「次世代の演技派」として、そして「最高に優しいドクター」として、日本の韓流ファンの心をも掴んできた俳優ユ・ヨンソク(유연석)が、今度は少し不思議な力を持つ弁護士として帰ってきます。
韓国のエンタメ業界では今、ユ・ヨンソクの次期作確定のニュースで持ちきりです。彼が主演を務めることが決まった新ドラマ「幽霊が見える弁護士(原題:귀신 보는 변호사)」は、そのタイトルの通り、幽霊と対話できる能力を持った弁護士が、死者の無念を晴らすために奔走するファンタジー法廷劇です。
これまで、エリート医師から冷酷な悪役、さらには情熱的なミュージカル俳優まで、文字通り「変幻自在」な姿を見せてきたユ・ヨンソク。今回のキャスティングがなぜこれほどまでに期待を集めているのか、その理由と作品の見どころを紐解いていきましょう。
■「ファンタジー×法廷」という韓国ドラマの王道かつ進化系
本作でユ・ヨンソクが演じるのは、誰もが羨むルックスと知性を持ちながら、「幽霊が見える」という特殊な体質に悩まされる弁護士です。単なる法廷ドラマに留まらず、死者の言い分を聞き取り、隠された真実を暴いていくという設定は、スリリングな展開が好きな韓国ドラマファンにはたまらない要素です。
韓国では現在、法律をテーマにした「法廷モノ」が高い人気を誇っていますが、そこにファンタジー要素を加えるのは、ヒット作を生み出す一つの黄金パターンと言えます。例えば「ホテルデルーナ(幽霊だけが泊まれるホテルを舞台にしたファンタジー作品)」のように、あの世とこの世が交差する物語は、視聴者の想像力をかき立てるため、本作もグローバルなヒットが期待されています。
こうした「専門職(弁護士)×超能力」という設定は、日本の視聴者にとっても「逆転裁判」のようなワクワク感と、韓国ドラマ特有の深い人間ドラマを同時に楽しめる内容になりそうです。
■「チェジュ・マヌン(多才な)」俳優、ユ・ヨンソクの真骨頂
元記事のタイトルにもある「ジェジュ(재주)」という言葉。これは日本語で「才能」や「手腕」を意味しますが、韓国では「器用で何でもこなせること」を指してよく使われます。ユ・ヨンソクはまさに、その言葉を体現する俳優です。
多くの日本のファンにとっては「賢い医師生活(tvNで放送された大ヒット医療ヒューマンドラ)」で見せた、仏様のように優しい小児科医アン・ジョンウォン役が強く印象に残っているかもしれません。しかし、彼の魅力はそれだけではありません。
デビュー作である映画「オールド・ボーイ(パク・チャヌク監督による復讐劇の傑作)」での強烈な存在感から始まり、「応答せよ1994(1990年代の韓国を舞台にした青春ラブストーリーの金字塔)」での報われない片思いが切ない野球選手チルボン役、さらには「浪漫ドクター キム・サブ(SBSの人気医療ドラマシリーズ)」での葛藤する若手医師役まで、彼は常に「過去の自分」を塗り替えてきました。
さらに驚くべきは、彼の活動の幅広さです。
ドラマや映画だけでなく、ミュージカル「ヘドウィグ(性別を超えた愛と自己探しをテーマにした世界的人気演目)」では、華やかな女装と圧倒的な歌唱力を披露し、舞台俳優としてもトップクラスの実力を証明しました。また、バラエティ番組「コーヒーフレンズ(済州島のカフェを舞台に寄付を募るバラエティ)」では、趣味のDIYや料理の腕前を披露するなど、まさに「チェジュ・マヌン(多才)」な一面を見せ、老若男女から愛される存在となったのです。
■俳優の個性が光る「キャラクターの解釈力」
今回の「幽霊が見える弁護士」という役どころは、一見すると少しコミカルにも聞こえますが、ユ・ヨンソクが演じることで、そこに深い哀愁や人間味が加わることが期待されています。
彼が過去に演じた「運の悪い日(連続殺人魔を演じたサスペンス)」での不気味な演技を思い返すと、今回の弁護士役でも、単に幽霊を
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