韓国エンタメ界から、世界を揺るがす大きなニュースが飛び込んできました。韓国を代表する公営放送局KBSがアメリカの地上波に進出するという驚きのニュースから、お茶の間を爆笑の渦に巻き込む人気バラエティの新シーズン、そして日本ファン注目のドラマ情報まで。今、知っておきたい韓国メディアの最前線をお届けします。
■全米185局で「KBS」が視聴可能に!アメリカに誕生する「K-Channel 82」
韓国の公共放送局であるKBSが、いよいよアメリカの地上波放送に本格参入します。KBSは3月16日、アメリカの大型メディア企業「シンクレア・ブロードキャスト・グループ」およびその子会社と、戦略的協力合意(SCA)を締結したと発表しました。
今回の合意の目玉は、シンクレアが保有するアメリカ全土185か所の地上波放送局に、KBSのコンテンツを専門に流す「K-Channel 82」というチャンネルを順次新設することです。チャンネル名の「82」は、韓国の国番号に由来しており、まさに「韓国代表」としてのプライドが感じられるネーミングですね。
韓国におけるKBS(韓国放送公社)は、日本でいう「NHK」のような存在です。ドラマはもちろん、ニュースやドキュメンタリー、歌番組など、信頼性の高いコンテンツを制作しています。これまでもネット配信やケーブルテレビを通じてKBSの番組を見ることはできましたが、アメリカの「地上波(ネットワーク放送)」で専用チャンネルが作られるというのは、K-Contentsのステータスが一段階上がったことを意味しています。
さらに興味深いのは、単に番組を放送するだけでなく、KBSの「災害放送技術」をアメリカ側に伝授するという点です。韓国はIT強国として、地震や集中豪雨などの緊急情報をリアルタイムでスマホやテレビに送る技術が非常に発達しています。こうした「放送インフラ」まで輸出されるのは、韓国の放送技術が世界トップレベルであることの証と言えるでしょう。
■「SNLコリア」シーズン8が始動!初回のホストは「バラエティの神」タク・ジェフン
続いては、韓国の若者を中心に圧倒的な支持を誇るバラエティ番組の話題です。クーパンプレイ(Coupang Play:韓国独自の動画配信サービス、日本のAmazonプライム・ビデオに近い存在)の看板番組「SNLコリア(Saturday Night Live Korea)」が、3月28日からシーズン8をスタートさせます。
「SNLコリア」は、アメリカの人気番組「SNL」の韓国版。毎回、超豪華な俳優やアイドルがゲスト(ホスト)として登場し、放送ギリギリの社会風刺や、自身のパブリックイメージを覆すような体当たりのコント(韓国では『コント』や『コング(콩트)』と呼びます)を披露することで有名です。
記念すべきシーズン8の第1回ホストに選ばれたのは、歌手でありタレントのタク・ジェフン(탁재훈)です。タク・ジェフンといえば、韓国では「悪魔の口才(話術が天才的という意味)」と呼ばれるほど、機転の利いたトークで知られるバラエティ界のレジェンド。彼がシン・ドンヨプ(신동엽)をはじめとするレギュラー陣とどんな化学反応を見せるのか、期待が高まっています。
また、アン・ヨンミ(안영미)やイ・スジ(이수지)といった、日本でもSNS動画で話題になることの多い実力派コメディアンたちも続投が決まっており、今シーズンも韓国のトレンドを象徴する爆笑シーンが次々と生まれそうです。
■名作「ストーブリーグ」の日本リメイク版が、韓国SBSで異例の逆輸入放送!
最後に、ドラマファンにとって見逃せないニュースです。2019年に韓国で放送され、社会現象を巻き起こしたドラマ「ストーブリーグ(남궁민主演、プロ野球のフロントスタッフたちの奮闘を描いた作品)」の日本リメイク版が、なんと韓国の地上波SBSで放送されることが決定しました。
「ストーブリーグ」は、万年最下位のプロ野球チームを立て直すためにやってきたGM(ゼネラルマネージャー)が、組織の腐敗や派閥争いと戦いながらチームを変革していく物語。韓国では俳優のナムグン・ミン(남궁민)が主演を務め、「スポーツドラマはヒットしない」という韓国ドラマ界のジンクスを打ち破った伝説的な作品です。
今回の日本版リメイクは、SBS傘下の制作会社「スタジオS」と、日本の「NTTドコモ・スタジオ&ライブ」が共同制作した日韓プロジェクト。日本では3月28日から放送が始まりますが、その翌日の29日夜から、韓国の地上波SBSでも放送されるという「逆輸入」の形をとります。
通常、日本のリメイク版が韓国の地上波でこれほど早く放送されるのは珍しいケースです。それだけ韓国側も「自国の名作がどのように日本で生まれ変わったのか」に注目しているということでしょう。日本版のキャストが、ナムグン・ミンが演じたあの「冷静沈着だが熱い心を持つGM」をどう演じているのか、日韓両国のファンの間で比較しながら楽しむのがトレンドになりそうです。
韓国の放送局が世界へ羽ばたき、日本との共同制作も活発になるなど、私たちの楽しむエンタメの境界線はどんどんなくなっていますね。
皆さんは、アメリカでK-POPやKドラマが日常的に流れるようになることについて、どう感じますか?また、日本版「ストーブリーグ」の逆輸入放送、オリジナル版ファンの皆さんはどんな期待を持っていますか?ぜひコメントで教えてくださいね!
出典:https://www.yna.co.kr/view/AKR20260317062500005?input=1195m
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