国民的俳優イ・ジェリョンの衝撃…3度目の飲酒トラブルと逃走疑惑に韓国ファンから失望の声

韓国芸能界に激震が走っています。数々の名作ドラマで「誠実な大人の男」を演じ、お茶の間に愛されてきた「国民的俳優」イ・ジェリョン(이재룡)が、飲酒運転による事故と現場逃走の疑いで立件されました。

今回の事件がこれほどまでに大きな波紋を呼んでいるのは、彼がこれまで築き上げてきたクリーンなイメージとのギャップ、そして過去にも繰り返されてきた「お酒」にまつわる不祥事が背景にあります。日本の韓流ファンにとっても、ドラマで見せてくれたあの優しい笑顔の裏側にあった問題に、ショックを隠せないニュースとなっています。

■ 事故現場から立ち去り、後から「焼酎4杯」を認める経緯

事件が起きたのは3月6日の午後11時ごろ。ソウル地下鉄9号線の三成中央(サムソンチュンアン)駅付近で、イ・ジェリョンが運転する車が中央分離帯に激突する事故を起こしました。

目撃情報によると、事故によって数十メートルにわたって中央分離帯が破損したにもかかわらず、彼は適切な措置を取ることなくその場を立ち去ったといいます。その後、自宅に車を停めた後、知人の家へ移動していたところを、事故から約3時間後に警察によって検挙されました。

当初、イ・ジェリョン側は「飲酒状態ではなかった」という趣旨の主張をしていましたが、付近のCCTV(監視カメラ)映像などが次々と公開されると、一転して「事故の前に焼酎を4杯飲んだ」と事実を認めました。

韓国では現在、飲酒運転に対する世論の風当たりが日本以上に厳しくなっています。特に事故後に現場を離れる「逃走(ひき逃げに近い扱い)」は、罪を逃れようとする悪質な行為と見なされます。警察は現在、事故当時の正確な血中アルコール濃度を算出するために「ウィドマーク法」という計算式を適用し、捜査を進めています。

※豆知識:ウィドマーク法(Widmark formula)とは
飲酒検問時ではなく、時間が経過した後に摘発された際、飲んだお酒の量や体重、経過時間から逆算して事故当時のアルコール濃度を推定する計算方法です。韓国の飲酒運転捜査では頻繁に登場する言葉です。

■ 「実は3度目」繰り返される飲酒トラブルに厳しい批判

日本のファンにとってイ・ジェリョンといえば、最高視聴率50%を超えた名作『総合病院(종합병원)』(1994年)や、商人の一代記を描いた『商道(サンド/상도)』(2001年)、さらには歴史大作『不滅の李舜臣(プルミョルエ・イスンシン/불멸의 이순신)』(2004年)などで見せた重厚な演技が印象的ではないでしょうか。

しかし、韓国国内では今回の事件を受けて「またか」という冷ややかな声が上がっています。実は、彼の飲酒にまつわるトラブルは今回が初めてではないからです。

1. 2003年:飲酒運転でタクシーと衝突事故。当時は測定を拒否して免許取り消しに。
2. 2019年:泥酔状態でボウリング場の看板を破損。器物損壊容疑で検察に送致される(後に示談し起訴猶予処分)。
3. 2026年(今回):飲酒運転および事故後の措置未履行(逃走)。

韓国には「三振アウト制」という言葉があり、3度の飲酒関連の過ちは「社会的な追放」に近い厳しい批判を浴びます。SNSやネット掲示板では「国民的俳優という肩書きを返上すべきだ」「酒癖は一生治らないのか」といった厳しいコメントが相次いでいます。

■ 妻ユ・ホジョンの過去の告白と、消されたYouTube動画

このニュースが報じられると、イ・ジェリョンの妻であり、日本でも映画『サニー 永遠の仲間たち』などで知られるトップ女優のユ・ホジョン(유호정)の過去の発言にも注目が集まっています。

ユ・ホジョンは2015年、トーク番組『ヒーリングキャンプ(SBSの対談番組)』に出演した際、夫の酒問題で深い葛藤があったことを告白していました。「夫の酒のせいで何度も喧嘩し、3週間もの間、別居したこともある」と明かしていたのです。おしどり夫婦として知られていただけに、妻のこれまでの苦労を察するファンの声も多く聞かれます。

さらに、皮肉なことに事故の直前、彼は人気のYouTubeチャンネル『チャンハンヒョン(짠한형)シン・ドンヨプ』に出演したばかりでした。

※チャンハンヒョン(짠한형)とは
人気MCのシン・ドンヨプ(신동엽)がゲストとお酒を酌み交わしながら本音トークを繰り広げる、現在韓国で大人気のコンテンツです。タイトルの「チャン」は乾杯の音を意味しています。

この動画の中で、イ・ジェリョンは俳優仲間のアン・ジェウク(안재욱)らと共にお酒を楽しそうに飲む姿を披露していましたが、事故の報道を受けて制作陣は動画を即座に非公開(削除)にしました。視聴者からは「飲酒トラブルの前歴がある芸能人を呼んで、飲酒を美化するような放送をすること自体が問題だ」という批判も飛び火しています。

1986年のデビューから約40年。韓国ドラマ界を支えてきた名俳優のこの結末は、あまりにも寂しいものです。ベテラン俳優としての責任と、社会に与える影響力を今一度考え直さなければならない時期に来ているのかもしれません。

皆さんは、長年応援してきたベテラン俳優のこうした不祥事について、どう感じますか? 彼の過去の作品に思い入れがある分、複雑な気持ちの方も多いのではないでしょうか。ぜひ皆さんの率直な想いをコメントで聞かせてください。

出典:https://sports.hankooki.com/news/articleView.html?idxno=6927927

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