日韓のエンターテインメント界が手を取り合い、また新たな感動の物語が産声を上げようとしています。
韓国の制作会社ハイヤーランクは、日韓共同製作の長編映画『私たちが呼んだもの(우리가 불렀던)』の主要キャストが確定し、今年4月から本格的な撮影に突入することを明らかにしました。本作は、それぞれに心に傷を抱えて生きる2人の若者が、音楽を通じて互いの本心と向き合い、新たな絆を築いていく過程を繊細に描く青春ロマンス映画です。
近年、日韓共同製作のプロジェクトは非常に活発になっています。日本の俳優が韓国ドラマに出演したり、その逆のパターンも増えていますが、今作のように「音楽」と「青春」をテーマにした作品は、言葉の壁を超えて共感を得やすいため、日本の韓流ファンの間でも大きな注目を集めそうです。
■実力派俳優が集結!主演を務める注目の2人
物語の核となる歌手「ジェチャン」役を演じるのは、俳優のムン・ジフ(문지후)です。ムン・ジフといえば、昨年の「MBC演技大賞(韓国の地上波放送局MBCが1年の締めくくりに開催する権威ある授賞式)」で優秀演技賞を受賞したことが記憶に新しい実力派。これまでも数々のドラマや映画で安定した演技力を披露してきましたが、今作では「歌手」という役どころ。彼が劇中でどのような歌声を聴かせ、音楽に込めた感情をどう表現するのかに期待が高まっています。
一方、ヒロインの「ユナ」役には、イム・ヒョンジュ(임현주)が抜擢されました。彼女が演じるユナは、児童養護施設出身という背景を持ち、現在は雑誌記者として働く女性。イム・ヒョンジュは、恋愛リアリティ番組『ハートシグナル シーズン2(一般人の男女がシェアハウスで生活する様子を追う韓国の大ヒット番組)』で一躍スターダムにのし上がった後、俳優へと転身しました。
彼女の魅力は、透明感あふれるビジュアルだけでなく、着実に積み重ねてきた演技のキャリアにあります。映画『ナンセンス(넌센스)』や『私たち自身(우리자신)』などの独立映画(インディーズ映画)で高く評価されており、特に『私たち自身』は「KAFA(韓国映画アカデミー:ポン・ジュノ監督ら著名な監督を輩出した韓国最高峰の国立映画学校)」の卒業映画祭にも招待されるほど。アイドル的な人気から脱却し、一人の「俳優」として歩み始めた彼女にとって、今作はさらなる飛躍のチャンスとなるでしょう。
■元アイドルの合流と新進気鋭の監督による演出
さらに、物語に彩りを添えるのは、ガールズグループ「DIA(ダイア:2015年にデビューした人気アイドルグループ)」のリーダーとして活躍したキ・ヒヒョン(기희현)です。彼女は今回、ジェチャンのマネージャーであり、芸能事務所の実長を務める「ガウン」役を演じます。
韓国の芸能界において、マネージャーや事務所の幹部は、アーティストにとって家族以上に近い存在として描かれることが多いですよね。アイドルとして実際に芸能界の第一線で活動してきた彼女が、今度は「支える側」をどう演じるのか。彼女の持つカリスマ性が、キャラクターにどのような深みを与えるのか楽しみです。
メガホンを取るのは、イ・ジュンヒ(이준희)監督。彼は「ソウル国際プライド映画祭(LGBTQ+をテーマにした韓国最大規模の映画祭)」への招待作『私の偶像(나의 우상)』や、ウェブコンテンツ『手をつないで(손잡ア 줘)』などで、繊細な演出力に定評がある注目の若手監督です。若者の揺れ動く感情を捉えることに長けた彼が、日韓のスタッフと共にどのような映像美を作り上げるのか、ファンの期待を裏切らない仕上がりになりそうです。
■「音楽」が結ぶ日韓の新たな架け橋に
映画『私たちが呼んだもの』は、単なる恋愛映画にとどまらず、現代を生きる若者たちの「癒やし」と「成長」をテーマにしています。韓国では「癒やし(ヒーリング)」をテーマにした作品が根強い人気を誇りますが、そこに日本の感性が融合することで、より深みのある物語になることが期待されます。
最近では、坂口健太郎とイ・セヨン(이세영)が共演したドラマ『愛のあとにくるもの』など、日韓のスターが共演する機会が増えています。この映画も、両国の文化的な良さを引き出し合いながら、私たちに新しい「音楽の魔法」を見せてくれるに違いありません。
4月にクランクインを控えた本作。撮影が進むにつれて、ロケ地の情報やメイキング映像なども解禁されることでしょう。ムン・ジフの歌声とイム・ヒョンジュの繊細な演技、そしてキ・ヒヒョンの存在感。この3人が織りなす化学反応を、今から楽しみに待ちたいですね。
音楽と恋、そして傷ついた心が癒えていく過程を描くこの映画。皆さんはどのキャストに一番注目していますか?「こんなシーンが見てみたい!」という期待や、推しへの応援メッセージなど、ぜひコメントで教えてくださいね!
出典:http://www.newsworker.co.kr/news/articleView.html?idxno=416827





コメント