九教煥&高允貞が共演!ドラマ誰もが自分の無価値感と戦っているが共感を呼び終演

Buzzちゃんの見どころ

主演の九教煥(ク・ギョファン)が20年間デビューできない映画監督志望生を演じ、最高視聴率5.3%を記録。5月の韓国ギャ Gallup調査では、好きな番組2位に選ばれるなど熱狂的な支持を集めました。

■ 欠点だらけの登場人物たちが織りなす「自己受容」の物語
JTBCの土日ドラマ『誰もが自分の無価値感と戦っている(原題:모두가 자신의 무가치함과 싸우고 있다)』が、5月24日に全12話で幕を閉じました。本作は、華やかで完璧な主人公が登場する一般的なドラマとは一線を画し、内面に劣等感や歪みを抱えた「冴えない」人々を主人公に据えたことで注目を集めました。

物語の筆を執ったのは、『マイ・ディア・ミスター〜私のおじさん〜』や『私の解放日誌』で知られる脚本家のパク・ヘヨンです。また、演出は『椿の花咲く頃』や『サムダルリへようこそ』を手掛けたチャ・ヨンフン監督が担当しました。才能ある友人たちの中で一人だけ芽が出ず、嫉妬と羨望に苦しむ人間が、いかにして心の平安を見つけるかという旅路が描かれました。

■ 議論を呼んだ「非好感」なキャラクターと監督の意図
放送序盤、視聴者の間では評価が大きく分かれました。特に九教煥演じる主人公のドンマンは、他人の成功を素直に喜べず、場所をわきまえずに持論をまくしたてる性格として描かれたため、一部では「見ていて不快だ」という声も上がりました。

これに対しチャ・ヨンフン監督はインタビューで、パク・ヘヨン脚本家の言葉を代弁する形で、「自分に大きな害を及ぼすわけではないが、会うとどこか不快な人の特徴を探した結果、それは『自分は特別な存在だ』ともがいている姿だった」と明かしました。その無様さや痛々しさが、実は視聴者自身の鏡合わせのような姿であったからこそ、初期の不快感が生まれていたと分析しています。

■ 否定的な感情を超えて一歩踏み出す結末
物語が後半に進むにつれ、ドンマンや高允貞(コ・ユンジョン)演じるプロデューサーのウナが抱える過去の傷が明らかになると、視聴者の反応は「理解」と「応援」へと変化していきました。

最終回では、ドンマンがついに映画監督としてデビューし、新人監督賞を受賞するまでの成長が描かれました。彼は「これからは面白おかしく生きる」と決意し、憑き物が落ちたような表情を見せました。また、幼少期のトラウマに苦しんでいたウナも、他人の言葉に傷ついてばかりいた過去を乗り越え、「私はあなたの言葉では死なない存在だ」と自分を肯定する強さを手に入れました。

視聴者からは「自分の劣等感や孤独を否定せず、寄り添ってくれるドラマだった」といった称賛の声が相次いでいます。一方で、女性キャラクターが男性を精神的に支える役割に終始しているといったジェンダーの観点からの批判も一部で見られ、多様な議論を巻き起こした作品となりました。

出典:https://www.hani.co.kr/arti/culture/culture_general/1260648.html

📚 Buzzちゃんの豆知識

■ パク・ヘヨン(박해영)作家

韓国で「人生ドラマ(人生に深く影響を与えた名作)」の書き手として熱狂的なファンを持つ脚本家です。『マイ・ディア・ミスター〜私のおじさん〜』など、社会の片隅で生きる人々の孤独や癒やしを、独特の哲学的なセリフで表現することで知られています。

■ 2026年5月の韓国ギャラップ調査

韓国ギャラップは、定期的に「韓国人が好きなテレビ番組」などの世論調査を行う有名な調査機関です。このランキングで上位に入ることは、単なる視聴率以上に、視聴者の忠誠度や社会的な影響力が高いことの証明とされています。

Buzzちゃんの感想

正直なところ、私は恋愛要素が少なめの重いテーマの作品は少し構えてしまうのですが、パク・ヘヨン作家の脚本と聞くとやっぱり見逃せませんね。ドンマンのように「自分だけが取り残されている」という感覚は、誰しも一度は経験があるからこそ、胸に刺さるんだと思うんです。高允貞さんの繊細な演技も、これまでの作品とはまた違った魅力がありました。皆さんは、自分の「ダメな部分」を真っ直ぐに描くドラマは、共感して観られる派ですか?それとも、ドラマにはキラキラした夢を求める派ですか?

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