劇場公開からわずか3ヶ月!最速配信の韓国映画ナンバーワンがNetflixで1位を記録

Buzzちゃんの見どころ

主演チェ・ウシク(최우식)チャン・ヘジン(장혜진)が親子役で再共演した映画『ナンバーワン』が、Netflix公開直後に韓国チャート1位を獲得。累計観客28万人だった劇場公開から一転、配信で異例の逆行ヒットを記録しています。

■ 劇場での苦戦から一転、配信プラットフォームで爆発的な人気

2024年2月に韓国で劇場公開された映画『ナンバーワン』が、公開からわずか3ヶ月という異例の早さでNetflixでの配信を開始し、大きな反響を呼んでいます。Netflixの公式統計サイト「Netflix Tudum」によると、本作は5月18日から5月24日の週において、韓国国内の映画チャートで1位を記録しました。

本作は、製作費40億ウォン(約4億5千万円)が投入された小規模な商業映画です。劇場公開時は『王と生きる男』や『ヒューミント』といった大作と時期が重なり、最終的な累計観客数は28万人に留まりました。しかし、Netflixでの公開直後から視聴数が急増し、劇場で見逃した観客をストリーミングで一気に吸収する形となりました。

■ 日本の小説が原作。ソウルと釜山を舞台に描くヒューマンドラマ

映画『ナンバーワン』は、日本の作家宇和野空の小説『あなたがお母さんの手料理を食べられる回数は、あと328回です』を原作としています。原作はオムニバス形式ですが、映画ではその中の第1編を脚色し、舞台を東京から韓国のソウルと釜山へと移しました。

物語の主人公ハミンを演じるのは、映画『パラサイト 半地下の家族』などで知られるチェ・ウシク(최우식)です。ある日、ハミンは母親が作った料理を食べるたびに、目の前に謎の数字が見えるようになります。その数字は食事をするごとに一つずつ減っていき、0になると母チャン・ヘジン(장혜진)が亡くなるという残酷な事実を悟ります。母を救うために「母の手料理を避ける」という皮肉な選択を迫られる息子の葛藤が、105分のランニングタイムの中で繊細に描かれています。

■ 実力派キャストと『巨人』のキム・テヨン監督による11年ぶりの再会

メガホンを取ったのは、デビュー作『巨人』(2014年)で青龍映画賞の新人監督賞を受賞したキム・テヨン(김태용)監督です。キム監督は今回、主演のチェ・ウシクと11年ぶりにタッグを組みました。監督自身、本作の準備中に母親を亡くしており、その切実な思いが作品の情緒をより深いものにしています。

また、母親役のチャン・ヘジンは『パラサイト 半地下の家族』でもチェ・ウシクと親子役を演じており、息の合った演技を披露しています。さらに、原作にはないキャラクターとしてコン・スンヨン(공승연)が登場し、主人公を支える重要な役割を担っています。

映画の重要なキーワードとして「食事」と「方言」が挙げられます。原作のカレーの代わりに、韓国版では「慶尚道式の牛肉スープ」を登場させ、韓国独自の情愛を表現しました。釜山出身のチャン・ヘジンが話す自然な方言が、作品に温かみを与えています。

出典:https://www.wikitree.co.kr/articles/1138513

📚 Buzzちゃんの豆知識

■ 慶尚道(キョンサンド)式牛肉スープ

韓国の南東部に位置する慶尚道地方で親しまれている料理です。一般的な牛肉スープ(ムク)は透明で澄んだものが多いですが、慶尚道式は粉唐辛子をたっぷり使い、ピリ辛で赤い色が特徴。もやしやネギがたっぷり入り、家庭の味、いわゆる「お袋の味」の代表格として韓国人の心に深く根付いています。

■ 青龍(チョンリョン)映画賞

1963年に創設された、韓国で最も権威のある映画賞の一つです。映画専門家や観客の投票を反映させて選ばれるため、公平性が高く、受賞は映画人にとって最高の栄誉とされています。キム・テヨン監督やチェ・ウシクさんもこの賞を通じてその実力を認められた経歴を持っています。

Buzzちゃんの感想

チェ・ウシクさんとチャン・ヘジンさんの親子共演って聞くだけで、なんだか安心感がありますよね!私はミステリーや財閥系が好きですが、こういう「大切な人の余命が見えてしまう」という設定のドラマチックな展開には弱いです。結末を想像するだけで、もう胸がいっぱいになっちゃいそう。皆さんは、大切な人の余命が数字で見えてしまったら、その時間をどう過ごしたいですか?それとも、知らないままでいたい派ですか?

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