韓国で最高視聴率13.1%を記録し、この2ヶ月間お茶の間を熱く盛り上げたtvNの土日ドラマ「アンダーカバー・ミス・ホン(언더커버 미쓰홍)」。このヒット作で、財閥3世ながら映画を愛してやまない「シネフィル」のアルバート・オ役を演じ、鮮烈な印象を残したのが若手俳優のチョ・ハンギョル(조한결)です。
地上波よりも視聴率が取りにくいと言われるケーブルテレビ局の作品において、13%超えという数字は「国民的ヒット」と呼べる快挙です。そんな話題作で主要キャストを演じきったチョ・ハンギョルが、オーディションの裏話や、野球選手から俳優へと転身した意外な過去を明かしてくれました。
■「その日のうちに合格」異例のスピードで掴んだ財閥3世役
チョ・ハンギョルが演じたアルバート・オは、ハンミン証券のカン・ピルボム会長の孫でありながら、海外で映画を学び、ひょんなことから後継者修行を受けることになるという個性的なキャラクターです。
「オーディションの手応えはありましたが、帰宅しようとした瞬間にマネージャーから電話があって『もう一度会いたいと言われている』と。その日のうちにキャスティングが決まりました」と、運命的な抜擢だったことを振り返ります。
劇中では、主演のパク・シネ(박신혜)との淡いロマンスや、姉弟のような絶妙なケミストリー(相性)を披露。チョ・ハンギョルは「子供の頃から憧れていたパク・シネさんと共演できて光栄でした。現場をリードする姿が本当にかっこよかったです」と語ります。
また、祖父役を演じたのは韓国演劇界・映画界の重鎮であるイ・ドクファ(이덕화)。韓国では「大先輩(テソンベ)」として全俳優から尊敬を集めるレジェンドですが、「膨大なセリフを一度も間違えずに完璧に覚えてこられる姿に圧倒されました。それでいて、本当の孫のように温かく接してくださり、茶目っ気たっぷりに緊張をほぐしてくれたんです」と、大御所俳優の懐の深さに感謝を伝えました。
■「野球一筋」から俳優へ、15kg減量のストイックな素顔
今でこそ華やかなスポットライトを浴びるチョ・ハンギョルですが、実はかつてプロを目指す高校球児でした。
「7〜8年ほど外野手として野球に打ち込んでいましたが、度重なる手術のために夢を諦めざるを得ませんでした。そこから第2の夢である俳優を目指し、今の事務所と出会って6年になります」
韓国では「エリートスポーツ」と呼ばれる学生スポーツの競争は非常に激しく、途中で挫折して別の道を歩むのは容易なことではありません。彼は俳優への転身を決意した際、なんと15kgもの減量を敢行。「今でもリバウンドしないよう、毎日運動を欠かしません」と語る姿からは、アスリート出身らしいストイックさが伺えます。
野球への愛は今も健在で、WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)などの国際試合があると、家でシャドーピッチングをしてしまうほど興奮するのだとか。「いつか野球をテーマにした作品にも出演してみたい」と目を輝かせます。
■「一気に2段階成長した」忘れられない一作に
本作では、1990年代を彷彿とさせる「耳を覆うような長髪」のスタイリングにも挑戦。衣装チームと何度も話し合い、「アルバートらしさ」を追求したといいます。特に第7話でマッチ棒を積み上げながらデートの相手を待つシーンは、彼自身もお気に入りのコミカルな名場面となりました。
チョ・ハンギョルにとって、このドラマは単なる出演作以上の意味を持っています。
「現場では僕が一番の末っ子(マンネ)でした。先輩方の演技を間近で見ることができ、俳優としてだけでなく、一人の人間としても大きく成長できた気がします。通常、一作品終えるごとに一段階成長すると言われますが、今回は二段階くらい一気に階段を登った感覚です」
コ・ギョンピョ(고경표)ら共演者たちとの「ハンミン証券F4」と名付けたグループチャットは今も活発で、撮影が終わった今も絆は続いているそうです。
挫折を乗り越え、努力でチャンスを掴み取ったチョ・ハンギョル。次はどんなキャラクターで私たちを驚かせてくれるのでしょうか。
ドラマ「アンダーカバー・ミス・ホン」でアルバートに癒やされたファンの方も多いはず!野球選手から転身した彼が、今後どんな作品で活躍してほしいですか?皆さんの期待や感想をぜひコメントで教えてくださいね!
出典:https://www.mk.co.kr/article/11987358
コメント