世界中のK-POPファンが待ち望んでいた瞬間がついに訪れました。ネットフリックス(Netflix)のオリジナル長編アニメーション『K-POP デーモン・ハンターズ(케이팝 데몬 헌터스)』の挿入歌「Golden(ゴールデン)」が、映画界最高の栄誉であるアカデミー賞の舞台で、見事「歌曲賞」を受賞するという歴史的な快挙を成し遂げました。
これまでにゴールデングローブ賞、グラミー賞を次々と制覇してきた同曲。今回のアカデミー賞受賞により、世界的な主要アワードを総なめにするという、K-POP史上前例のない伝説を打ち立てました。
■架空のガールズグループ「ハントリックス」が歌うメインテーマ「Golden」
現地時間3月15日、米国ロサンゼルスで開催された「第98回アカデミー賞(Academy Awards)」にて、アニメ映画『K-POP デーモン・ハンターズ』のメインテーマ「Golden」が、ベスト・オリジナル・ソング(歌曲賞)に選ばれました。
本作は、普段はK-POPアイドルとして活動しながら、裏では悪霊(デーモン)を狩るハンターとして奮闘する少女たちの姿を描いた物語。受賞した「Golden」は、作中の架空のガールズグループ、ハントリックス(Huntress/헌트릭스)が自分たちの目標を達成する感動的なハイライトシーンで流れる楽曲です。
この曲は映画のヒットとともに、公開直後から世界中の音楽チャートを席巻しました。特に米ビルボードのメインシングルチャート「HOT 100」では、アニメーションのOST(オリジナル・サウンドトラック)としては異例の8週連続1位を記録。現実のトップアイドルの楽曲に引けを取らないほどの熱狂を巻き起こしたのです。
ここで、K-POPファンならおなじみの「OST」という言葉について少し補足しましょう。韓国ではドラマや映画の挿入歌(OST)の注目度が非常に高く、トップアーティストが参加することも珍しくありません。単なる「BGM」ではなく、ひとつの独立したヒット曲として歌番組で1位を争うことも多いのが、韓国音楽シーンの面白い特徴です。
■ヒットの裏に「THEBLACKLABEL」の最強プロデューサー陣
今回の受賞で大きな注目を浴びているのが、楽曲を制作したクリエイターチームです。この「Golden」を誕生させたのは、あのテディ(TEDDY)が率いる音楽レーベル「THEBLACKLABEL(ザ・ブラックレーベル)」のプロデューサー陣です。
テディといえば、BIGBANG(ビッグバン)やBLACKPINK(ブラックピンク)など、数々の世界的グループのヒット曲を手掛けてきた「K-POP界のヒットメーカー」としてあまりにも有名です。彼を中心としたプロデューサーチームの24(トゥエンティーフォー)や、アイディオ(IDO/이유한)らが参加したことで、単なるアニメの挿入歌を超えた「本物のK-POPサウンド」が完成したといえるでしょう。
授賞式の檀上に上がったアイディオ(IDO)のプロデューサー、イ・ユハン(이유한)は、「家族やIDOのメンバー、そしてテディ・プロデューサーをはじめ、この曲に関わったすべてのアーティストと制作陣に感謝します。このような大きな賞をいただけて本当に光栄です!」と、興奮冷めやらぬ様子で喜びを語りました。
ちなみに、韓国の芸能事務所には「自社お抱えのプロデューサー」がいることが多く、事務所ごとに独特のサウンドカラーがあります。テディが率いるTHEBLACKLABELは、重厚なヒップホップサウンドと洗練されたメロディラインが特徴。今回の受賞は、韓国独自の「プロデュースシステム」の質の高さが、世界のアカデミー会員たちにも認められた証拠といえますね。
■K-POPの地位を押し上げた「2冠」の奇跡
今回の授賞式で『K-POP デーモン・ハンターズ』は、歌曲賞だけでなく「長編アニメーション賞」も受賞し、2冠に輝くという歴史的な成果を収めました。
K-POPという文化が、もはやアジアの一大ブームではなく、世界のメインストリーム(主流)として完全に定着したことを印象付ける出来事となりました。これまでにもK-POPアーティストがビルボードで活躍する姿は見てきましたが、映画という異なるジャンルと融合し、最高峰のアカデミー賞で評価されたことは、ファンにとっても非常に誇らしいニュースではないでしょうか。
映画の劇中には、他にも「How It's Done(하우 이츠 던)」や「Soda Pop(소다 팝)」といった、今のK-POPトレンドを凝縮したような楽曲が散りばめられています。まだ観ていないという方は、この歴史的な受賞を機に、ぜひチェックしてみてください。
K-POPを題材にしたアニメが、ついにアカデミー賞まで辿り着きました。映画を観た方も、まだの方も、劇中歌「Golden」を聴くと、彼女たちがデーモンと戦う勇姿が目に浮かぶはずです。
今回の快挙、皆さんはどう感じましたか?ハントリックスのようなアイドルが本当にいたら、推してみたいですよね!ぜひ、お祝いのメッセージや映画の感想をコメント欄で教えてください。
出典:https://www.hg-times.com/news/articleView.html?idxno=300197
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