■ 亡き妻の母が語った「息子」ク・ジュニョプの献身
20年という長い歳月を経て奇跡の再会を果たし、世界中に感動を与えた「世紀のカップル」を覚えているでしょうか。韓国の伝説的ユニット、クローン(클론 / 1990年代に一世を風靡したダンスミュージックグループ)のク・ジュニョプ(구준엽)さんと、台湾の人気女優ソ・ヒウォン(서희원 / 台湾版『花より男子』のヒロイン・牧野つくし役で知られる俳優)さんの物語です。
昨年2月、ソ・ヒウォンさんが48歳という若さでこの世を去るという悲しいニュースが届きましたが、一周忌を過ぎた今、彼女の母であるファン・チュンメ(황춘매)さんが、娘婿であるク・ジュニョプさんの近況を明かしました。
3月9日、台湾の現地メディアは、ファン・チュンメさんが自身のSNSでク・ジュニョプさんについて触れた内容を一斉に報じました。特筆すべきは、彼女がク・ジュニョプさんのことを「婿」ではなく「私の息子」と呼んでいる点です。
ファン・チュンメさんはSNSで、「息子(ク・ジュニョプ)は風邪をひいているにもかかわらず、いつものように朝食を準備して一緒に過ごしてくれている。彼には本当に感謝している」と綴りました。最愛の娘を亡くした悲しみの中にいる母にとって、ク・ジュニョプさんの存在がどれほど大きな支えになっているかが伝わってくるエピソードです。
韓国や台湾といった儒教的価値観が根付いている地域では、家族の絆を非常に重んじます。特に韓国では、結婚した相手の親を自分の親と同じように大切にすることが美徳とされており、今回ク・ジュニョプさんが見せている献身的な姿は、まさにその理想的な形と言えるでしょう。義母が彼を「息子」と呼ぶのは、もはや血縁を超えた深い信頼関係が築かれている証拠です。
■ 憶測を打ち消す「台湾での生活」と変わらぬ愛
ソ・ヒウォンさんの他界後、一部では「ク・ジュニョプはすぐに韓国へ戻るのではないか」という憶測も飛び交っていました。しかし、ファン・チュンメさんは「彼は今も台湾に留まっている」と語り、それらの噂を否定しました。
彼は今もなお、台北でソ・ヒウォンさんの家族と共に過ごし、亡き妻の面影を守り続けているようです。ファン・チュンメさんは、台北の金宝山(台湾にある有名な墓園)に設置されたソ・ヒウォンさんの記念碑を訪れた際の写真も公開しました。
「台北の天気は悪くなかったけれど、山に登ると雨風が吹き荒れていた。母としての心も苦しくてならない」と吐露しつつも、「今でも多くのファンが花を送り、訪ねてきてくれる」と感謝の言葉を添えています。
日本でも『流星花園 〜花より男子〜(유성화원 / 2001年に制作された大ヒット台湾ドラマ)』のヒロイン、シャンツァイ(牧野つくし)役として愛された彼女の死は、多くの韓流・華流ファンに衝撃を与えました。しかし、彼女が遺した愛は、夫であるク・ジュニョプさんを通じて、今もしっかりと家族やファンの心に生き続けているようです。
■ 映画のような「20年越しの恋」が教えてくれること
二人の愛の軌跡を振り返ると、改めてその尊さが胸に迫ります。1998年に出会い、約1年間の交際を経て一度は別々の道を歩んだ二人。その後、ソ・ヒウォンさんは別の男性と結婚し、二児の母となりましたが、2021年に離婚。そのニュースを聞いたク・ジュニョプさんが、20年前の電話番号を頼りに連絡を取ったことから、二人の時計は再び動き出しました。
2022年3月に入籍を発表した際、ク・ジュニョプさんは「もうこれ以上、時間を無駄にしたくない」という切実な思いを語っていました。二人が夫婦として過ごせた時間は決して長くはなかったかもしれません。しかし、彼女が旅立った後もなお、その母を「息子」として支え続ける彼の姿は、20年前に交わした愛が本物であったことを何よりも雄弁に物語っています。
韓国エンタメ界においても、彼のような誠実で情に厚いキャラクターは多くの後輩やファンから尊敬を集めています。大切な人を失った後、残された家族をどう支えていくか。ク・ジュニョプさんの行動は、悲しみの中にある人々にとって一つの希望の光となっているのかもしれません。
ソ・ヒウォンさんが安らかに眠れるよう、そして残されたク・ジュニョプさんと彼女のご家族が、これからも支え合って穏やかな日々を過ごせるよう、心から願わずにはいられません。
20年という時間を超えて結ばれた二人の絆。形は変わっても、その愛はこれからもずっと続いていくはずです。皆さんは、この家族の物語をどのように感じましたか?ぜひ、あなたの温かいコメントを聞かせてください。
出典:http://www.fnnews.com/news/202603100824261156





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