「スーパーマンが帰ってきた(KBSの育児バラエティ番組)」で、双子のソオンくん、ソジュンくんのパパとして日本でも親しまれた人気MC、イ・フィジェ(이휘재)さんが、ついに沈黙を破りました。
2022年に家族とともにカナダへ渡り、事実上の活動休止状態だった彼が、約4年ぶりに韓国の地上波番組に出演。さらに、今後はカナダに戻らず韓国で活動を模索していくという驚きのニュースが飛び込んできました。かつての「国民的MC」が今、どのような思いでカメラの前に立ったのか、その背景を詳しく紐解いていきましょう。
■4年ぶりのステージで見せた涙と「韓国滞在」の決意
2026年3月16日、ソウル・汝矣島(ヨイド)にあるKBS新館公開ホール。ここで人気音楽番組「不朽の名曲(KBS2の歌唱コンテスト番組)」の収録が行われました。この日の特集は「2026 芸能界歌王戦」。歌手ではない有名人たちがその歌唱力を競う企画に、イ・フィジェさんが挑戦者として登場したのです。
彼が選んだ曲は、チェ・ホソプ(최호섭)さんの名曲「歳月が過ぎれば(세월이 가면)」。4年という長い空白期間を経て、再びマイクを握った彼は、リハーサルの最中に思わず涙を流したといいます。かつては流暢なトークで番組を回していたベテランMCも、久しぶりの現場では緊張を隠せなかったようです。
さらに世間を驚かせたのは、収録後の動向です。韓国メディア「テンアジア」の報道によると、イ・フィジェさんは収録を終えた後も、家族がいるカナダへは戻らず、当面は韓国に滞在する計画だといいます。現在は具体的なレギュラー番組こそ決まっていないものの、かつての自宅に住みながら、本格的な活動再開に向けて準備を進めているとのことです。
■なぜ彼は韓国を離れなければならなかったのか?
日本のファンの中には、「なぜあんなに人気だった彼が、急にカナダへ行ったの?」と疑問に思う方もいるかもしれません。そこには、韓国芸能界特有の「自粛(チャスク)」文化が深く関わっています。
韓国では、たとえ法に触れるような犯罪でなくても、公の場での言動が「不適切だ」と世論から厳しい批判を浴びると、自ら活動を休止して反省の意を示す「自粛」というプロセスが重要視されます。これは儒教的な道徳観が根付いている韓国ならではの風潮で、日本の「謹慎」よりもさらに精神的な「反省の深さ」が求められる傾向にあります。
イ・フィジェさんの場合、2016年の「SBS演技大賞(韓国の地上波SBSが主催するドラマの祭典)」での進行中に、俳優のソン・ドンイル(성동일)さんに対して放った「私服で来たのかと思った」といった冗談が「無礼だ」と炎上したことがありました。さらに、妻のムン・ジョンウォン(문정원)さんを巡るマンションの階間騒音トラブル(韓国ではアパート暮らしが主流のため、騒音は非常に敏感な社会問題です)などが重なり、バッシングが激化。追い詰められるような形で2022年に韓国を離れ、カナダへと向かったのです。
■冷ややかな視線から、温かい応援へ
今回の復帰ニュースに対し、韓国のネットユーザーたちの反応には変化が見られます。
かつては厳しい批判が目立ちましたが、現在は「麻薬や飲酒運転をしたわけでもないのに、4年は長すぎた」「犯罪者がすぐに復帰する中で、彼は十分すぎるほど反省したのではないか」といった、同情や応援の声が増え始めています。
韓国には「情(ジョン)」という独特の文化があります。一度背を向けた相手に対しても、その苦労や誠実な反省が見えれば、温かく迎え入れるという一面を持っています。今回の「不朽の名曲」での涙や、逃げずに韓国で再起を図ろうとする姿勢は、そんな韓国の人々の心を動かし始めているのかもしれません。
かつて、いたずらっ子な双子に翻弄されながらも奮闘していたパパ、イ・フィジェさん。日本でも彼のユーモア溢れる司会を楽しみにしていたファンは多いはずです。カナダでの静かな生活を経て、一回り大きくなった彼が、再び韓国のお茶の間に笑顔を届けてくれる日が来るのでしょうか。
「不朽の名曲」での歌声が、彼の新しい人生の幕開けになることを願わずにはいられません。
出典:https://www.tenasia.co.kr/article/2026031771984
あんなに小さかった双子のソオンくんとソジュンくんも、もう随分大きくなったことでしょうね。パパとして、そして一人のエンターテイナーとして再出発を決めたイ・フィジェさん、皆さんはどんな気持ちで彼の復帰を待っていますか?ぜひあなたの応援コメントを聞かせてください!
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