに最高の音楽を届けてくれる日が楽しみでなりません。

アイドルのセカンドキャリアとしても注目される彼女たちの挑戦、皆さんはどう感じましたか?「推しの楽器演奏姿」が見られるのは、ファンにとっても最高のプレゼントですよね。彼女たちの新しい門出について、ぜひコメントで皆さんの期待や応援の気持ちを聞かせてください!

出典:https://www.xportsnews.com/article/2124509

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