パク・ジフンとユ・ヘジンが起こした奇跡!映画王と生きる男が2026年初の観客1000万人超えを達成

韓国映画界から、またひとつ新たな金字塔が打ち立てられました。韓国の大手コンテンツ制作会社「SLL(韓国を代表する放送局JTBC系列の制作スタジオ)」が、映画「犯罪都市4(범죄도시4)」に続き、最新作「王と生きる男(왕과 사는 남자)」で2026年最初の「1000万映画」を誕生させたというビッグニュースが飛び込んできました。

韓国映画振興委員会の集計によると、映画「王と生きる男」は去る3月6日、累計観客数1000万人を突破しました。これは、2024年上半期に同社のレーベルが制作したマ・ドンソク主演のアクション映画「犯罪都市4」が1150万人を動員して以来、約2年ぶりの快挙となります。

日本のファンの皆さんの中には、「1000万人ってそんなにすごいの?」と思う方もいるかもしれません。実は韓国において「1000万映画(チョンマンヨンファ)」という称号は、単なるヒットを超えた、国民全体の5人に1人が見たという「社会現象」の証なのです。日本で言えば、興行収入100億円を大きく超えるような、誰もがその話題を口にする超大作といえるでしょう。

この「1000万神話」を再び成し遂げたSLLとは何者なのか、そしてなぜこの映画がこれほどまでに韓国人の心を掴んだのか、その魅力を深掘りしていきましょう。

■「重い史劇」を「笑いと感動」に変えたマジック
映画「王と生きる男」の舞台は1457年。朝鮮王朝時代の悲劇的な歴史として知られる、若くして流刑となった先王「イ・ホンウィ(端宗)」と、彼を守ろうとする村長「オム・フンド」の物語を描いています。

歴史に詳しい方ならご存知かもしれませんが、端宗(タンジョン)は叔父によって王位を奪われ、非業の死を遂げた悲劇の幼君です。本来であれば涙なしには見られない重苦しいテーマですが、メガホンを取ったチャン・ハンジュン(장항준)監督は、ここに特有のユーモアと鋭い演出を加えました。

チャン・ハンジュン監督といえば、バラエティ番組でも活躍するユーモアたっぷりの人柄で知られていますが、作品作りにおいては「面白さとメッセージ性」を両立させる天才です。今回の作品でも「史劇(サグク:韓国の時代劇)は難しくて堅苦しい」という若者の偏見を打ち破り、現代人でも共感できる「人間愛」をテーマに据えることで、10代からシニア世代まで、幅広い層を劇場に呼び込むことに成功しました。

■「信じて見る」ユ・ヘジンと、新星パク・ジフンの化学反応
この大記録を支えた最大の要因は、なんといっても主演二人の圧倒的な演技力とケミストリー(相性)です。

まず、村長オム・フンドを演じたのは、日本でも「タクシー運転手 ~約束は海を越えて~」や「コンフィデンシャル」シリーズでおなじみのベテラン、ユ・ヘジン(유해진)です。韓国では「信じて見る俳優(出演作なら間違いないという信頼)」の筆頭に挙げられる彼が、今回は真面目さと人情味あふれるキャラクターを熱演。彼の深みのある演技が、物語にどっしりとした安定感を与えました。

そして、その対戦相手ともいえる若き王、イ・ホンウィを演じたのが、元Wanna One(ワナワン)のメンバーであり、現在は俳優として目覚ましい活躍を見せるパク・ジフン(박지훈)です。

パク・ジフンといえば、その愛らしいルックスから「ウィンク王子」として親しまれてきましたが、近年はドラマ「弱気なヒーロー Class1」などで見せた狂気的なまでの集中力が高い評価を受けています。本作でも、運命に翻弄される若き王の孤独と気高さを、震えるような繊細な感情演技で見事に表現しました。アイドル出身という枠を超え、いまや「韓国映画界を背負う若手エース」としての地位を不動のものにしました。

■「マルチレーベル戦略」が生んだ、制作の自由度
今回の成功の裏には、制作会社SLLの巧みな戦略もあります。SLLは、複数の制作会社(レーベル)を傘下に収める「マルチレーベル体制」をとっています。これは、日本で言えば大手出版社が複数の編集部を持ち、それぞれが自由に個性を競い合うような形です。

各レーベルが持つクリエイティブな自由を尊重しつつ、SLL本体が強力なネットワークと資金でバックアップする。この体制があったからこそ、「犯罪都市」のような骨太なアクションから、今作のような深みのある歴史ヒューマンドラマまで、ジャンルを問わず質の高い作品を継続して生み出すことができたのです。

「韓国映画はアクションだけじゃない、歴史ドラマもこんなに面白いんだ!」ということを改めて証明した「王と生きる男」。この熱狂は、近く日本にも届くはずです。

悲劇の歴史を背景にしながらも、最後には温かい涙が流れる本作。皆さんは、パク・ジフンの演じる「悲劇の王」と、ユ・ヘジンの「人情味あふれる村長」、どちらの姿が気になりますか?「この二人の共演、早く日本のスクリーンでも観たい!」と思った方は、ぜひコメントで熱い期待を教えてくださいね!

出典:https://www.gukjenews.com/news/articleView.html?idxno=3522685

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